パチスロ機の「メイン基盤」と「サブ基盤」。それぞれどんな役割を果たしているのだろうか?
メイン基盤とリールユニット pic.twitter.com/pXdLE0I3sW
— かかお㌠ (@kakao_2525) 2016年7月13日
メイン基盤はパチスロ機の「脳」に当たる。乱数を用いて抽選を行い、そのゲームでの成立役(ハズレ含む)を決める。また、リール制御もメイン基盤が担当している。
パチンコやパチスロのメイン基盤は16bit仕様の疑似乱数を使っていることが多い。故にスロのプレミア演出の出現率の分母は65536になっているものが多い。 #パチンカス乙
— 渕東なぎさ(偽)@うなぎちゃん (@unazukirie) 2013年3月19日
さて購入したサブ基盤交換しよ。
*\(^o^)/* pic.twitter.com/7NX29OC9n0— ニューペガ@馬小屋 (@NewPega777) 2016年4月24日
メイン基盤が「脳」ならサブ基盤は「手足」。メイン基盤の指令を受けて、液晶画面に演出の映像を流したり、押し順ナビを出したりする。――というのが本来の役割なのだが、規制が入るまでは、サブ基盤も抽選の性能を持っていた。
レバーオンで必ず抽選しないといけないのは「当選役の判定」だけです。 ART(AT)の出玉の起因となる押し順小役を入賞させる「ナビ」はレバーで抽選しなくても構いません。
えーとパチスロ台は基本的にメイン基盤で抽選を行って、サブ基盤はそれにかぶせる演出を司るんですね。で、サブはメインの抽選に干渉できないんですよ。まあメインで“押し順正解により揃うベル”を成立させてサブで“ナビ”したり、抜け道も色々考えられてきたんですけど、まあそういう感じの話です。
— みつば (@san_you_chu) 2015年4月2日
5号機時代になり、メイン基盤への規制が厳しくなる一方で、サブ基盤への規制はほとんどなかったという。そのため、サブ基盤の役割はどんどん大きくなっていったようだ。
要は5号機になって、メイン基板に対する制約が色々と増えてなかなか自由な機械作りが出来ない中で、各メーカーが目を付けたのがサブ基板って訳です。
サブ基板に対する規制というのはほとんどなかったので、メインで出来ない事をサブでやったら良いんじゃないか!?となり、ノーマルに近い機械しか出来なかった5号機に、押し順の概念が出来たり、強力な天井・AT・G数上乗せ等色々出来るようになってきた訳です。
今や一家に一台あると言われるパチスロ機、うちのマイスロは三共のゴッドハンターV 脳トレ付きだから飽きないおwww pic.twitter.com/R1uN6yJteb
— アのつく人 (@ARI_lapis) 2014年7月5日
サブ基盤の抽選は「完全確率」とは限らない。SANKYOの『ゴッドハンターV』(2010年)は、チャンスゾーンでのART抽選に「脳トレ」という選択肢があり、タッチパネルを使ったミニゲームの成績がART抽選に影響する。
驚くべき事にサブ基盤抽選は完全確率でなくても検定を通ります。一番解りやすい例は2010年に三共から出た「ゴッドハンターV」という台です。
【悲報】12月の「パチスロ出玉機能のメイン基盤移行化」に対応する機種がほとんど適合していない模様 新機種はノーマルタイプ中心となる : スロパチランド http://t.co/D99asY1pYn #パチスロ #スロット #パチンコ pic.twitter.com/x6cp88Kj56
— スロパチランド (@slo_pachi_land) 2015年9月18日
サブ基盤はしばらくの間「何でもアリ」な状態だったが、2014年に警察庁から指摘を受け、2015年12月以降、出玉の制御はすべてメイン基盤で行わなければならないという規制が設けられた。現在の新台の出玉はメイン基盤で制御されている。
一時的に大活躍したサブ基盤。今は本来の「手足」の役割に戻っているようだ。