遊戯人口の減少、新基準。パチンコ業界のおかれた状況は、まさに戦国乱世の様相を呈している――そんな時代に、「いまこそ我らが時代」と台頭しはじめたのが「ちょいパチ」だ。
全国500店舗以上が「ちょいパチ」導入https://t.co/VAltkC7kMb
— グリーンべると編集部 (@web_greenbelt) 2016年11月17日
日遊協の会報誌11月発行号によると、「ちょいパチ」のテスト導入店舗は10月7日時点で全国538店舗(320法人)となった。導入台数は5,391台。
出典:WEB Greenbelt
ホールは、マルハンやPIA、ダイナムといった大手企業が名をつらねており、全国各地で「ちょいパチ」が増えている。また、ユーザーの年齢層は、圧倒的に高年者が多いのだとか。
【朗報】ちょいパチが楽しすぎる件についてwww https://t.co/HepqiKnq77 pic.twitter.com/uqTq30Fuja
— パチンコ・パチスロ2chハイパーアンテナ (@AlysonTyler12) 2016年12月12日
「ちょいパチ」は大当たり確率1/40以上、ヘソの賞球5個以上の「手軽に遊べる遊技機」をコンセプトに開発されたもの。今年6月20日からテスト導入がはじまり、10月7日時点で、第4弾まで16機種(13メーカー)が発売された。テスト導入の条件は、1機種2台以上、合計8台以上、4円貸玉コーナーに導入、コーナー化で運用——などとなっている。
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甘デジよりもさらにお財布に優しいのが「ちょいパチ」。人口減少の激しい4円パチンコの回復と低射幸性遊技機の活性化を促し、業界全体の健全化を図るために一役買いそうだと言われている。
【お知らせ】ぱちんこ「ちょいパチ押忍!ど根性ガエル39」の製品情報を公開しました!https://t.co/3VQvtLX454 pic.twitter.com/STlRPNCGb8 — 株式会社大都技研 (@DAITOGIKEN_JP) 2016年11月28日
現在、公式サイトによれば「ちょいパチ」は最新作の『ちょいパチ ヱヴァンゲリヲン10Z39』『ちょいパチ さくらももこ劇場ミラくるずきんちゃん 39』を含めると20機種がリリースされている。
老若男女問わず、気軽に楽しむことのできる「ちょいパチ」。高射幸性を好むコアユーザーと気軽に楽しみたいユーザーとの差別化ができれば業界復活の起爆剤となるのかもしれない。