【規制緩和?】スマスロとスマパチのメリット・デメリットってなんなん?

2022/06/18

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    「スマートパチスロ」は今年11月から、「スマートパチンコ」は2023年1月からの導入を目指して準備中。玉やメダルに直接触れずに遊技可能となり、さらにゲーム性や機能面も進化するらしい。だが、未知のものだけに、不安要素もある。そこで、今出ている情報をもとにスマスロ&スマパチのメリットとデメリットをまとめてみた。

    スマスロ&スマパチのメリット①衛生的

    スマートパチンコ、スマートパチスロの最大のメリットは、やはりパチンコ玉やメダルに触らないで済むことです。パチンコ玉やメダルは不特定多数のお客さんが触っていることもあり、かなり汚れているものです。玉やメダルの汚れで指先が真っ黒になることも珍しくありません。スマートパチンコ、スマートパチスロでは、そういった玉やメダルに触れる必要がなく、衛生的な問題の解消につながるとともに、感染症対策にもなると見られています。

    出典: Yahoo!ニュース
    最大のメリットは玉やメダルに触れずに済むことだと言われている。不特定多数のユーザーが触れる玉・メダルはどうしても汚れやすい。スマスロ・スマパチになれば、衛生面が向上し、感染症対策にもなるとのこと。ただ、その一方で……。

    スマスロ&スマパチのデメリット①出玉感の減退


    実物の玉・メダルが出てこないということは、下皿が満たされていく様子を目で楽しむことができなくなり、払い出し時の物理的な“音”もなくなることを意味する。出玉を数値でしか認識できなくなるため、出玉を感じにくくなるかもしれない。また、これまで視覚的にホールを盛り上げていた「カチ盛り」や「別積み」がなくなるということでもある。パーソナルシステムを導入しているホールでは、すでに「別積み」が行われなくなっているが、その流れは今後、加速していくだろう。衛生的になる反面、そういったお祭り感がなくなるのはデメリットと言えるかもしれない。

    スマスロ&スマパチのメリット②稼働の向上

    スマートパチスロについては、かねてより伝えられているメダルレス機能による利便性向上や衛生環境の改善などに加え、「隠れたメリットとして、メダル投入や払い出しがない分、稼働が15〜20%ほど上昇するようになる」と述べ、時間効率の上昇による稼働向上効果が見込めるとした。

    出典:グリーンべると
    メダルの投入や払い出しによるタイムロスがなくなることによって、稼働が15~20%ほど上昇するという試算がある。ホール的に嬉しいのはもちろん、1Gでも多くブン回したいユーザーにも朗報と言える。パチンコも下皿から玉が溢れなくなるため、現状のパーソナルシステム以上に快適な遊技ができることだろう。

    スマスロ&スマパチのメリット③キャッシュレス機能やオンラインアップデートの可能性

    説明会では、スマート遊技機開発の目的や要件、現行機と異なるスマート遊技機のゲーム性などについてのレクチャーが行われた模様だ。さらに関係者によれば、将来的に、キャッシュレス機能の搭載や、オンラインを用いることで、遊技機をアップデートできるような構想なども示されたという。

    出典:グリーンべると
    まだ構想が示されている段階に過ぎないが、将来的にはキャッシュレス機能やオンラインアップデート機能が搭載される可能性があるという。液晶演出では先鋭的な進化を遂げながらキャッシュレス化では遅れを取っていたパチンコ・パチスロだが、ようやく電子マネーなどで打てるようになるのかもしれない。オンラインアップデートが実現すれば、季節や日付による演出の変更やバグ修正、究極的には遊技台を物理的に入れ替えずに更新……なんてこともありそうだ。

    スマスロ&スマパチのデメリット②コンプリート機能の追加

    スマスロ(Smart PachiSlot)
     導入時期|2022年11月頃
     有利区間上限G数を撤廃(無限)
     差枚数2,400枚上限は継続
     Complete機能_19000枚を搭載

    スマパチ(Smart Pachinko)
     導入時期|2023年以降(?)
     大当たり確率下限「1/350」に緩和
     c時短を利用した新ゲーム性の解禁(?)
     Complete機能_95000個を搭載

    出典:ぱちんこキュレーション
    新たに「コンプリート機能」なるものが搭載され、1日の差玉の上限が設けられる。スマパチは95000発、スマスロは19000枚で打ち止めとなるようだ。もっとも、そんな超大爆発が起きることは極めて稀なので、ほとんど気にしなくていいレベルなのではないだろうか。

    スマスロ&スマパチのメリット④分母確率と有利区間の規制緩和

    大きな変更点としてはまず大当り確率の上限が1/320→1/350に緩和されます。MAX機と現行機の中間のようなイメージですね。出玉や連チャン性能に振ったより爆発力のある台を作る事が可能になります。

    また、c時短を用いる事で今までにない出玉の波が可能となる模様。

    出典:ちょんぼりすた
    パチンコはスマパチ化で規制緩和が行われ、大当たり確率の分母の上限が約320から約350となる模様。P機は現行でも強力な出玉性能を持った機種が多々出ているが、スマパチからは今以上に荒波の爆裂機が登場してくるだろう。また、「c時短」を用いた新しい出玉の波を作れるようになるらしい。ゲーム性の多様化にも期待できそうだ。では、パチスロはと言うと……。
     


    スマスロ化で有利区間が規制緩和。残念ながら有利区間そのものと枚数上限(6.5号機と同じ差枚で+2400枚)は撤廃されないものの、G数上限は撤廃される。スマパチ同様、ゲーム性の多様化に期待できそうだが……。
     

