【山佐】6号機初のCT機「ザクザク七福神」が出るようです

2019/02/07

パチスロ速報

  • ct0205
    6号機に新しいゲーム性が登場!? ATが復活し、その純増枚数の多さが注目されていた6号機だが、今度山佐から出る「ザクザク七福神」は「CT」なるものを搭載しているらしい。5号機世代にはあまり耳慣れない言葉だが、実は4号機時代から存在するものなのだとか。古くて新しい「CT」とは一体何なのか?

    CT=チャレンジタイム

    本機はボーナスとCT(チェレンジタイム)がループするゲーム性に、CT中の区間移行タイミングという戦略的要素が絡んで、プレイを絶妙に面白くするのが特徴だ。

    CTは最大100ゲーム継続。2種類の区間搭載(保障区間or維持区間)で区間移行タイミングはプレイヤー次第となっている。

    ボーナスは合成確率約99分の1。ビッグボーナス終了後は50%以上でCTに突入。CT中のボーナスは必ずCTに再突入する仕様となっている。

    出典:パチンコ業界ニュース
    CTとは「チャレンジタイム」という意味らしい。山佐の新台『CTザクザク七福神』は最大100GのCTを搭載。ボーナス合算が設定1でも1/99ということだから、CT最大で確率分母まで回せるということになる。かなり甘そうな印象だが、よくある「ボーナス後のRT」とは何が違うのだろうか?

    RTと似ている?

    CTは保証区間、維持区間で構成される。
    保証区間からスタートし保証区間はベル3回入賞で維持区間に移行
    ※保証区間内に右上の福助ランプ点滅時は左リールにBAR図柄狙い。
    維持区間はベル1回入賞で終了するが、技術介入でベルをはずす事が可能
    逆押しナビ発生時に逆押し、左リール中・下段に赤7を2コマ目押しでベル外し
    77G消化時に維持区間に滞在していた場合は23G間ベルハズシ不要のご褒美タイム突入となるが77G消化時に保証区間に滞在していた場合はその場でCT終了

    出典:スロット解析情報~すろかい~
    持ち球を減らさずに次のボーナスが狙える、という意味ではRTと似ている。アクロスの『ハナビ』は移行リプレイ成立で「花火チャレンジ」終了→「花火ゲーム」20G固定だったが、こちらはベル3回入賞で「保証区間」が終了して「維持区間」に移行し、維持区間はベル1回入賞で終了。逆押しナビ発生時、左リール中・下段に赤7を押すことでベルを回避できる。維持区間中にベルをハズして延命させるという仕組みのようだ。
    77G消化時に維持区間にいれば残り23Gはベルハズシが不要となり、計100Gで完走となる模様。

    技量によって打ち分け可能

    2コマ目押しに自信が無いという方には保険ハズシがお勧め。目押しレベルに合わせて1〜3回目の順押しナビ時に逆押しで左リール中・下段に赤7を狙えばOK。

    ただし、保証区間のまま77G消化すると追加の23Gが得られずCTが終了してしまうので外し過ぎには注意。

    出典:ちょんぼりすた
    CT中、1~3回目のベル成立時は順押しナビとなるが、この時に逆押しでベル回避をしておけば、維持区間に移行しない。維持区間は1回の逆押しミスで終了となってしまうので、目押しに自信のない人はこの「保険ハズシ」をしておくのも一つの手である。ただ、保証区間のまま77Gを迎えてしまうとご褒美の23Gが貰えないというリスクもある。

    新演出「スベリコマ表示システム」

    演出面ではスベリコマ表示システムを搭載した。これはリール下の中央にあるナナセグ表示機で各リールのスベリコマ数を表示させる機能。例えば、同じ出目でも4コマスベレばアツいといった出目の法則をセグで示唆することで、出目の楽しさを新しい形で表現している。

    出典:『遊技日本』
    通常時は「スベリコマ数をナナセグで表示する」という新しい演出を搭載。同じ出目でもスベリ数によってアツさが違ったりするらしい。スベリを感知できないライトユーザーでも出目を楽しむことができそうだ。ちなみに本機に登場するキャラクターは、2006年にリリースされた『CRすーぱー福の神』の下パネルに居た女の子を起用しているらしい。よく引っ張り出したものである。

    設定1でもフル攻略で100%越え?

