【版権】パチンコ・パチスロ化した特撮番組&映画をまとめてみた

2024/04/21

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  • 20240421th
    ウルトラマンに仮面ライダー、戦隊ヒーローやメタルヒーロー、ゴジラにガメラ……大人から子供まで幅広い世代を夢中にさせた特撮番組・特撮映画は、多くの作品がパチンコ化・パチスロ化されている。そこで、日本の特撮番組と特撮映画で遊技機化されたものをピックアップしてまとめてみた。

    「ウルトラQ」パチンコ


    1966年にTBS系列で放送された空想特撮シリーズの第1作。怪奇現象中心のドラマから、途中で怪獣モノに路線変更された。2006年にニューギンが羽根モノ『CRウルトラQ』などをリリースしている。

    「ウルトラマン」パチンコ/パチスロ


    1966年から1967年にかけてTBS系列で放送された空想特撮シリーズ第2弾。ウルトラQの世界観を継承しつつ、巨大変身ヒーロー「ウルトラマン」が登場し、平均視聴率36.8%という驚異的な記録を叩き出した。1997年にDaiichiが『ウルトラマン M78』、1998年にはサミーが4号機『ウルトラマン』や『ウルトラマン倶楽部3』をリリースした他、多数の遊技機が開発されている。

    「ウルトラセブン」パチンコ/パチスロ


    1967年から1968年にかけてTBS系列で放送された空想特撮シリーズ第3弾。ウルトラマンでは主に自然現象として怪獣が出現していたのに対し、明確な意図を持った宇宙人が侵略してくるという構図になった。1996年にサミーがAタイプ『ウルトラセブン』をリリースし、京楽や山佐もそれぞれ遊技機を開発。2020年にはオッケー.が『ぱちんこ ウルトラセブン 超乱舞』をリリースしている。

    「ウルトラマンタロウ」パチンコ/パチスロ


    1973年から1974年にかけてTBS系列で放送。昭和第2期ウルトラシリーズの第3作。ウルトラの母の存在が初めて明らかにされ、タロウを助けるウルトラファミリーの活躍も描かれる。初の遊技機化は2012年、京楽の『CRぱちんこ ウルトラマンタロウ 戦え!!ウルトラ6兄弟』。パチスロ化されたのは比較的最近で、2022年にオッケー.が『ぱちスロ ウルトラマンタロウ 暴君SPEC』をリリースした。

    「ウルトラマンティガ」パチンコ/パチスロ


    1996年から1997年にかけてTBS系列で放送。平成第1期ウルトラシリーズの第1作で、ウルトラマン生誕30周年を記念して制作された。2022年にオッケー.が『ぱちんこ ウルトラマンティガ 1500×84』をリリース。2024年5月7日には初のパチスロ『L ウルトラマンティガ』がリリース予定となっている。

    「ウルトラマンゼロ」パチンコ


    ウルトラマンゼロは、2009年公開の映画「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」で初登場。2015年にオッケー.がリリースした『CRぱちんこウルトラバトル烈伝 戦えゼロ!若き最強戦士』には、父のセブンや師匠のレオ、平成第1期ウルトラシリーズ第2作のウルトラマンダイナ、ウルトラシリーズ35周年のウルトラマンコスモスなども登場する。

    「ウルトラマンシリーズ」パチンコ


    1971年~1972年のウルトラマンジャック(帰ってきたウルトラマン)、1972年~1973年のウルトラマンA、そしてウルトラシリーズでゲストキャラクターとして出演するゾフィーは、ウルトラ6兄弟として遊技機化。2012年に京楽がリリースした『CRぱちんこ ウルトラマンタロウ 戦え!!ウルトラ6兄弟』に出演する他、セブンがメインの遊技機にもゲスト参戦している。

    「仮面ライダー」パチンコ/パチスロ


    1971年から1973年にかけてNET系列で放送された、仮面ライダーシリーズの第1作。悪の秘密結社「ショッカー」に改造された二人の仮面ライダーが人間の自由を守るために戦う物語。パチスロは1999年の4号機『仮面ライダー』(サミー)、パチンコは2004年の『CR仮面ライダー』(京楽)が初で、その後も多くのタイアップ機が作られてきた。2020年には京楽から『ぱちんこ 仮面ライダー 轟音』がリリース。

    「仮面ライダーV3」パチンコ/パチスロ


    1973年から1974年にかけてNET系列で放送された、仮面ライダーシリーズの第2作。仮面ライダー1号・2号の後を継ぐライダー3号「V3」と悪の組織「デストロン」との戦いを描く。パチスロは1999年、前述の『仮面ライダー』より先に『仮面ライダーV3』がリリース。パチンコは2013年に京楽から『CRぱちんこ仮面ライダーV3』がリリースされた。

    「仮面ライダーBLACK」パチスロ


    1987年から1988年にかけてTBS系列で放送された、仮面ライダーシリーズの第8作。原点回帰を意識して制作され、悲哀を含んだドラマ性が高く評価された。2017年に京楽が『ぱちスロ 仮面ライダーBLACK』をリリースしている。

    「仮面ライダーシリーズ」パチンコ/パチスロ


    シリーズ第3作の仮面ライダーX、第4作の仮面ライダーアマゾン、第5作の仮面ライダーストロンガーは、単独での遊技機化はされていない。だが、2015年にリリースされた『CRぱちんこ仮面ライダー フルスロットル』や2024年1月に登場したスマスロ『L 仮面ライダー 7RIDERS』(いずれも京楽)にライダーマンとともに出演している。

