【取材】上野のスロゲーセン「DEN DO~殿堂」でレトロ台打ってみた

2019/04/24

特集

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    巣鴨の「ライズ」でスロゲーセンの魅力を知り、桜木町の「ノスタルジア」ではミッションビンゴというイベントに挑戦するなど、スロゲーセンでの遊び方にもだんだん慣れてきたP-Summa編集部員です。
    複数の店舗を取材させていただくうちに、スロゲーセンはただ古い機種が置いてあるゲームセンターというわけではなく、お店ごとにいろんな個性があるということがわかってきました!

    今回はそんなスロゲーセン取材の第3弾! JR上野駅、不忍口を出てすぐのところにある「DEN DO~殿堂」に行ってきます! 実はこのお店、高架下にあるんです。周辺には昼から営業している飲み屋があったり、隣の通りはアメ横だったりと、なかなかディープなエリア。
    遊技レポートの前に、まずは店長さんのインタビューからお届けします!

    「DEN DO~殿堂」誕生秘話!?店長さんにインタビュー

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    ――本日はよろしくお願いします! 早速ですが、「DEN DO~殿堂」を立ち上げたきっかけは何ですか?

    4号機から5号機への切り替えの際、出玉など色々難しくなるのが見えたので、2008年からゲームセンターに業態変更しました。

    ――このお店も元々はホールだったんですね。ホールとしてはいつからあるんですか?

    1993年頃だと思います。パチスロ専門店になったのは2006年からで、それまではパチンコも置いていました。電車の振動で玉がいい感じに入っていたかもしれません(笑)。

    1号機~3号機も設置! レトロ台へのこだわりとは?

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    ――4号機時代にスロゲーセンに移行したということは、1号機~3号機は置いてなかったってことですよね?

    はい。なので、新たに購入しました。レトロ台は40代~50代のお客様に人気があるので、5号機を入れ始めてからも1号機~3号機は使い続けています。

    ――ちなみに1号機~3号機で特に人気の機種は何ですか?

    「アラジン2」ですね。さきほどもお客様が打たれていました。

    ――では、5号機を入れ始めたのはいつからですか?

    6年ぐらい前からです。5号機も初期の台は、もうホールで打てませんからね。

    ――今後、6号機を入れる予定はありますか?

    今はまだ6号機のリクエストはいただいていませんが、今後の人気と値段とリクエスト次第かなと思います。

    ――6号機だと、「リゼロ」とか人気ありますが、お値段も高いですからね(笑)。店長さんご自身は、いつ頃パチスロを始められたんですか?

    4号機からです。私が打ち始めたのは「大花火」からで、AT機が登場してからも、Aタイプをよく打っていましたね。

    ――ということは、3号機以前は未知の世界ってことですね。

    はい。ですから、1号機~3号機については、詳しいお客様からリーチ目や面白さを教えていただきました。

    「DEN DO~殿堂」の人気機種をご紹介!

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    ――今の「DEN DO~殿堂」で人気の機種は何ですか?

    5号機だと「凱旋」、「番長3」、「まどマギ2」あたりですね。

    ――「まどマギ」、初代より2なんですね。ちょっと意外です(笑)。

    設定6なら打ちたいという方が多いみたいです。あとはアミューズメント仕様の「ラブ嬢」とか、4号機の「旋風の用心棒」あたりが人気です。定番の「バジリスク絆」も一時期は予約が埋まるほど人気でしたが、最近は落ち着いてきました。歴代一番人気は「大花火」ですね。

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    ――では、現在までに出玉が爆裂した機種で、印象に残っているものはありますか?

    アミューズメント仕様「ラブ嬢」の“設定7”で57000枚という記録があります。「ラブ嬢」の設定7はコンスタントに25000枚ぐらい出ますね。一般仕様だと、4号機の「ミリオンゴッド」・「サラリーマン金太郎」、あと「ハクション大魔王」あたりがよく出ています。

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    ――今設置していない中で、注目している機種はありますか?

    5.9号機の「ディスクアップ」です。ホールに行くといつも埋まっていますよね。今は高くてなかなか買えませんが、お客様からのリクエストは多数いただいています。目押しの練習をしたいとか、データを取りたいという方が多いようです。

    ――設置機種は主にリクエストで選んでいるんでしょうか?

    そうですね。リクエストと人気と話題、あとはその時の価格次第という感じです。

    ――今日ちょうど「猛獣王」(4号機)復活というポスターが出ていましたが、これは6号機の「猛獣王」を意識してのことですか?

