今年のNHK大河ドラマ「西郷どん」の舞台として注目を集める鹿児島県だが、ある調査によると日本で一番「人口あたりのホール数」が多いらしい。それだけパチンコが盛んということだが、なぜ鹿児島には多くのホールがあるのだろうか? 気になったので調べてみた。
レジャー白書2017
都道府県別
人口10万人あたりのパチンコ店舗数
超要約すると
パチンコ好き都道府県ランキング堂々の1位は鹿児島県
鹿児島県民のワイ、これには納得。家族全員パチンコ好きだもんなぁ
(´・ω・`)#パチンコ pic.twitter.com/I09qBLFImU— ロウ (@lowser300) 2018年5月18日
まず、ホールの総数でいうと、1位は東京、2位は大阪、3位は愛知だったらしい。東京と大阪は人口が多いから、愛知はメーカーの本社が集まっているからという、シンプルな理由であると思われる。
ところが、「18歳以上の人口10万人あたりのホール数」すなわち店舗密度を算出すると、1位は鹿児島。全国平均では10万人あたり8.2軒であるのに対し、鹿児島は14.4軒であったという。大雑把に言えば、鹿児島県民は日本一パチンコが好きと言える。
【九州が上位占めるパチンコ統計】
人口あたりの店舗・台数で全国の上位を占める九州のパチンコ。関係者は、鹿児島や宮崎では公営ギャンブルがないことを理由にあげる。一方、実際は田舎ほどコミュニティ内で情報交換をするため、客が集中する店とガラガラの店があるという。https://t.co/7cNAtHGVEu— BLOGOS編集部 (@ld_blogos) 2018年5月15日
87: 名無しさん 2017/09/25(月) 13:44:33.73 ID:vtYs6+j+0.net
遠洋漁業の人たちは長い休日と金があってパチンコ一日中してるって噂を聞いたな
121: 名無しさん 2017/09/26(火) 07:33:38.67 ID:UaIg0sI00.net
>>87
鹿児島の港町で生まれ育ったけど、同級生の親の社交的な娯楽と言えば、パチンコか飲むか釣りやってる人ばっかだったな。
出典:スロパチゾーン
鹿児島は漁業の盛んな県だが、娯楽が少なく、公営ギャンブルもないため、漁業関係者の遊びというとパチンコが筆頭に来るらしい。休日、大型ショッピングモールぐらいしか行くところがないとか、娯楽が少ないというのは地方共通の悩みであるはずだが、鹿児島では特に顕著なのかもしれない。
九州の3県は特に農業が盛ん。
「農閑期になったらパチンコ屋行く」という話は宮崎にいた時に農業者の方から聞いたことがあるので、そういった要因もあるのかもしれません。— 【公式】スタートアップ社会保険研究所 (@circleofoffice) 2018年5月4日
相関ランキングを見ると農業就業人口と正の相関があり、総人口増減率と負の相関が高いことから、人口が減り、農業就業者が多い地方にパチンコ屋が多いと言える。
また、四年制大学進学率と負の相関があり、高卒就職率:男子と正の相関があることから、大学進学率が低いところにパチンコ店が多い。
出典:都道府県別統計とランキングで見る県民性[とどラン]
「都道府県別統計とランキングで見る県民性」の分析によると、人口が減っていて農業就業者が多い地方、また、大学進学率が低い地方にパチンコ屋が多いのだそうだ。ちょっとディスっているように聞こえなくもないが、データはデータだから仕方がない。これらの理由から、鹿児島県は日本一パチンコが盛んになったのではないだろうか。
明治維新150周年 鹿児島・薩摩を巡る旅
あなたの知らない西郷どんと薩摩を見に行こう!https://t.co/Ix16riYXSm pic.twitter.com/sysJ3XhJqI— avanti (@avanti_fukuoka) 2018年2月26日
県内随一の繁華街として栄えた天文館商店街は、今やいたるところにパチンコ店がある。しかも平日でも客が入っているという。
明治維新をリードした鹿児島。江戸時代に武士の子弟が受けた禁欲的な「郷中教育」は広く知られている。西郷隆盛に代表されるような、金銭に執着しない人間が多いイメージがあり、ギャンブ……いや遊技に手を出す人は少なそうなのだが……。それも遠い昔の話なのか、それはそれ、これはこれなのだろうか。
出典:Jタウンネット 鹿児島県
江戸時代には「薩摩藩」であった鹿児島。維新期には西郷隆盛や大久保利通といった偉人を数多く輩出している。薩摩藩の教育方針は「郷中教育」という禁欲的なものだったそうだが、現在の状況を見る限り、土地の雰囲気は様変わりしたと言えるだろう。150年も経っているのだから当然と言えば当然である。
しかし、パチンコが盛んということは何も悪いことではない。パチンコは日本の文化の一つ。大河ドラマで注目される西郷どんも、パチンコ&パチスロの中で多く取り上げられているので、この機会に紹介したい。
西郷隆盛リーチ[★☆☆☆☆~★★☆☆☆]
ショートでは期待薄。発展して薩摩の巨星・西郷隆盛率いる薩摩軍が勝利すれば大当たり。ボタン連打時の残り敵数が少ないほど期待できる。
出典:パチ7
2012年1月にマルホンがリリースした『CR龍馬~鉄矢の幕末グラフィティ~』に西郷どんが登場。「西郷隆盛リーチ」では望み薄だが、「薩長同盟リーチ」は期待度の高いリーチであった。
幕末をモチーフとしたパチンコ機「幕末鬼神伝CR鬼の歳三」がサンセイR&Dから発表された。主人公はあの「土方歳三」。現在でも幅広い層で高い知名度を誇る新撰組の副長である。その他にも、西郷隆盛や坂本龍馬など幕末の有名志士たちが多数活躍する模様だ。
出典:ぱち侍
2009年7月にサンセイR&Dがリリースした『幕末鬼神伝CR鬼の歳三』にも西郷どんが登場する。「斬撃ステップアップ予告」で、西郷隆盛は強キャラ扱いであった。
スロの戦コレは西郷隆盛ちゃんがかわいい pic.twitter.com/qYJEI6rv5e
— 内藤 (@katamekoime0me) 2017年7月19日
KPEが2015年2月にリリースしたパチスロ『戦国コレクション2』にも西郷どんが登場する。男くさいイメージの西郷どんもついに女体化。ATの継続バトルで、期待度の最も高い対戦相手と言われている。
様々な理由からパチンコ好きが増えた鹿児島県。今後、娯楽の幅が広がったとしても、鹿児島県民の方々はパチンコと西郷どんを愛し続けるのではないだろうか。