業界人が認めた 愛すべきクソ台オブ・ザ・イヤー2017〜パチンコ編〜

2018/01/03

特集

  • pachi_kuso_2017

    パチンコ&スロットを愛する業界人たちが、ため息混じりに今年のクソ台を選出。とはいえパチンコ&スロットに対して並々ならぬ愛を注ぐ彼ら。愛が偏りすぎて、何を仰っていやがるのか解せない感は否めないが、これから彼らが選出した愛すべきクソ台つまりは、彼ら的に「バカ可愛い」機種を発表したいと思う。

    上半期ノミネート

    まず、豊丸産業から1月に導入された問題作『CR豊丸とソフトオンデマンドの最新作』

    肩こりのパチンカーにオススメしたいハンディーマッサージャーを搭載。ダンシングベイビーを彷彿とさせる水着のオネーチャンの役モノの腰つきは、鈴木奈々を遥かに凌駕しており刺激的で衝撃的だと絶賛された。
    しかし、問題は出演者。男性陣一同が口を揃えたのは「女優陣のレベルが低い」という点。それが顔面偏差値のことなのか、演技のことなのかわからないが、いつも見ている彼女たちとのギャップに何か疑問を抱いたことは確かである。

    続いて、Daiichiから3月に導入された『CRパチンコおそ松さん』

    お腐り気味の女子たちが熱を上げまくった化物コンテンツ『おそ松さん』。ホームページはかなりの熱の入れようで、ファンが軽く引くほどの数のアプリを作成しまくるなど、話題を振りまこうとしていたのだが見事クソ台にノミネート。その理由は「筐体のシュールさ」。おそ松さんの世界観をまさかのドラム式で表現するという豪腕、そして「声で映像を想像しろ」といった斜め上すぎるドSっぷりがファンをドン引きさせてしまった。

    3月にマルホンから導入された『CR沖7』にはある意味、度肝を抜かれた。

    『マルホン』がついに本気を出したと言われる『沖7』だが、ゲーム性は『沖ド◯!』ママ。「ここまでリスペクトするのは逆に清々しい」と業界人の一人は深く頷いていたが、おそらく疲れていたのだろう。この動画は「ジャ◯ネットとド◯キを足して2で割ったような」仕上がりになっており、若干ぶれているところがなんともマルホン臭がして、これはこれでいいと思う。

    ジェイビーから6月にリリースされた『CR新夏祭り』

    クソ台というよりも、初代のリメイクとして登場したのに、まさかのバージョンダウン。夏祭りファンとしては残念極まりない、と驚くほどフツーに肩を落としていたため、掛ける言葉が見つからなかった。

    下半期ノミネート

    サンセイR&Dから7月にリリースされた『CR牙狼 GOLDSTORM翔』

    人気機種に間違いはないのだが、「筐体にお金をかけ過ぎてる割に、中身が伴っていない」との声が。やっぱり初代の出玉スピードが忘れられないとしつこく&熱く語る、軽く面倒くさい業界人もいたのでそこは潔くスルーさせて頂いた。

    そして、導入前からクソ台臭い満載だったのが11月SANKYOよりリリースされた『CRフィーバーLADY GAGA』

    「新しいことをやろうとしているのは評価するが、残念なポイントが散見される」、「ガガじゃなくて、変なおばちゃんの吹き替えボイスが出てくるのが残念」、「ポスターが怖くて、娘と俺が泣いた」との声が上がった。

     

    クソ台オブ・ザ・イヤー2017

    2017年のクソ台オブ・ザ・イヤーは以下の通りである。

    第3位 豊丸産業『CR豊丸とソフトオンデマンドの最新作』

    第2位 マルホン『CR沖7』

    第1位 Daiichi『CRパチンコおそ松さん』

    今年の主なクソ台候補が上がったのだが、振り返ってみると上半期にクソ台が固まった印象がある。
    おそ松さんに関しては、「他の台として開発していたものを、おそ松の波に乗るために無理矢理くっつけた」疑惑さえ浮上した。

     

    今回紹介した『愛すべきクソ台たち』をホールで見かけた際は、生暖かい目で見守ったり、打つ際は台パンせずにハンドルを愛でるように愛していただきたい。

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