    677:2022/05/22(日) 04:43
    パチスロはしばらくオワコンのままかもしれんね

    686:2022/05/22(日) 07:39
    >>677
    これ設定1据え置きならそのうち実質上限無しにならん?
    それとも1日で強制リセットか

    687:2022/05/22(日) 08:15
    >>686
    有利区間が無制限なだけで区間は切れるよ しかもランプ無いからユーザーが全くわからないタイミングでね
    もうスロットにユーザー有利な事なくなるしハイエナが1番良くなるだろうけど誰がそこまで回すんだって話

    出典:パチンコ・パチスロ.com
    有利区間の存在も短期出玉試験の厳しさも据え置きであることから、悲観的な感想が多い。日電協の兼次民喜理事長は「スマスロに関してはゲーム数管理のない遊技機であり、自由にゲーム性が表現できる内容で、必ずプレーヤーを魅了し、ホールさんも涙を流して喜んでくれるものと確信している」とかなり強気なことを言っていたが、ユーザーの反応は冷ややかだ。しかし……。
     


    6月16日に開催されたPOKKA吉田氏のWEBセミナーでは、有利区間のG数制限がなくなることで、低設定での誤爆が増える可能性が語られた。そもそもスマスロ以前、6.5号機から「一撃3600枚規制」が追加されたのだが……。
     

    有利区間ゲーム数4000ゲームor無限、差枚2400枚という性能の緩和に対して、コンプリート機能によって「出っ放しにならない」性能とすることを行政とも握った上で進んでいるわけですが、実はもう一つ組合内で追加された6.5号機の規制があります。
    それが「一撃3600枚規制」です。

    5号機時代から「最大基点からの一連増加区間での獲得期待値が3000枚を超えない」ことを計算して記載した書類を提出する必要があることをご存知でしょうか。

    今回の3600枚の件も基本的にはそれに類する話で、
    「一撃で大量の出玉獲得が確定する性能は著しく射幸心をそそる」ため規制をかけよう、という主旨です。

    出典:ぱちレボ!
    これは上述のコンプリート機能と同じく規制緩和実現のための材料とのこと。また、同セミナーでPOKKA吉田氏は3600枚規制について、「5号機時代の3000枚より600枚も多くなっており、1レバー叩いての抽選による最大獲得期待枚数は5号機を上回る」と述べ、年末にはパチスロのシマが賑わっていることを予想。メーカーの本命スペックが市場に供給されるまでには、まだ時間がかかるとしながらも、今後の遊技機の性能は確実に進化していくと強調した。

    コスト面ではメリット? デメリット?

    カードユニットなど周辺機器とのインターフェース部分やデータ管理システムでは依然と課題が多く、リリース時期の延期やコスト面への影響が懸念されているようです。

    実際に一部のカードユニットメーカーの担当者からホールへ「スマパチ・スマスロ対応カードユニット」の案内がされ始めているようですが、改造するにしても新規品と同等なコストの見込みになるようなニュアンスで伝えられているようです。

    出典:パチンコ設備修理|フィールド・サービス
    スマスロ・スマパチの導入にあたっては、ホール関係者の間で「どのぐらい設備投資やランニングコストがかかるのか」と不安視されている。ホールの負担はユーザーの負担にもなりかねないわけだが……。
     


    メダルの洗浄や循環させる機構が不要になり、移動・補充の手間も減るため、むしろコスト削減になるとも言われている。本当にホールの負担が減るならユーザーへの還元にも期待できるのではないだろうか。

    「Pソードアート・オンライン」はスマパチで登場予定!?

    日電協の兼次民喜理事長は6月10日、都内で行われた第42回通常総会後の会見で、スマートパチスロについての見通しについて言及。ユニット供給が可能な数量を踏まえ、初年は10〜15万台の販売範囲になるとの見解を示した。

    兼次理事長は、「遊技機メーカーとしては、売れるだけ売りたいと思っているが、スマスロはユニットが必須。ユニット供給台数の見通しがスマスロ供給台数の最大になる。ユニット供給量はまだ流動的だが、今年11月から来年3月ごろまでに10万台以上、15万台未満という範囲で供給されると思うので、スマスロはその範囲しか初期は販売できないということ」とした。

    出典:グリーンべると
    スマスロは2022年11月から2023年3月頃までに10~15万台の範囲で供給される見通し。メーカーは売れるだけ売りたいようだが、やはり半導体不足が響いているようだ。一方、スマパチは2023年1月からとされ、まだ台数の見通しなどは不明だが……。
     

    以前SAOがパチンコ・パチスロ化するかも?との記事を書いた時にメーカーはどこなのかと話題になっていましたが、京楽の可能性がまた上がりましたね。

    てことはパチスロSAO(スマスロ?)も京楽が作るって事なのかな…?

    出典:ぱっすろたいむ
    大人気アニメ「ソードアート・オンライン」(SAO)のタイアップ機が、京楽からスマパチで登場するという噂がすでに流れている。版権を取ったのが京楽なら、スマスロのSAOも京楽から出るのかもしれない。

     

    不安要素やデメリットがいくつかあるものの、遊技機としては間違いなく進化していく流れ。型式試験という壁があるため、スマスロ・スマパチ導入開始直後はまだ攻めたスペックの機種は出にくいかもしれないが、メインスペックはその後出てくるはず。引き続き、スマート化の動向に注目したい。

    TOP:YouTube

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