【取材】元パチプロがオーナー! スロットで遊べるバーに行ってみた

2019/02/15

特集

  • b6_00
    週6でお酒を嗜むP-Summa編集部員です。私は基本的に笑い上戸なので、アルコールが入れば大抵の遊びは、楽しさが倍増するのでございます。さすがに酔っ払った状態でホールには行けないので、試したことはないんですが、ほろ酔い気分でスロット打ったらメッチャ楽しそうとは常々思っておりました。

    そんな私を見かねてか、先輩編集部員から耳寄りの情報が! なにやらこの世界には、「スロットバー」なるものが存在しているらしいのです……!
    なにその最強の組み合わせ!? どんな機種が置いてあるのか、気になります。しかも、そんなお店のオーナーなら、パチ&スロ話に花を咲かせることもできるんじゃ……ってことで、プライベートで行く前に、まずは取材を申し込んでみました!

    蒲田のスロットバー「B/65536」に到着!

    b6_01
    スロットバー「B/65536」は、蒲田駅西口から徒歩3分。
    いや~、スロットバーというから、どんな場所なんだろうと思っておりましたが、オシャレ空間ですね~。ここはスロットバーであるとともに、スポーツバーでもあるとのこと。なので、ユニフォームも飾られています。野球やサッカーを大型スクリーンで観戦可能で、予約をすれば貸し切りパーティーもできるそうです。

    b6_02

    今回、取材に応じて頂いたのはオーナーのすえってぃーさん(画像 右)。実はこのお方、元パチプロ! 当時は弟子入り希望者が何名もいたほどの凄腕で、その界隈ではプロの鏡と一目置かれていたのだとか! 左に写っていられるのは、バーテンダーの設楽さん(自称養分スロッター)で、すえってぃーさんとは高校の同級生とのこと!

    スロットバーのオーナーな訳ですから、スロ好きだとは予想しておりましたが、まさかのカリスマ登場! これは面白いお話が聞けそうです!

    現在の設置機種は?

    b6_03
    「B/65536」では、定期的に機種を入れ替えており、現在(2019年2月初旬)のラインナップはこちら!

    b6_04

    『パチスロモンスターハンター月下雷鳴』に『SLOT魔法少女まどか マギカ』、『ミリオンゴッド‐神々の凱旋‐ 』など、ホールからの撤去が近づいている人気機種。

    b6_05

    今ではほとんど打てない『新鬼武者 2010年』に熱狂的なファンもいる『マジカルハロウィン5』、そして4号機の『インディジョーズ2』。

    全体的に、今でもホールで稼働中の人気機種が多いですね~。
    それもそのはず、機種のラインナップにはコンセプトがあり、現在の設置は、現役スロッターが好きな台!
    以前には、4号機の「ゴルゴ」や「ハナハナ」を設置して、30代~40代のお客様が昔を懐かしむといったコンセプトにしたこともあったのだとか。機種入れ替えなどの情報は、お店公式Twitterでお知らせされるそうです。

    今後、導入を検討している機種について尋ねると、「バジリスク絆」や「聖闘士星矢 海王覚醒」、4号機の「ディスクアップ」とのご回答。
    機種選びの際は、お客様からのリクエストに応えたり、知り合いの現役スロッターに相談したりといった感じで選定しているとのこと。お客様により楽しんで頂けるよう、いろいろと考慮されている訳ですね!
    ちなみに「マジハロ5」は、1人の熱狂的なお客様のリクエストに応えて導入したのだとか。
    設置されている機種は衛生面を考えて、コイン不要機で統一。全台設定6で遊ぶことができ、モーニングが仕込まれることも!

    お酒を嗜みつつ、純粋にスロットを楽しむ……ここはそんな夢が叶うお店ですが、そもそもとして、なぜお店にスロットを置くことにしたのでしょうか?

    スロットバー「B/65536」誕生秘話

    b6_06
    前述の通り、ここのオーナー・すえってぃーさんは元パチプロ。現役時代から、将来的にはスロットとスポーツ観戦を楽しめるバーを経営したいと考えていたそうです。
    実はこのお店、前オーナーの時代からスロットと大型スクリーンが設置されており、すえってぃーさんはお店を引き継いだ2代目オーナー。開店資金も貯まったころ、運命の巡り合わせのように前オーナーと出逢い、修行期間を経て、2014年に「B/65536」を立ち上げました。

    その際、65536という店名も引き継ぎ、2代目を意味するBを加えて、「B/65536」。Bはすえってぃーさん最愛の機種『B‐MAX』をオマージュしたそうです。ちなみに、/65536はパチスロのフリーズ確率。前オーナーも相当なパチスロ好きだったに違いありません!

    さて、ここで私も一瞬フリーズしました。
    さらっと言いましたが、開店資金を貯めた……? スロットで!?
    恐る恐るどれくらい稼いでいたかを聞いてみると、なんとなんと、生涯収支プラス1億円オーバーとのこと! ちょっと、その話、詳しく聞かせてください!!

    1億円稼いだパチプロ時代!


