【設置比率の規制】旧基準機が30%以下で高射幸性パチスロ機が15%以下ってどゆこと?

2018/06/14

パチスロ速報

  • tekkyo300605
    パチスロの「旧基準機」は、昨年12月1日までに各ホールにおける設置比率を30%以下にするよう定められていた。さらに2018年4月、新たな規制として、「高射幸性パチスロ機」を来年1月末までに15%以下にせよというお達しがくだり、ユーザーやホール関係者に衝撃を与えた。
    これら規制関係の動きに、また一悶着あったらしいのだが、何だかややこしい話になっているので状況を整理してみた。

    そもそも「高射幸性パチスロ機」と「旧基準機」の違いは?


    高射幸性パチスロ機とは、2015年9月末に「特に高い射幸性を有する」と指定された65機種のこと。一方、旧基準機とは、5.5号機より前に登場した機種のこと。つまり、高射幸性パチスロ機は旧基準機の一部で、特にお上から目をつけられている爆発力のある機種のことである。

    高射幸性パチスロ機の代表的機種は?


    現在も注目度の高い『バジリスク~甲賀忍法帖~絆』・『ミリオンゴッド-神々の凱旋-』・『アナザーゴッドハーデス』・『モンスターハンター月下雷鳴』・『魔法少女まどか☆マギカ(初代)』等が高射幸性パチスロ機であると指定されている。要は人気機種を減らせということだから、ホールにとっては頭の痛い規制であろう。

    そんな高射幸性パチスロ機の設置比率を15%以下に

    全日遊連は4月24日の全国理事会で、高射幸性回胴式遊技機の削減方針について、当初の執行部案の通り、設置比率を平成31年1月31日までに15%以下、平成32年1月31日までに5%以下、平成33年1月31日までに0%とすることを決議した。同日の理事会後の記者会見で報告した。

    出典:WEB Greenbelt グリーンべるとWeb版
    今年4月、全日遊連の理事会で「高射幸性パチスロ機」の各ホールにおける設置比率について、2019年1月31日までに15%以下に減らす方針を決定。その後も段階的に減らしていく方針が示され、2020年1月末で5%以下、2021年1月末で完全撤去というスケジュール。この5%という微妙な残し方に対しては、「思い切りが悪い」とか「6号機の普及に対して足かせになる」といった指摘もある。

    2018年初頭の設置比率は……

    新基準に該当しない回胴式遊技機の設置状況は、1月31日現在で、42万6,012台で、回胴式遊技機の設置台数(170万1,987台)に対して設置比率は25.0%となった。このうち、特に高い射幸性を有すると区分した遊技機(高射幸性パチスロ機)は、33万9,002台で設置比率は19.92%となっている。

    出典:WEB Greenbelt グリーンべるとWeb版
    とは言え、風営法規則改正の前日、2018年1月31日時点で、全国の旧基準機の設置比率は25%、このうち高射幸性パチスロ機は20%弱まで下がっていた。みなし機として設置されていた旧基準機が撤去された影響もあるのだろう。すでに20%を下回っているのなら、15%以下に下げろというのもそんなに無茶な命令ではなさそうだ。

    高射幸性パチスロ機は「期限切れ」も近い

    ()内は再認定を受けた場合の理論上の設置期限
    ・バジリスク絆(2019/12/16)
    ・沖ドキ(2020/6/2)
    ・魔法少女まどかマギカ(2019/10/28)
    ・ミリオンゴッド神々の凱旋(2020/11/17)
    ・アナザーゴッドハーデス(2019/12/16)
    ・サラリーマン番長(2020/8/11)

    出典:副業月収支50万以上達成!!萌えスロリーマンあっくんの萌えスロを熱く語りつつ副業スロットで月10万円以上稼ぐブログ
    2018年2月1日に風適法施行規則が改正されたため、5.9号機以前の機種はみなし機としての設置は認められず、認定期限が切れれば即撤去。設置比率0%となる2021年1月には人気機種は、もうほとんど期限切れとなっているのである。
    そう考えると、「2019年1月に15%→2020年1月に5%→2021年1月で完全撤去」というスケジュール自体は妥当なもののようにも思える。

    旧基準機の設置比率30%以下も維持する方針

    また今回の自主規制では、高射幸性パチスロ機の設置比率低減と合わせて、新基準に該当しないパチスロ機の設置比率30%以下という点も引き続き、維持していくことを確認した。これは今後、高射幸性パチスロ機を減らしていく中で、逆に新基準に該当しないパチスロ機が増えていくようでは自主規制の趣旨に反することとなり、それを防ぐためだという。

    出典:『遊技日本』
    「旧基準機」は2017年12月1日までに設置比率を30%以下にするよう指示されており、その比率は引き続き守るようにと、最近になって再び釘を刺された。例えば、『沖ドキ! 』は高射幸性パチスロ機ではない旧基準機だが、『バジ絆』を減らして『沖ドキ! 』を増やしたら本末転倒だから控えろ、ということである。

    立ちスロによる規制突破も禁止!?

    文書の中では、決議内容(高射幸性パチスロ機の段階的削減)の留意事項として、いわゆる“立ちスロ”について言及。「高射幸性回胴式遊技機の設置可能台数を増やすため、お客様が遊技をすることを想定していないような遊技機を設置して総設置台数を増やす、『取組を逃れるための増台行為』を行わないこと」と、今回決議した取り組みの趣旨に反するような事例に釘を刺した。

    出典:『遊技日本』
    一部の店舗では、「立ちスロ」を設置して総設置台数を増やし、規制をクリアするアクロバティックなホールも出現していた。
     
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    【旧基準機】『新橋ビッグディッパー』の規制突破が斬新すぎる件

    しかし、この斬新な規制突破もお上に咎められ、さらに6月5日にはYahoo! ニュースにも取り上げられる事態に発展。近い将来、立ちスロ強制撤去ということも起こり得るかもしれない。

     

    現在ホールで人気を得ている旧基準機も高射幸性パチスロ機も、規制により厳しく管理され、抜け道を見つけてもすぐに潰されるようだ。これからは、ユーザーもホールも6号機時代という新しい環境に適応していくことが求められるのだろう。でもきっと、各メーカーの創意工夫により、面白い新基準機も登場してくるはず。別れが避けられないのであれば、新しい出会いに期待したい。

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