IR実施法案が成立せずに、揺れるカジノ問題。ここ最近またカジノに関する情報が追加された模様だ。
競馬場の入場料は200円なのに、カジノの入場料が2000円とは大きく出たもんだ。カジノ設備については、セガサミーが有力候補だが、これもアベ友案件。セガサミーの社長の娘の結婚式に安倍や森、小泉などが参加していた。どこまでも腐っている。 pic.twitter.com/bJpxnmU0Tm
— 非一般ニュースはアカウント凍結 (@kininaru2014111) 2018年2月21日
3月中旬にIR実施法案の閣議決定をめざす政府が2月21日、日本人客のカジノ入場料を1回あたり2,000円とする案を自民、公明両党のプロジェクトチーム(PT)に提示した。メディア各社が報じた。 入場料の徴収対象は日本人と日本在住の外国人。外国人観光客は無料だ。入場料を支払えば24時間以内は自由に出入りできる。
出典:WEB Green Belt
政府が、日本人および日本在住の外国人に対してカジノの入場料を取る案を提示。安易なカジノ入場を防ぐ事が目的だと説明しているが、微妙な価格設定に疑問を抱かざるを得ない。
政府、カジノ入場料2000円を提案。ディズニーランドですら入場料は7400円だ。依存症(中毒症)対策に何の意味もない!ちなみにシンガポールは8000円。 — 江田憲司(衆議院議員) (@edaoffice) 2018年2月22日
ギャンブル依存症防止へ 政府案“カジノ入場料2000円” | NHKニュース https://t.co/niGejNWUux 入場料2000円掛かるなら今日はやめとこ って思考の人はギャンブル依存症にはならない 入場料20000円でもカジノで40000円勝つから大丈夫 ってのが依存症の思考回路です — 若紫_dqx (@DQX_wk) 2018年2月21日
案の定、ネット上では微妙過ぎる値段設定に批判が続出している。ギャンブル依存症対策の一環として入場料を設定しているならば、2000円では安過ぎるとの意見が多く、シンガポールと同水準の8000円程度を求める意見も多い。
この国会に「カジノ実施法案(IR法案)」が提出される予定です。カジノは刑法の賭博でありダメというと、パチンコはどうなんだというと意見が届きます。
賭博とパチンコの認識について、政府に質問主意書を出しました。回答がきたら報告します。 pic.twitter.com/gBrIPrZv5y— 真山勇一 参議院議員 (@MayamaMia) 2018年2月19日
刑法上賭博等が犯罪とされている理由について小此木大臣は賭博行為が射幸心を助長する点を改めて指摘。パチンコは射幸心をそそるおそれのある営業だが、風営法の規制の範囲内で行われている限り、射幸心を助長するには至らない、よって刑法第185条に抵触する罪には該当しないと述べた。
出典:WEB Green Belt
カジノは著しく射幸心をあおるため刑法上賭博扱いだが、パチンコは風営法の規制の範囲内ならば射幸心を助長するには至らない。というのが政府の見解。ならばパチンコの出玉規制は行う必要ないのではないか、と思ってしまうのだが。
パチンコは射幸心を煽るけれどギャンブルではない? https://t.co/PY5UxGR2cJ #sm32768855 (๑ ì ᴗ í )<安倍総理「統合リゾート(IR)はギャンブルではなく遊戯」 公安委員長「パチンコは遊戯」 ⇒ここは本当に自民党のダメなところ。警察も最近まではパチンコの換金は知らないと言い張っていた。 pic.twitter.com/VTd77QeVDQ — だい (@ds_pharma) 2018年2月21日
安倍総理は、パチンコに関する政府の認識は小此木大臣の答弁にあったとおり。一方のIRは、いわゆるギャンブルとは違う、統合型リゾートである。しかしギャンブル依存症については同じ対策が必要ではないかとの指摘は承知しており、依存症対策についてはしっかり整えていくことが重要だと認識していると述べた。
パチンコの話題で安倍総理まで答弁する展開に発展。安倍総理はIRはギャンブルではなく統合型リゾートであると言い切った。「木は森に隠せ」と言わんばかりにカジノをIRでやんわりと濁した感じである。
カジノを巡って入場料だの作る場所だの、論争はまだ続きそうである。巻き添えをくらうパチンコ業界もまだまだ波乱がありそうだ。