【しってた】全面禁煙化でパチンコ・スロット業界が揉め始めたようです

2016/12/22

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  • jigen12

    2020年に開催される東京五輪に向けて厚労省が推し進めている屋内全面禁煙だが、案の定揉め始めているようだ。

    屋内全面禁煙は世界基準

    屋内での受動喫煙防止策案は、以下のような内容。
    「飲食店・ホテルなど」 原則禁煙(喫煙室ではOK)
    「駅・空港」 原則禁煙(喫煙室ではOK)
    「官公庁・競技場・社会福祉施設・大学」建物内を完全禁煙
    「小中高校・医療機関」 敷地内全て禁煙 等

    飲食店やホテル、駅は原則禁煙だが、壁などで完全に仕切られたスペース「喫煙室」に限り喫煙を認める。
    違反した場合、施設管理者や喫煙者本人に罰則を適用する方針だという。

    出典: 全面禁煙化の流れが、2020年東京オリンピックによりパチンコ屋にも
    現在、この世界基準に達するべく日本国内のありとあらゆる場所で禁煙化がすすんでいることはご存知だろう。
    厚労省は上記のような「受動喫煙防止策案」をうちだした。そして関係者は「外国から来た人がパチンコ店を見たら、日本はどこでもタバコが吸えるものと勘違いしてしまう可能性がある」からパチンコ屋も全面禁煙しなければならないと考えているようだ。

    ゴネだした全日遊連

    一般業種と異なる風俗営業の特殊性について阿部理事長は「例えば店舗内で喫煙をさせる場合、分煙コーナーを作ろうとしても、構造変更の問題もあり、勝手には作れない」と説明。また「タバコを吸わせた場合に、吸った人間と管理者の両方に対し罰則が出てきて、その罰則の内容次第では、我々、許可営業者は営業停止処分を受ける可能性もないわけではない」と、風俗営業者特有のリスクが存在している点も指摘。
    全日遊連では、国の方針に理解を示しつつも、こうした問題点に沿った内容の意見書を提出する予定にあるとした。

    出典:パチンコ・パチスロ業界ニュース『遊技日本』
    禁煙化が進む中、潮流に逆らうかのように全日遊連がゴネだしたことがネット上で話題となっている。
    分煙にすればいいのではないかと思うのだが、ホール内の構造を変更しなければならないなど、ホール側が即座に対応できないことが足かせとなっているようだ。

    喫煙のパチンコユーザーはどうなる?

    完全分煙を実施すると「客離れ」が進みかねない。協会によると、パチンコの参加人口は1070万人。
    全国に1万1310店舗あるが、パチンコで遊ぶ人の喫煙者は43%とかなり高い。

    出典:パチンコ・スロット 情報館
    パチンコ・スロットユーザーで、タバコを吸う人は43%も存在するという。
    屋内全面禁煙にすることは、遊技人口が減っているパチンコ・スロット業界に大打撃を与えるだろう。

     

    喫煙者と非喫煙者が快適に遊戯できるホール作りがこれからのパチンコ・スロット業界の課題といえる。

    TOP:YouTube

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