「マルホン倒産の危機」のニュースは多くのパチンコファンを驚かせたことだろう。もはや崖っぷち状態のマルホンだが、名機と呼ばれる機種を多くリリースしている。そこで、今回は鼓舞する意味も込めて、マルホンが生み出してきた歴代の名機たちを紹介したいと思う。
2009年に発売された『シャカラッシュ』。『大シャカラッシュ』や『超シャカラッシュ』といったシリーズも発売され、「マルホン」を代表する機種となっている。
3機種が発売された『戦国KIZUNA』シリーズ。美麗な演出や豪華な役物が特徴的な機種となっている。歴史が好きな方やそうでない方も楽しむことができる。
もはやマルホンの代名詞とでも言うべき人気を誇った名機『ファインプレー』。初代の発売から幾度も後継機が生まれ、今でも多くのファンに愛されている。
「1024連荘」という伝説を残した幻の名機。縦にデジタルが3つ並んでいるというデザインにも新しさが感じられ、当時は多くのファンがホールに集まった。
連チャンパチンコの全盛期に誕生した名機。その後も続々と後継機が発売され、幅広い年代に愛される機種の一つだ。
デジパチながら、一発台のような爆発力を見せた名機。 いわゆる「いぶし銀攻略」が大きな話題となり、多くのパチンコファンがホールへと走った。
「天使が出るか悪魔が出るか」、大当たり後のドキドキが止まらない名機。一度時短に入ったらしばらく止められないというスペックも、今では非常にレアだ。
最後は本来のマルホンスピリッツがムンムン感じられる「百姓一揆」シリーズ、なぜ「一揆」をテーマに選んだのか現代人に理解不能、コンプライアンスもへったくれもない古き良きものづくりが伝わってくる名作。「ソレ!イッキジャ!」と表示されるドット文字にシャカラッシュに連なるDNAを感じ取れはしないだろうか?
「思い出をしのぼう」などと言ったが、振り返れば振り返るほどマルホンの復活を願う気持ちが強くなってきてしまった。まだ復活の可能性は残されているので、マルホンを救ってくれる企業が現れることを願うばかりだ。