    すえってぃーさんが現役だったのは、2001年~2010年の間で、当時の年収は1000万円を超えることもあったってマジですか……。
    4号機時代に打ち込んでいた機種は、『キングパルサー』や『大花火』、初代・北斗こと『PACHISLOT 北斗の拳』、そして最愛の『B‐MAX』など。行くお店はマイホ1店のみで、基本的には設定狙い。

    5号機時代によく打ったのは、エヴァシリーズの「~まごころを、君に~」、「~約束の時~」、「~魂の軌跡~」や『スパイダーマン2』。あと、『パチスロ北斗の拳 転生の章』だけは、「あべしステム」に驚き、プロ稼業を復活させて打ち込んでいたのだとか。

    行くお店は1店のみなので、自ずと店員さんと仲良くなるそうですが、当然のことながらフェアプレイで勝負していて、店員さんによる設定示唆は一切なく、台に張り付くようなハイエナ行為も皆無。それどころか、マナーの悪い人を注意するなど、ホールの治安を守っていたとのこと。なんだか凄い話です……! その結果、プロの鏡と称されるようになり、店員さんだけでなく、常連の方からも信頼されるようになったそうです。

    ほかにも、数々の伝説的なエピソードをお聞きしたので、特に私が感銘を受けたものをすえってぃー語録とともに紹介したいと思います。

     
    すえってぃー語録①
    「きちんと納税をしていれば、パチプロ(専業)も立派な“職人”だ」
    これはお店に来られる若いパチプロ(専業)の方に伝えている言葉のひとつ。個人事業主として自らの屋号を持って、技術でお金を稼ぎ、きちんと納税しているなら、それは職人と変わらない、という意味です。
    こう言うと、「はぁ……?」という反応が返ってくることも多いそうで、実際にすえってぃーさんも、現役時代にスロットでの収入で納税をしていた当初は、まわりの仲間に不思議に思われることも。
    しかし、「パチプロ(専業)と名乗るのなら、自身の職業に誇りを持てるよう、ひとりの社会人として納税をする」といった生き方は、次第にパチスロ仲間だけでなく、いろんな方面の方々に評価されていきました。
    私のまわりにも少なからず専業の知り合いはおりますが、ここまで考えて打っている人は、多分居ないですね……。すえってぃーさんが抱いているそのまっすぐな“信念”が、多くの人を惹き付け、現在の「B/65536」の繁盛につながっているのでは? と感じざるを得ません。

     
    すえってぃー語録②
    「データカウンターが無くても洞察力があれば勝てる」
    すえってぃーさんのマイホにはゲーム数が分かるデータカウンターがなく、大当たり回数のみが表示される仕様でした。しかし、遊技中も常にまわりの状況に気を配っていたので、どの台がどれほど回されたかは、感覚で分かったそうです。自分の打っている台が低設定だと見定めたら、捨てられた台を吟味。表示されている大当たり回数から合算を導き設定推測を行ったり、ストック機であるならば残りのストックを予想したりしていたとのこと。
    だったら、ゲーム数が表示されるデータカウンターがあるホールに行けばいいのでは……? と思いますが、そのお店はそういう仕様なので、ほかのパチプロが寄り付かなかったそうです。つまり、立ち回りの上手い同業者が居ない分だけ、高確率で高設定や残ストックをねらい打てると……! まさに優れた洞察力がなせる技ですね!

     
    すえってぃー語録③
    「僕は1人で戦っている」
    昔はすえってぃーさんも、仲間とともにホールに行っていたそうですが、自分のお店を持つためにもっとお金を稼ごうと決意したとき、1人で戦うことを決めたそうです。と言っても、仲間との縁を切ったわけではなく、交流や情報交換などは以前と変わらずに行う。しかし、ホールに行くときは常に1人。
    どういうことかと言うと、高設定台は数が限られているので、仮に設定6が1台しかないホールに3人で行ってしまったら、たとえ1人が6を掴もうとも、残り2人は低設定を打つケースが増えてしまう。
    ならば、3人それぞれが別のホールに向かい、各々が高設定台を狙ったほうが、より勝てる、という意味です。
    この言葉は、俗に言う「軍団」のスロッターにかけることが多いそうですが、もちろん説教をするわけではないとのことなので、ご安心を(笑)。

    ちなみに高設定台の狙い方は、ホールでの地道な情報収集と仲間との情報共有、そこからデータを分析して、お店ごとの癖を見抜くとのこと。多分、それらの作業の精度が桁外れに高いから、高設定を掴めるんでしょうね……私には到底できないっす。

     

    ということで、蒲田のスロットバー「B/65536」に行ってまいりました! オーナーのすえってぃーさんのパチ話はとても濃く、ここでは書ききれなかったエピソードがまだまだ沢山あります。
    すえってぃーさんと設楽さん、仲の良いお二人が醸し出すアットホームな雰囲気はとても魅力的で、ここでお酒を嗜みつつ打つスロットは、間違いなく至高の時間となるはず! 今度プライベートでも伺ってみたいと思います!

    P-Summa編集部

| TOP |