【ユニバ】謎のパチンコ新筐体が開発されてるらしいんだが

2016/10/09

パチンコ速報

  • yuniba
    ユニバが開発しているという謎のパチンコ新筐体がネット上をザワつかせているというので調査をしてみた。

    ユニバの謎の新筐体

    この度、パチンコ機なんだか、パチスロ機なんだかわからない新筐体をユニバが発表したという。

    そしてこの謎の新筐体を目にした往年のパチスロファンたちは愕然としたのである。なぜならあのパチスロ暗黒時代に作られた「パロット」に他ならないからである。

    まさかのパロット!?

    若いパチスロファンの方々は知らないかもしれないので「パロット」の説明をしよう。因みに人気熱帯魚のパロットとはまったく関係がないのであしからず。

    パロットって何かというと、これは「パチンコ球で遊ぶスロット」のことである。 それ以上でも以下でもねぇ。そのまんまだ。 こう、パチみたく下皿があって、ベットボタン押すと玉がジャラジャラ馬鹿みたい流れていくんである。 んで確か15玉くらいで3枚掛けになるんだよ。 ゲーム性は普通にスロットで、ただ唯一違うのが、出てくるのもまた玉なんだよ。 なんつうか、説明するのもアレなんだが、小役が揃うと、じゃらーっと馬鹿みたいに玉が75玉くらい出てくるんだ。

    出典:【スロ論】パロットとは何だったのか。

    「パロット」は動画でもわかるように、「パチンコ玉で遊べるパチスロマシン」をコンセプトに2008年前後に開発された遊戯機。パチスロ機なのにパチンコ玉で遊戯をするのである。
    あの頃は、パチスロが下火になっていた時代。有名パチスロ専門店ですらガンガン閉店しまうような、そんな時代に救世主となるべく「パロット」が開発されたのである。

    パロットはまずいぞ!!

    人気が急下落したパチスロを救うべく開発された「パロット」だが、これがもーお世辞にも活躍したなどとは口が裂けても言えない。

    つまり「パロット」は、黒歴史に黒を上書きしただけだった。まるで「北風と太陽」の北風のようなことをしてくれた挙句、益々パチスロから客が飛んでしまう原因となったのだ。

    パロットはあくまでパチスロじゃなくて「パロット」なんだよ。
    つまり、アタッチメント宜しくパーツ取り付ければ「玉でも遊べるスロット」になるんじゃなく、最初っから「玉でしか遊べないスロット」なんだ。パロットとして設置してある台はもう、メダルは絶対に使えないんである。これねー、本末転倒だよね! 玉でしか遊べねぇならパチンコ入れるっつうの!

    どっちも行けるよ! 玉もメダルもどんと来い!みたいな感じだったらまだなんか使い道あったような気がするけど、これ、ホールとしてもわざわざ当時グイグイ来てたパチの島を一つぶっ潰してパロットみたいな糞台入れるのもかなり頭が沸いてる感じだし、客としても「さ~スロ打つぞ!」つって千円札をサンドにブチ込んだら玉がじゃらじゃら出てきたらポルナレフになるだろうし、えげつないよこれは。もはやどこ向いてるのか分からねぇ。

    出典:【スロ論】パロットとは何だったのか。

    パチスロのような爽快感もなく、パチンコのような圧倒的な爆発力もなく、子役が揃う度にジャラジャラと出玉が出てきた「パロット」。
    スロッターだけでなく多くのパチンカーも遊戯して全く面白さを感じられないばかりか「一体全体ナニをさせたいんだ」と疑問を隠すことができなかった。
    結果、どうして開発されたのか意味不明なままに早々とホールから撤去されたのが「パロット」なのだ。

    プロジェクションマッピングとか、ドデカい液晶とか、デザインにこだわる自体は悪くないと思う。それが現在のパチンコ&パチスロの魅力にもなっているからだ。

    しかし「パロット暗黒時代」を知る人としては、流石にコレを「謎のパチンコ新筐体」とか言い出しているユニバの姿勢にそもそも疑問を抱かざるを得ない。

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