景気の悪いパチンコ業界。業績不振は平和だけでなく、どうやらユニバーサルも赤字転落のようで心配の声が上がっている。
【記事更新】 : 【悲報】ユニバーサルエンターテインメント、上期経常損益は108億円の赤字。 https://t.co/DnAjy9yk6e pic.twitter.com/iuSfMytil2
— パチンコ・パチスロ.com (@pachicom777) 2017年11月8日
ユニバーサルエンターテインメントが11月8日大引け後(16:00)に決算を発表。17年12月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は108億円の赤字(前年同期は238億円の黒字)に転落した。
カジノ事業に乗り出して安泰かと思いきや、なんとも不安になるような一報が飛び込んできた。平和に続いてまさかの赤字転落に、ネットでは心配の声が続出している。
■□関連記事□■
【倒産疑惑】平和が下方修正しまくりで心配な件
パチスロ大手ユニバーサルエンターテインメントのお家騒動(ロイター、毎日新聞経済プレミアム)」大塚家具のお家騒動を連想https://t.co/wTDeFyUtCw — 植竹公和 (@kimikazu5uetake) 2017年10月13日
岡田和生氏(74)が、同社および筆頭株主である「岡田ホールディングス合同会社」(岡田HD、本社:香港)の取締役を解任された問題を巡り、自らの後継者としてきた長男のほか、長女、妻を相手取り香港の裁判所に訴訟を起こしたことが、ロイターの調査と岡田氏へのインタビューでわかった。
未だ決着がついていないユニバーサルのお家騒動。この騒動による社内のいざこざが業績に影響を及ぼしたのではないかと考えてしまうが、どうだろうか……。
ユニバーサルエンターテインメント、第2四半期は103億円の営業赤字 パチンコ・パチスロの減収とカジノリゾートの投資響く | Social Game Info https://t.co/c0OvPCPGnL
— 全国カジノ賭博場設置反対連絡協議会 (@anticasinogame) 2017年11月13日
カジノリゾート事業の期中における営業損失は70.6億円と大幅な赤字。 ただ、既に開業しているVIP向けのカジノフロアは順調に売上を伸ばしており、ラグジュアリーホテルも稼働率が増加しているとのこと。統合型リゾート施設「Okada Manila」も来期早々のグランドオープンに向け作業を進めるなど、カジノリゾート事業に関する巻き返しは示唆しているが……。
カジノ事業がまだ軌道に乗っていないようで苦戦を強いられている様子だが、やはり本業であるパチンコ・パチスロ事業で巻き返しを図って欲しいところでもある。
旧基準機30%規制にペナルティ! 前倒し認定も殺到……変革の波が押し寄せるパチスロの未来は – Business Journal https://t.co/fVCjgwBMqO pic.twitter.com/3RRGoK4VxX
— パチンコ&パチスロ最新ニュース (@kare_rengou) 2017年10月23日
売上は減るとしてもユニバーサルにはボッタくり認定商法があります。
昨年度はこの認定商法で純利益を数十億押し上げました。
上のトピックスにもあった通り、認定申請ラッシュは相当なものになるはずです。
更にユニバは認定に1台15万円程度ふっかけているので一番恩恵を受けるメーカーかもしれませんw
出典:ユニバーサルエンターテインメント株で資産を10億円増やすブログ
今期、大きなヒット作を出せなかったユニバーサルだが、台の認定料で利益を上げられるだろうという意見もある。不本意な利益だろうが、安心材料の一つと言えそうだ。
今後も低迷が予想されるユニバーサル。カジノ事業が軌道に乗るかが鍵となっているのだが、本業であるパチンコ・パチスロ機でヒット作となる台を出せるのか。今後の行く末に注目が集まる。