【勝訴?】パチンコ違法機問題はホールが訴えれば勝つようです

2016/07/16

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  • saiban07
    違法機問題に揺れるパチンコ業界。一体責任の所在はどこにあるのか? ある弁護士によれば、ホールは完全に被害者なのだという。

    ある弁護士の話

    今年2月頃、あるホール企業の相談を受けた弁護士は、この問題の責任は100%メーカー側にあると断じた。

    「フォルクスワーゲンで、不正車に乗っている人が処罰を受けましたか? 今回のパチンコ機の件でもホールは違法機とは知らずに買っているわけですから、責任の所在はホールにはありません。売った値段で買い取ることをしてもいいぐらい。新台から値引くという話ではない。ホールが裁判を起こせば勝てます」(弁護士)

    出典:パチンコ日報
    気になるのは、「ホールは違法機とは知らずに買っている」という点だが…

    ホールに非はない?

    パチンコ機は出荷時点で「違法な」状態だったのか(なおかつホールがそうと知らずに買っていたのか)、それともホールの調整によって「違法な」状態になったのか、真相は闇の中である。

    喧嘩両成敗

    ある弁護士は100%メーカー責任と断じたが、今回の問題は今のところ喧嘩両成敗ということに落ち着いている。

    メーカー側の責任となると、適合を認めた保通協側の責任に波及します。逆にホール側の責任となると、遊技機を認定したものの、法律違反が行われていたことを見過ごした公安委員会や都道府県警所轄の責任に波及します。遊技機を出荷する際に必要な、適合、検定、認定という業界の根幹を揺るがす凄まじい事件になりかねません。ですので遊技機規制違反という体でなんとかしなさいということにすることにより、業界全体の安定を図りました。

    出典:ラクジョブ新聞
    責任の所在を突き詰めようとすると業界全体が揺らぐほどの事態となってしまうという。

    撤去されるのは結局…

    ところで、警察からは「釘が違法な状態の台」を撤去せよと言われていたはずだが、撤去リストの対象となったのは「スペックが射幸心を煽るようなMAX機」ばかり。この矛盾について、警察や業界はあまり触れたがらない。

    釘調整はアリなのか?

    釘問題が大きなニュースになって、一切の釘調整が行われなくなったかというとそうでもなく、ホール(メーカー?)によってまちまちのようだ。

     

    一般のユーザーにとって気になるのは、誰が悪いかということより、劣悪な釘の台はきちんと掃討されるのかという点。MAXが(何故か)なくなっても、遊べない釘の台ばかりが残るようでは、状況は改善されたとは言えない。

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