【偏差値高め】風適法とパチンコ&パチスロの関係性をカンタンにまとめてみた

2017/08/23

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  • huubouhou2
    来年2月、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」通称「風適法」の施行規則等が改正される予定。ここで改めて風適法とパチンコ・パチスロの関係を見直してみよう。

    ぱちんこ店=風俗営業


    まず、パチンコ店は「お客様に遊興・飲食などをさせる営業」すなわち「風俗営業」であると定められている。その中でも「射幸心をそそる恐れ」があるということで、雀荘と並んで「4号営業」に分類される。

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    換金行為への関与禁止


    パチンコ店は「5号営業」のゲームセンターと異なり、出玉を景品に交換することが可能だが、現金や有価証券は景品として認められていない。また、特殊景品を買い取る換金所の存在については、あくまで知らないフリをしなければならない。

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    騒音・振動規制


    最近は防音技術が向上したため店外にまで騒音が漏れることは少ないが、風適法では騒音・振動も規制の対象となっている。計測は「ドアが閉まった状態」で行う。

    前提となる技術介入


    パチンコ・パチスロは「賭博」でなく「遊技」であるため、客は偶然ではなく技術介入によって出玉を獲得しているという体裁を保たなければならない。多くのホールが固定ハンドルを禁止しているのは、風適法に抵触するおそれがあるからである。

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    変更には承認が必須

    遊技機の性能に影響を及ぼすおそれのある部品交換の際、手続きを経ずに部品交換する事案が何件かあった。また、認定申請の際、点検確認を行い保証書を作成しておきながら、担当官の確認時に機械の故障が発覚し申請を取り下げた案件もあった。

    出典: WEB Greenbelt グリーンべるとWeb版
    上記は回胴式遊技機商業協同組合の研修会における警視庁生活安全部保安課係長の講和。パチンコ・パチスロ台の入れ替えや部品交換をするには、いちいち公安委員会の承認を得なければならない。ホール側も委員会側も内心「面倒くさい」と思っているのではないだろうか。

     

    なお、パチスロが6号機に移行するのは、風適法の「施行規則」における「著しく射幸心をそそるおそれのある遊技機の基準」がギャンブル依存症対策の名のもとに厳しくなるため。ホール営業は風適法によってさまざまな角度から制限されているのである。

    TOP:YouTube

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