    「ライターA」:6号機でCT(チャレンジタイム)を復活させた話題作ですね。ボーナス+CTタイプ。ボーナスはBIGボーナス(最大150枚)、REGボーナス(約40枚)となっています。

    CTは技術介入不要の『保証区間』と、技術介入が必要な『維持区間』という2つの区間があり、移行タイミングを図りながらプレイする感じです。

    そこで目押しを駆使して枚数を獲得しながらゲーム数の完走、ボーナスを目指すというシステムですね。BIG 終了後の50%でCTへ突入します。

    「開発K」: BIG消化中やCT中にも出玉率をアップさせる技術介入要素があります。出玉率は設定1フル攻略で『101%超え』。確かに甘めのスペックです。

    出典:GJ
    CT中の他にBIG消化中も技術介入要素アリ。予告音発生時に左リール赤7 ot 青7の2択の9枚役が成立しており、中リール中段に青7をビタ押しすることでどちらが成立しているか見抜くことが可能。技術介入を駆使してフル攻略すれば、機械割は設定1でも101%を超えると言われている。BIG最大150枚、REG約40枚と、ボーナス自体の獲得枚数こそ少ないものの、じわじわと出玉を増やしていくことができそうだ。

    4号機時代のCTとは?

    CTはチャレンジタイムの略です。6号機の意味するところはちょっと違うかもしれませんが、4号機では「特定役後、いずれかのリールを無制御にすることにより、目押しで自由に小役を揃えられる状態」とされ出玉を増やしながら、次のボーナスを待つ仕様でした。4号機では、初代アステカなんかがこの分類でした。

    出典:ぱちスク!
    4号機におけるCTは「いずれかのリールが無制御(スベらない状態)になり、目押しで自由に小役を取れる状態」であった。規定純増枚数 or 規定ゲーム数 or BIG成立で終了となるので、枚数を調整しながら次のボーナスを待つというものだったらしい。

    CT登場は1998年

    目押しの有無が機械割りに大きく影響し、CT中は素早く限界までコインを獲得してから以後は現状維持で規定ゲーム数をクリアするという「CT維持打法」が必須とされました。

    サミーはこの機種以降「タイアップを前面に押し出した機種の開発」を明言しており、それにふさわしいだけの完成度も誇っていました。

    出典:懐かしのぱちすろ名機列伝xxΣ
    初めてのCT機は1998年の『クロスCT』(販売では『ウルトラマン倶楽部3』)。CTを最長まで延命させる「CT維持打法」が必須とされており、技術介入次第では、機械割が150%を超えることもあったらしい。ちなみに、『ウルトラマン倶楽部3』は現在まで続く「キャラクター路線」の発端という一面も持っているという。

    5号機のCTは?

    5号機の法律となっても、このCTの概念は生き残りました。いずれかのリールは、ストップボタンを押してから0.075秒以内に停止する(最大1コマスベリまで)特殊区間である2種BBの誕生です。

    この目押しの部分に着目し、5号機初期はメディアも「新CT」と書くことが多かったです。実際、初めて2種BBを搭載した機種も『日本一の桃太郎CT5』など、CTの名称を使っていました。しかし、射幸性を抑えるのが目的の法律では、牙を抜かれることとなります。BIGから繋がる抽選の廃止。CT消化中はBIGを抽選することも禁じられました。「4号機のCTと異なり……」という原稿、数多く書きましたわ。

    出典:パチ7
    5号機時代になっても「CT」の概念は残ったものの、BIGから繋がる抽選とCT消化中のBIG抽選が禁じられ、4号機のCTとは全く異なるものとなった。2005年の『日本一の桃太郎CT5』はCT搭載機として登場したが、CT中の技術介入要素はなく、実質ただのボーナスと同じものだったようだ。

     

    4号機時代に生まれ、5号機時代にいったん影を潜め、6号機時代に復活した「CT」。4号機時代のものと性質は異なるが、技術介入要素が高いという意味ではある程度共通しているので、中級者~上級者に好まれる一台となりそうだ。『CTザクザク七福神』は3月18日、導入開始予定である。

    TOP:YouTube

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