【マジか】大手メーカーが日電協を抜けるらしい

2017/12/11

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  • nnitiyuukyou
    パチスロメーカーの組合、日本電動式遊技機工業協同組合――通称「日電協」から大手含む3社が脱退するとの噂。一体どのメーカーが、なぜ脱退しようとしているのか?

    日電協脱退の意向


    来年3月末付で「大手含む3メーカー」が日電協を抜けようとしているらしい。これが実現すると日電協は劇的にシェアを失うという。

    日電協の理事長は……

    佐野氏は、本誌16年8月号「パチスロ業界と警察のただならぬ『蜜月』」で報じた通り、パチンコ・パチスロ台の認可や規制を定める警察庁の担当技官と昵懇になり、山佐が所有する特許を使わなければ製造できない新しい規制「役比モニター規制(不正改造等を防止するためのモニターを搭載する規制)」の導入を働きかけた疑いを持たれている。佐野氏と酒食を共にした担当官は国家公務員倫理法に抵触した疑いから左遷されたが、佐野氏はどこ吹く風とばかりに日電協理事長に居座り続けている。

    出典:Yahoo!ニュース
    日電協のトップは山佐の代表取締役・佐野慎一氏。佐野氏は警察との癒着疑惑が報じられている。今度、複数のメーカーが日電協を脱退しようとしているのは、パチンコップとベッタリの理事長なんてもうヤダ! ということなのだろうか?

    最近脱退したメーカー


    今年3月に中京遊技、昨年3月にSNKプレイモアが脱退。一昨年にはジェイピーエスとユニバが脱退している。特に最大手メーカーであるユニバの脱退は大きく報じられた。

    そもそも加盟している意味は?

    今って非加盟メーカーの方が多いですよね。
    理由は日電特許が日電協非加盟メーカーにも特許の許諾を下すようになったからです。

    そうなった理由は、パチンコ遊技機メーカーの組合である日工組(日本遊技機工業組合)が作っていた特許パテントプール会社、日特連(日本遊技機特許運営連盟)が、公正取引委員会に独占禁止法違反で勧告審決を受け、解散したからです。
    日特連も日電特許と同じで、「加盟しない企業は遊技機製造から徹底排除」という、狭い世界を作ってたんです。

    出典:パチスロバカ一代
    パチンコ・パチスロは「特許の塊」とも言われるほど、権利関係が面倒くさい。以前は日電協がパチスロ関連の特許を囲い込んで独り占めしていたが、同じようなことをしていたパチンコの組合が公正取引委員会に怒られたため、特許を解放せざるを得なくなったらしい。つまり、今は「加盟していなくてもパチスロを開発できる」のである。

    もしも「サミー」が抜けたなら

    日電協サイドからすれば、サミーという日電協においても大きな柱のメーカーがそこからはずれ、別特許プール会社からの技術を使うとなると、その使用料における収益も望めないということになってしまいます。
    こうなると、日電協は面白くなさそうだなと思うわけです。

    日電協内においてもトップメーカーのサミーが、組合に帰属しないメーカーの特許を使い機種を販売するとなると、「え?じゃあうちもそれ使いたいんだけど・・・。」となりかねません。
    というか、基本的にユニバしかもっていないものとかもありますからね。
    ハードの技術も、メカの技術も。

    出典:パチスロ立ち回り講座
    来年3月に日電協を脱退するメーカーは明らかにされていないが、最大手のサミーではないかという噂もある。昨年3月にユニバとの合弁会社「ジーグ」を設立し、「ユニバカ×サミフェス」という祭を催しているサミーが日電協を離れた場合、パチスロ業界はいよいよ「ユニバ&サミー VS 山佐&日電協残留メーカー」という図式になるのではないだろうか。

     

    長い歴史や強い影響力を誇る「帝国」も、永遠ではあり得ない。この世は諸行無常、生生流転なのである。

    TOP:YouTube

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