【厳し過ぎ】回収対象機の「撤去済み」の定義が決められたようです

2016/10/19

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  • kibishi10

    着実に近づいてくる年末、すなわちMAXタイプの撤去期限。「撤去」とは何なのか、このたび厳密な定義がなされた。わざわざ定義を決めるその意図は?

    撤去問題の現状

    今年2月に第1次撤去リスト、3月に第2次撤去リストが発表され、8月末に期限を迎えた。回収対象機は9月中旬時点で「99%撤去済み」とのこと。そして、6月に発表された第3次【最終】リストの期限は年末である。

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    ホールの未来を変える『撤去問題』

    日工組の通達

    9月26日、日本遊技機工業組合(日工組)と全国遊技機商業協同組合連合会が「撤去済み」の定義を文書化して、ホール関連団体に通知した。その内容は以下の通り。

    ・回収対象遊技機と異なる型式の遊技機に入れ替えた状態
    ・回収対象遊技機を遊技機枠ごと撤去し、ベニヤ板等で塞いだ状態
    ・遊技機枠を残し、回収対象遊技機の遊技盤のみを外した状態

    出典:WEB Greenbelt

    電源OFFではダメ

    電源を落としたり主基盤を外したりして「遊技できない状態」でも、とにかく「遊技盤が残っていたらダメ」。遊技盤とは要するに盤面のことである。

    「遊技盤」とは、遊技球が自由に落下することができる領域(入賞口の内部を除く。)をいうものであると解する。

    出典:パチスロ業界初まとめ
    「遊技盤を外すのが“撤去”です」と定義しておくことによって、あらかじめ抜け道を塞ぐ狙いがあるのだろう。

    もういくつ寝ると

    MAXの撤去期限である年末ももう遠くない。定義に従えば、『牙狼』の「遊技盤」が正月には姿を消しているということ。年内で本当に「見納め」である。

    新基準は…

    MAXの穴を埋めるべき「新基準」のパチンコは、ボーダーがきつい&調整が厳しいということで、評価は芳しくない。2017年のパチンコ業界はどうなってしまうのだろうか。

     

    撤去問題は当初「くぎ調整」が焦点だったはずなのに回収対象となったのは何故かMAXタイプという「スペック」の機種ばかり。その一方で、「撤去済み」の定義は厳密に制定。ユルいようなカタいような、何とも不思議な世界である。

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