    「牙狼〈GARO〉シリーズ」パチンコ/パチスロ


    第1作は2005年から2006年にかけてテレビ東京系列で放送。ホラー色の濃いハードな作風で、現在に至るまでシリーズ作品の発表が続いている。2008年にサンセイR&Dがリリースした初代『CR牙狼XX』が爆発的な人気を得て、同社の看板コンテンツとなった。パチスロは2012年にエレコが『SLOT牙狼』、2017年にサミーが『パチスロ牙狼‐守りし者‐』、2021年にサボハニが『S牙狼‐黄金騎士‐』をリリースしている。

    「衝撃ゴウライガン!!」パチンコ


    2013年にテレビ東京などで放送。原作・総監督は「牙狼」と同じ雨宮慶太氏が務めている。メタ表現やコメディをプラスした集団バトルアクション。2015年にサンセイR&Dが『CR衝撃ゴウライガン』などをリリースした。

    「秘密戦隊ゴレンジャー」パチンコ/パチスロ


    1975年から1977年にかけてNET系列で放送された、スーパー戦隊シリーズの第1作。個性豊かなヒーロー5人が登場し、子供たちの心をつかんだ。2009年にSANKYOが『パチスロ秘密戦隊ゴレンジャー』をリリース。パチンコは2005年に豊丸が『CRゴレンジャー』、2013年にタイヨーエレックが『CR秘密戦隊ゴレンジャー』などをリリースしている。

    「スーパー戦隊シリーズ」パチンコ


    2019年にSANKYOがリリースした『PFスーパー戦隊S』には、第1作のゴレンジャーを始め、バトルフィーバー・デンジマン・サンバルカン・バイオマン・ライブマン・ジュウレンジャー・カクレンジャー・ゴーゴーファイブの9戦隊が参戦。「レッド全回転リーチ」や「スーパー戦隊集結」など、時代を超えた夢の競演演出が見られる。

    「人造人間キカイダー」パチンコ/パチスロ


    1972年から1973年にかけてNET系列で放送。イタリアの童話「ピノッキオの冒険」を下敷きにした漫画版とは異なり、テレビ版はヒーロー番組のスタンダードである一話完結がメイン。パチンコは2005年の『CR人造人間キカイダー』から2015年の『CRキカイダーS.I.C.』まで、すべて西陣が手掛けている。パチスロは2006年に平和が『人造人間キカイダーK』をリリースした。

    「愛の戦士レインボーマン」パチンコ


    1972年から1973年にかけてNET系列で放送。東宝がテレビドラマのヒーロー物に初参入した番組。単独のヒーローが状況に応じて姿や能力を変える要素は、当時としては斬新なものであった。2008年にSANKYOが『CRF愛の戦士レインボーマン’70』をリリースしている。

    「宇宙刑事ギャバン」パチスロ


    1982年から1983年にかけてテレビ朝日系列で放送。「宇宙刑事シリーズ」3部作の第1部にして、「メタルヒーローシリーズ」の第1弾。スターウォーズや宇宙戦艦ヤマトなどのSFブームの中で誕生し、従来の特撮とは一線を画す設定やビジュアルが特徴。2009年に銀座がパチスロ『宇宙刑事ギャバン』をリリースした。

    「ゼブラーマン」パチンコ


    2004年、俳優・哀川翔氏の主演100作目を記念して製作された映画。不人気で打ち切りとなった特撮ヒーロー「ゼブラーマン」のコスプレを趣味とする冴えない教師が、本物の宇宙人との戦いに巻き込まれていく。2012年にマルホンが『CRゼブラーマン ゼブラシティの逆襲』をリリースした。

    「ゴジラシリーズ」パチンコ/パチスロ


    第1作は東宝が1954年に公開。その後、半世紀以上に渡って制作が続けられている。パチンコはそのほとんどをニューギンが手掛け、1999年に『CRゴジラ上陸』や『CRゴジラ大決戦』などをリリース。パチスロはサミーが2000年に『ゴジラ2』、2007年に『ゴジラパチスロウォーズ』、2008年に『ぱちスロSTゴジラ』をリリース。近年はエヴァとコラボし、ビスティが『Pゴジラ対エヴァンゲリオン ~G細胞覚醒~』や『L ゴジラ対エヴァンゲリオン』などをリリースしている。

    「ガメラシリーズ」パチンコ/パチスロ


    第1作は大映(現KADOKAWA)が1965年に公開した映画「大怪獣ガメラ」。初期は凶暴な怪獣として登場したが、第3作以降は子供たちのヒーローとして描かれている。パチスロはロデオが2000年に『ガメラ』、2001年に『オオガメラ』、2010年に『ガメラZS』などをリリース。その後、サミーが『パチスロガメラ』や『パチスロ ガメラ2』などを世に送り出した。パチンコもサミー系列が手掛け、2001年に『CRガメラ』、2006年に『CRガメラエクストリームバトル』などをリリース。

     

    子供の頃に夢中で見ていたヒーローや怪獣に、パチンコ・パチスロで再会したというユーザーも多いのではないだろうか。今も特撮系の新台リリースは続いており、次はどの作品が遊技機化されるのか楽しみである。

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