【圧倒的】ダイナムの店舗数がヤバイ件

2017/05/27

ホール情報

  • dynamt2905
    日本一店舗数の多いパチ屋グループはどこなのか? それは「ダイナム」。4月末、業界初の400店舗を達成した。

    400店舗達成

    ホール企業大手のダイナムは4月29日に千葉県、栃木県、岩手県、大分県の4県に5店舗を同時出店し、業界初の400店舗を達成した。

    出典:遊技通信web
    4月29日の5店舗同時出店で404店舗に到達。ダイナムジャパンホールディングスグループとしての経営ホールは450店舗にまで拡大した。ちなみに「全国400店舗」というと、「ドミノ・ピザ」や「丼丸」などが挙げられる。

    店舗数ランキング

    順 企業名 屋号 店数
    1 ダイナム ダイナム 444
    2 マルハン マルハン 321
    3 ガイア ガイア 167
    4 アンダーツリーグループ キコーナ 109

    出典:【2017年版】パチンコチェーン店舗数ランキングまとめ
    2016年末時点で、ダイナムが圧倒的1位。5位以下は3桁を割る。現状、ダイナムとマルハンがツートップで君臨しているのである。

    全国の店舗数


    今年1月、全日遊連の組合加盟店舗が10000店舗を下回った。廃業・休業に追い込まれるホールが多数ある一方で、ダイナムはなぜ店舗数を伸ばし続けることができるのだろうか?

    低貸しメイン

    ダイナムには、4円パチンコ・20円スロットをメインとする「ダイナム」。1円パチンコ、5円スロットなどの低貸玉営業をメインとする「ダイナムゆったり館」。さらに「気軽で楽しいコンビニパチンコ。そして健康対策」をコンセプトにした低貸玉営業、完全分煙・防音対策を施した「ダイナム信頼の森」の3種類の店舗形態があります。

    出典:(株)ダイナム
    公式サイトによると、2017年4月30日現在、「ダイナム」が171店舗、「ダイナムゆったり館」209店舗、「ダイナム信頼の森」24店舗。低貸しメインの店舗が全体の半分以上を占めている。

    低貸しの戦略

    【低単価パチンコ店のローコストぺレーション】
    低単価パチンコ(「ゆったり館」と「信頼の森」)は売上単価が低い分、とにかく低コストで回そうと頑張っている。
     1.店舗あたり「人件費」が異なる
      ふつうのダイナム:約170百万円/店舗
      ゆったり館:約100万円/店舗
      信頼の森:約80百万円/店舗
     2.店舗あたり台への設備投資コストを大きく抑えている
      高貸玉の1/2~1/3程度 
      「ふつうのダイナム」の中古台を使用している、または、同じ機種の使用期間が長い
     3.広告宣伝費も大きく抑えている
      高貸玉の1/2~1/3程度
     4.一方、ブランドによって変わらないコストもある。
      ⇒水道光熱費/賃借料/G-pirze関連コストなどの固定費

    出典:中国で働く日本人会計士の財務分析ブログ
    低貸しはユーザーが低コストで遊べる分、ホールに入ってくる売上単価も低い。人件費や設備投資、広告宣伝費などを抑えることによって、利益を上げる工夫をしているようだ。

     

    世に「低貸し」が登場したのは2006年のこと。当時、ここまで低貸しが増えるとは誰が予想しただろう。業界No.1グループの半分以上が低貸しメインという状況を見ると、今後、低貸しのシェアはますます高まっていくのかもしれない。

    TOP:YouTube

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