【原作紹介】ネタバレ注意! 5分でわかる『牙狼<GARO>』

2019/01/14

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  • garo3117
    パチンコMAXタイプ全盛期を牽引し、MAX規制後も特別な存在感を放ち続ける「牙狼<GARO>」。パチンコのコンテンツとしては、すでに大御所と呼べる域にあるが、ユーザーの中には原作未試聴のまま遊技している方々も多いのではないだろうか。牙狼の世界をより深く楽しむために、原作のあらすじと、演出上のキーとなっている用語についてまとめてみた。

    「牙狼<GARO>」第1話のあらすじ

    画家を志す女性・御月カオルは、ここ何日も同じ夢を見るようになっていた。幼い彼女が怪物に襲われそうになるところを、父が書いた絵本に登場する「黄金の騎士」に助けられるという夢だ。そのことを懇意の心理カウンセラーに相談しつつも、初の個展に前向きに臨むカオル。

    しかし開催前夜、カオルはこの世のものとは思えぬ異様な事態に遭遇する。突如恐ろしい怪物へと変貌し、彼女に襲い掛かる画廊オーナー。その時カオルの前に現れたのは、白いコートを身に纏い、一振りの剣を手にした謎の青年。彼は獣面の鎧を身に纏った姿へと変身、見事化け物を打ち倒す。その姿は、カオルの夢に出てきた「黄金の騎士」そのものだった。ところが青年は、何故かカオルにもその剣を突き付ける…。

    出典:ニコニコ大百科
    「牙狼<GARO>」は2005年から2006年にかけてテレビ東京系列で放送された全25話の特撮ドラマ。
    物語はヒロイン・御月カオルの視点で始まる。画家を目指しているカオルは初の個展を開くことになったが、画廊のオーナー・谷山太輔が呪われた絵を通じて「ホラー」と呼ばれる怪物に取り憑かれる。カオルがそのホラーに襲われたとき、突如として現れた白いコートの青年・冴島鋼牙(牙狼)が谷山に取り憑いたホラー・アングレイを撃破するが、その際、アングレイの返り血がカオルにかかってしまう。

    愛と戦いの物語

    カオルを救う事を決意した鋼牙は、カオルを守りながらホラーと戦っていきます。
    その日々の中には、鋼牙の人生から抜け落ちていた『愛』が・・・

    そうした一時の安息の最中、出会う宿敵・バラゴ。
    バラゴは、鋼牙の父であり、先代ガロである大河を討った仇敵です。

    『ホラーを食う最強の暗黒騎士』として表れたバラゴを討つために奮闘する鋼牙。
    かつてのライバル、銀河騎士ゼロと共に、バラゴの野望、始祖ホラー・メシア復活に立ち向かっていきます。

    カオルの力を借り、メシアを討滅した鋼牙は、復活したバラゴの怨念・暗黒騎士キバとの最終決戦に挑みます。

    出典:超トレンドマニア
    ホラーの返り血を浴びた者は斬る――という魔戒騎士の掟に逆らい、ホラーをおびき寄せる餌にするという名目で、カオルを守った鋼牙。次々と襲い来るホラーと戦いながら、鋼牙とカオルの間で少しずつ愛が育まれていく。

    「ホラー」について

    古代より人間を餌とし、魔戒騎士や魔戒法師と戦ってきた魔獣。
    魔界から「陰我(負の思念)」が宿った物体を「ゲート」にして心に闇を持つ人間に憑依し、姿形をコピーして、近づく人間を次々と襲い、その血肉を喰らう。(取り憑かれた時点で人間としての肉体は滅びる)
    魔戒騎士は古の時代よりホラーを狩り続けているが、人間がこの世に存在する限り、その戦いは永久に終わる事はない……とは、劇中での阿門法師の言葉。

    人類の歴史と共にある天敵のような存在だが、全てのホラーが人間に対して悪意を持っているわけではなく、魔導輪ザルバのような共存関係にあるホラーも存在する。

    出典:アニヲタWiki(仮)
    ホラーは人間を「餌」とする魔獣。マイナスの思念を持つ人間に憑依し、周囲の人間を次々に襲う。例えば、第1話のアングレイは谷山太輔の「色欲」、第2話のイシュターブは九条あずさの「金銭欲」に反応して、その体を乗っ取った。
    パチンコで強敵としておなじみの「メシア」は、1000体ものホラーを喰った暗黒騎士を触媒に降臨する「始祖ホラー」で、そのメシア復活を目論んでいるのが牙狼の宿敵・暗黒騎士「バラゴ」である。

    「ザルバ」について

    牙狼シリーズ全般において、黄金騎士ガロが身に付けている魔導輪である。魔戒騎士の鎧や剣と同じソウルメタルで出来ている。
    ザルバとは旧魔戒語で「友」という意味。

    ホラーを探知することができる他、豊富な魔戒関連の知識で牙狼をサポートする相棒的存在であることはシリーズ全般で共通している。

    出典:ピクシブ百科事典
    牙狼が「魔導輪」として身に付け、ホラーを探知するサポート役「ザルバ」も実はホラーの一種。人間に対して友好的なホラーの意識を魔戒法師の術によって魔導具に宿したものである。人間を食うというホラーの特性は維持しており、ザルバの所有者は「1ヶ月に1回、1日分の命を与える」契約を結んでいる。

    「絵本」について

    記念すべき牙狼の第1話でもタイトルになった『絵本』。
    そしてこの絵本は御月カオルの父・由児が描いたもので、物語の重要な役割を持つ。最後のページは「物語は無限の結末がある」「未来は自分で描くもの」という由児の意志のもと、白紙。

    出典:牙狼‹GARO› -魔戎-brog
    第1話にて、鋼牙が身にまとった「黄金の鎧」を、カオルは亡き父の描いた絵本「黒い炎と黄金の風」の中で見たことがあった。連続予告などで登場する絵本だが、最終ページは白紙となっており、「未来は自分で描くもの」という意志が込められている。

    「ライター」について


    予告演出などでよく目にするライター状の魔導具は、魔界の炎「魔導火」を宿したもの。指令書の解読やホラー探知に用いる他、全身にまとうことで攻撃力・防御力をアップさせる「烈火炎装」という技にも用いる。

    「魔導馬」と「牙狼斬馬剣」


    ホラーを100体封印した鋼牙は、内なる魔界にて自身の影と戦うという試練を乗り越えたことにより、魔導馬「轟天」の召喚が可能となった。轟天の蹄の音は「牙狼剣」を「牙狼斬馬剣」へと強化する。また、魔導馬は人間界と魔界を行き来する能力も持っている。

     

    鬼才・雨宮慶太の演出とハイレベルなアクション、最先端のVFX技術により高い評価を受けた「牙狼<GARO>」はその後、劇場版「牙狼<GARO> ~RED REQUIEM~」やスピンオフ作品「呀<KIBA>~暗黒騎士鎧伝~」、TVシリーズの続編「牙狼<GARO> ~MAKAISENKI~」・「牙狼<GARO>~闇を照らす者~」・「牙狼<GARO>-魔戒ノ花-」等、関連作品が次々と発表された。昨年(2018年)も映画「牙狼〈GARO〉神ノ牙-KAMINOKIBA-」とドラマ「神ノ牙-JINGA-」が公開され、牙狼ワールドは今もなお広がりを見せている。

    TOP:YouTube

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