【パチンコの新たなゲーム性】「遊タイム」の評判ってどうなん?

2020/05/24

パチンコ速報

  • yutime0521
    パチンコの新機能「遊タイム」を搭載した機種がついに導入開始された。前情報の段階では「ハイエナが群がるだけでは?」とか「辞めにくくなる……」などと心配する声も上がっていたが、実際の稼働や評価はどうなのだろうか?

    遊タイムとは?

    『遊タイム』については、新たなゲーム性の付加だけではなく、従来の遊技者は1,000回転以上のハマりを体験したことによる客離れの発生や、夜8時以降にパチンコを遊技する気持ちの薄れなど、パチンコ離れを加速させないための役割も大きいとしている。

    『遊タイム』が作動する規定回数は、大当たり確率の分母2.5倍~3.0倍以下。大当たり確率1/300のパチンコ機を例に挙げると、通常遊技で750~900回転を消化した際に『遊タイム』を設けることができる。『遊タイム』の時短回数は日工組の内規で、大当たり確率の分母3.8倍以下と定められているため、最大1,140回転まで付与することができる。

    出典:グリーンべると
    遊タイムは昨年12月に「技術上の規格解釈基準」が改正されて可能になった新機能。3月に詳細が発表された。一部で「天井」と言われがちだがパチスロの天井とは異なり、基本的に大当たりは保証しない(実質大当たりに近い機種は存在)。規定ハマリ回転数で時短が発動するというものである。規定ハマリ回転数は「初当たり確率の分母の2.5~3倍」、時短の回数は「初当たり確率の分母の3.8倍以下」と定められている。
    ちなみに、遊タイムばかりが注目されがちだが、改正後は「低確率中の特定図柄の表示後に作動する時短」も可能になるとのこと。エヴァの暴走モード的な演出で、大当たりを介さない時短突入とかも期待できそうだ。

    遊タイムの登場で立ち回りが変わる!?

    「遊タイム」とは、「ある回転数に達すると(ハマると)時短に突入する」というハマリの救済措置、すなわちパチスロの天井のようなゲーム性が、パチンコの「技術上の規格解釈基準」および「日工組内規」の改定により実現可能となりました。これにより、今まではオカルトでしかなかった、パチンコの「ハマリ台狙い」が、正攻法として認められる日がやって来たのです。

    出典:パチマガスロマガ
    遊タイムの登場により、今まではオカルトに過ぎなかった「ハマリ台狙い」が正攻法の一つに昇格した。さらに設定付きパチンコと組み合わせることも可能なので、今後はパチンコでも立ち回りが重要視されることになる。とは言え、マナーやお店のルールはしっかり守ろう、ベガ立ち、ダメ。ゼッタイ。
     

    都内のホール関係者は、「遊タイム」を搭載した複数の実機を見た感想として、「最初はハイエナ行為が拡がるのではという懸念もあったが、カウントダウンといった告知演出もあるので、そのへんはおそらく大丈夫だろう。この機能がアリかナシかでいえばアリだと思う。感覚的には、オカルトが好きな海物語シリーズで遊ぶ客層と相性が良さそうな気がする」と話しています。

    出典:遊技通信web
    さらにホール関係者も遊タイムの登場に期待。発動までのカウントダウンが表示されるなどライトユーザーにも優しい仕様になっており、オカルト肯定派とも相性がいいのではと言われていた。

    では、実際の評判はどうなのだろうか。
    新型コロナウイルスの影響で地域によって状況は異なるが、4月20日にSANKYOより『PF真花月2夜桜バージョン』、5月11日に藤商事より『Pリング 呪いの7日間2』がリリースされているので、両機種の遊タイムの感想をまとめてみた。

    『PF真花月2夜桜バージョン』の遊タイム

    522:2020/04/24(金) 12:12:26
    過疎店で打ってる、面白いわ
    10ラウンド引けないとキツいけど天井ある分いいかなって感じ

    537:2020/04/26(日) 07:26:23
    隣の台が天井行ってたけど390回転くらい爺さんが回しててヤメた瞬間知ってそうな奴が飛びついてたわw
    やっぱ天井500は甘いよ、消化も早いし

    出典:スロログ
    『PF真花月2夜桜バージョン』は通常時500回転消化で759回転の遊タイムに突入。ネット上ではやはりハイエナや期待値に関する事柄が話題の中心だが……。
     

    めちゃくちゃ変動が速い!!

    これならサクサク進みますな!

    出典:やられんぼう将軍
    ゲーム性に関して言うと、遊タイムは非常に変動が速く、サクサクと快適に回せるらしい。遊タイムまでハマったのなら、当然そのままハマり続ける可能性もあるわけで、変動が速いのはとてもありがたい。

    『Pリング 呪いの7日間2』の遊タイム


    『Pリング 呪いの7日間2』は低確率状態(時短含む)885回転消化で1214回転の遊タイム「超貞子接近モード」に突入する。上記「真花月」同様、遊タイム中の消化スピードはかなり速いようだ。
    台によっては電サポが作動しているのに持ち球が減るという現象も起きているようなので、ハマリ台狙いをする際はネット上の数値を過信しないほうがいいかもしれない。
     

    この状況下の中、他機種の新台(シンフォギア2を除く)より、アウトも稼働率も高く店に貢献していると評価出来ます。

    さて導入した店舗様の客層の状況ですが、新台遊技をメインとしている若年層男性を中心に遊技されていました。年配者や女性の来店数が減少している為の影響もありますね。後日、行動規制が緩和されますと徐々に前作同様に女性顧客の遊技が増えるのではないかと考えています。

    出典:先読み通信
    一部店舗の話であるが、本機の稼働は非常に良く、他機種より多く打ち込まれているとのこと。客層は今のところ若い男性ユーザーが中心だが、行動規制が緩和されれば女性のユーザーも増えるのではと予想されている。

    今後の遊タイム搭載機

    『P戦国乙女6 暁の関ヶ原』


    通常時666回転消化で、171回転の遊タイム「突RUSH」に突入。
     
    『ぱちんこ 仮面ライダー轟音』


    低確率状態(時短含む)950回転消化で、1200回転の遊タイム「サイクロンチャンス」に突入。
     
    『P交響詩篇エウレカセブン HIーEVOLUTION ZERO』


    低確率状態(時短含む)599回転消化で、100回転の遊タイムに突入。他機種に比べると、短めである。
     
    『PモモキュンソードMC』


    低確率状態500回転消化で、ほぼ大当たりとなる250回転の遊タイムに突入。
     
    このように、規定ハマリ回転数も時短回数も機種によってさまざま。液晶で示唆やカウントダウンをしてくれる機種もあるが、できれば着席前に遊タイムの仕様を確認しておいたほうが無難であろう。

     

    遊タイムは通常時ハマリの救済に留まらず、多彩な使い方が考えられる。例えば「リング」は右打ち中大当たりの振り分け10%が「電サポ958回」で、すぐに遊タイムと繋がるユニークな仕様。もしかしたら今後は「電チュー大当たりが大きく優遇されていて、遊タイムからの大逆転が狙える」といった台も出てくるかもしれない。遊タイムのこれからが楽しみだ。

    TOP:YouTube

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