【IR法案】またカジノに関する情報が追加された模様

2018/03/18

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  • ir0308
    IR実施法案が成立せずに、揺れるカジノ問題。ここ最近またカジノに関する情報が追加された模様だ。

    日本人はカジノ入場料2000円

    3月中旬にIR実施法案の閣議決定をめざす政府が2月21日、日本人客のカジノ入場料を1回あたり2,000円とする案を自民、公明両党のプロジェクトチーム(PT)に提示した。メディア各社が報じた。 入場料の徴収対象は日本人と日本在住の外国人。外国人観光客は無料だ。入場料を支払えば24時間以内は自由に出入りできる。

    出典:WEB Green Belt
    政府が、日本人および日本在住の外国人に対してカジノの入場料を取る案を提示。安易なカジノ入場を防ぐ事が目的だと説明しているが、微妙な価格設定に疑問を抱かざるを得ない。

    入場料に疑問を持つ声続出

    案の定、ネット上では微妙過ぎる値段設定に批判が続出している。ギャンブル依存症対策の一環として入場料を設定しているならば、2000円では安過ぎるとの意見が多く、シンガポールと同水準の8000円程度を求める意見も多い。

    パチンコってギャンブル?

     刑法上賭博等が犯罪とされている理由について小此木大臣は賭博行為が射幸心を助長する点を改めて指摘。パチンコは射幸心をそそるおそれのある営業だが、風営法の規制の範囲内で行われている限り、射幸心を助長するには至らない、よって刑法第185条に抵触する罪には該当しないと述べた。

    出典:WEB Green Belt
    カジノは著しく射幸心をあおるため刑法上賭博扱いだが、パチンコは風営法の規制の範囲内ならば射幸心を助長するには至らない。というのが政府の見解。ならばパチンコの出玉規制は行う必要ないのではないか、と思ってしまうのだが。

    安倍総理も答弁

    安倍総理は、パチンコに関する政府の認識は小此木大臣の答弁にあったとおり。一方のIRは、いわゆるギャンブルとは違う、統合型リゾートである。しかしギャンブル依存症については同じ対策が必要ではないかとの指摘は承知しており、依存症対策についてはしっかり整えていくことが重要だと認識していると述べた。

    出典:WEB Green Belt

    パチンコの話題で安倍総理まで答弁する展開に発展。安倍総理はIRはギャンブルではなく統合型リゾートであると言い切った。「木は森に隠せ」と言わんばかりにカジノをIRでやんわりと濁した感じである。

    カジノを巡って入場料だの作る場所だの、論争はまだ続きそうである。巻き添えをくらうパチンコ業界もまだまだ波乱がありそうだ。

    TOP:YouTube

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