    いえ、そういうわけではありません(笑)。うちだと何故か「猛獣王」が故障しがちで、修理しながら使っていたんですが、いよいよ修理が効かなくなったので、買い替えたんです。

    ――そうだったんですか(笑)。古い機種だと故障も多そうですね。

    メンテナンスは気を遣いますね。基板に付いているコネクターの裏のハンダが剥がれてダメになったり、電源を入れっ放しにするとショートして基板そのものがダメになったりするので、慎重に手入れしています。

    豊富なサービスメニューに一流の接客!

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    ――いろいろなサービスメニューがありますが、お客様はどんな遊び方をされていますか?

    3000円の「遊び放題」を選ばれる方が多いです。また、ポイントを貯められた方へは、2000円遊び放題チケットやご予約の際のポイントが無しになるプレミアムチケットを進呈しています。

    ――あと気になったのは、店内ポスターで「GW中は遠方からいらっしゃるお客様のために台予約受付をしません」とありましたが……。

    そうですね。ありがたいことに長期休暇になると、この近くでホテルを借りて連日来店されるお客様もいらっしゃいますので。

    ――遠方のお客様も大切にされているんですね!

    遠くから来られたのに、目的の台が打てなかったら申し訳ないので、微力ながらこのような配慮をさせていただきました。常連様にも気持ち良く遊んでいただきたいと思っていますので、店員たちには常連様のお顔とお名前は一致させるよう指導しています。もちろん、一見様も大切ですので、笑顔と元気な声は徹底させていますね。

    ――感じの良い店員さんばかりだなと思ったら、教育に力を入れていたんですね。本日はお忙しい中ありがとうございました! この後、90分1000円の「時間打ちプラン」で遊ばせていただきます!!

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    3号機『コンチネンタル3』遊技開始!

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    せっかく古い台があるので、今回は5号機世代の編集部員が3号機の初打ちに挑戦します!
    メーシーの『コンチネンタル3』(1990年)に着席。

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    付属の説明書をチェック。ふむふむ、「7」・「箱7」の一直線揃いが基本のリーチ目なんですね。

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    あっ、早くも7と箱7が一直線に揃いましたぞ!?

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    が! 15枚役が1回だけ揃い、ボーナスは揃わず困惑。あれ、私のボーナスはどこへ……? この後2回ほど同じように困惑してやっと理解しました。リール左上に書いてあるように、7・箱7・箱7はリーチ目ではなく「シングルボーナス」だったんですね。

    普段配当表なんて見ないからしょうがない! と、自分をかなり甘やかしつつ、持ち玉を一回おかわりしたその直後!

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    出ました! 今度こそリーチ目ですよね……?

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    揃ったー! いい音!!シングルボーナスで困惑した分、喜びもひとしおです。さて、「セブンラッシュ」というものも引いてみたかったのですが……。先ほどのインタビューで人気台とお伺いした『アラジン2』が空き台になったので、出玉を持って移動します!

    3号機『アラジン2』遊技開始!

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    サミーから1991年に登場したという「アラジン2」。デザインがTHEレトロ台って感じでステキです。

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    マックスベットボタンは存在せず、ベットボタンを毎ゲーム3回押します。

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    左リール上段にチェリー。この場合、2枚の払い出しが「上段横ライン」と「左上から右下への斜めライン」の2ヶ所で揃ったので計4枚の払い出しということですね。1枚ずつベットしているのもあってか、これぞ「スロットマシン」という感じがします。

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    あっ!? 適当押しでバーが揃ってしまいました。REGボーナス獲得!

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    さらに、わずか9GでBIGボーナスも! 調べたところ、この時代のBIGは「最長30Gの小役ゲーム中にREGが3回成立する」という構造で、BIG中のREG突入契機が「JAC IN」。5号機でも一部の機種でJACによる獲得枚数変動型のBIGが搭載されていますが、その源流はここにあったんですね。

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    ボーナス後、やたらとシングルボーナスが揃うようになりました。噂の集中役「アラジンチャンス」に入ったってことでしょうか?

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    その後も1桁Gでボーナスが連チャンし、あれよあれよという間に2000枚オーバー! 恐るべき瞬発力……! わずか90分の遊技で、大きなドル箱が2つも満タンになるとは思っていませんでした。

    店長さんによると、4号機以前の台を打つのは、当時のユーザーがほとんどとのことでしたが、5号機世代の編集部員でも新鮮な気持ちで楽しむことができました! 液晶演出どころかランプ告知もなくボーナスが揃うのはなかなか刺激的です。今度は「コンチ3」のマニアックなリーチ目を察知したり、「アラジン2」のスベリを感知したりしてみたいですね。

     

    ということで、「DEN DO~殿堂」に行って参りました! 平日昼間にもかかわらず、店内は大勢のお客様で賑わっており、中には連れ打ちデートらしき男女の姿も……(うらやましい)。人気機種の見極めはもちろん、接客に力を入れてお客様を大事にしていることも繁盛の秘密だろうとお見受けしました!

    P-Summa編集部

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