パチンコをたしなむ人口が激減しているらしい。一体なぜ、どのぐらい減っているのか? 復活の道はあるのだろうか?
とりあえず今日で打ち納めです。
来年のパチ屋は、
MAX規制や等価規制ですね。なにより、遊戯人口が年々減ってるのが
問題かと思います。25日あたりから本格的な回収モードに
入ると思うのでボロ負けしないように
しましょう pic.twitter.com/mPBDabEAyb— xゆxうxきx 相互フォロー (@pad_yu_u_ki_) 2015年12月22日
公益財団法人日本生産性本部・余暇創研の『レジャー白書』によると、2015年のパチンコ遊技人口は前年比80万人減の1,070万人であったという。全盛期の1995年頃は3,000万人規模だったのが、年々着実に減り続けている。2016年、2017年は、相次ぐ規制の影響でさらに減るだろうと予想される。
パチ屋の遊戯人口また減ったんだ。
等価じゃなくなったしAT機、パチンコ80%撤退で来年は更に減るだろうな。— クルルギ@お金が欲しいパト (@3SeveZ) 2016年7月25日
スロットAタイプみたいのしかなくなったら人口減るだろうし。
パチはマックス撤去と65%きせいとかで減ってるだろうし。
あとは地獄にみたいになってくのがだいぶ近づいたな— のび〜た (@zonerean) 2016年7月6日
今時1ぱちも万札何枚もいる時代なんかなあ?だからパチ人口へるんだよ自業自得。 pic.twitter.com/P7aB6GZBzf
— クッキー (@rGAn9dbfaahdKlj) 2016年5月31日
参加人口1,070万人といっても、そのうちの多くは1パチや5スロなどの低貸しをメインとするユーザーだと言われている。低貸しが活発化したのは2004年頃から。全盛期は低貸し無しで3,000万人だったことを考えると、現在の縮小ぶりは相当なものである。
参加人口:全盛期3000万人→現在1070万人
(実際は1パチや5スロなど低貸しが7割占めてるので
これをだいたい4人を1人と計算すると
参加人口:全盛期3000万人→500万人 (83%減)
日本生産性本部の余暇創研の資料だと2015年のパチ屋参加人口(推計)は前年比80万人減の1070万人。市場規模は前年比1兆2750億円減の23兆2290億円。
減ってはいるものの、まだ23兆円もの市場規模…しかもこの前国会で監督官庁の警察官が『換金できるとは認識してない』だとさ!— NsbibiMix@GTsport待機 (@NsbibiMix) 2016年7月24日
遊技人口の減少、低貸しの拡大によってパチンコ市場規模も小さくなっている。それでも他のレジャー産業との比較の上では、まだまだ巨大市場と言える。
レジャー産業の市場規模が年々減り続ける中、パチンコ業界(パチンコ・パチスロ)は約19兆円と娯楽部門の中では約3分の1の市場規模を維持し続けています。その額は「観光・旅行」の約2倍で、映画やゲーム業界などはその数字に遠く及ばず、日本最大のエンターテイメントと言われる所以です。
使用額が…。
ファン人口、市場規模とも減少/レジャー白書2016概要発表 https://t.co/m8xpMvQsZx @【yuginippon】から
— パチ7編集長 (@pachi7editor) 2016年7月14日
低貸しの営業・ユーザーが増えているにも関わらず、一人あたりの年間平均費用は増加し、10万円に届く勢いである。
パチンコの参加率は10.6%で昨年比0.8%の減少、年間平均活動回数は32.4回で昨年比9.6回の増加、年間平均費用は99,800円で昨年比14,600円の増加となった。参加者が減った一方、残った参加者の平均費用が増えた結果からは、ファンの更なるヘビーユーザー化が進んだと言える。
パチ屋自体を無くせとは言わないし、言える立場でもない。また、無くなったら悲しい。それにどんなに遊技者の人口が減ったとは言え、潰す方向は間違いだと思う。巨大施設でなく、商店街の1店舗くらいの規模が一番いいんだと思われる。
— omigun (@omigun) 2016年8月4日
遊技人口が減っても、ホールは利益を確保しなければならず、ユーザーは一層勝ちにくくなり、それによってまたパチンコ離れが進む。遊技人口を回復させる道はあるのだろうか?
みなパチ :: 第1801回「遊技人口回復には有言実行する組合になれ」 https://t.co/F0IvEMgznD
— いとやん (@itoyan777) 2016年6月27日
解決策としては「勝ち額では無く勝ち率を上げる」、「損益分岐の自主規制」、「全ホールが禁煙化する」といった営業施策から、「業界のイメージアップのためのメディア戦略」、「空港、病院などの公共施設にデモ機を設置」など業界全体での取り組みなど幅広いアイデアが挙がった。
問題は、後は解決策を一つでもいいから、業界を挙げて実行していくことなのだが、残念ながら交流会の場で話が盛り上がって、それで終わっているのが、この業界の悪いところだ。
業界内でもアイディアは色々と出ているが、アイディア止まりで実行に移されていないものも多いようだ。
遊技人口が回復しないと、ユーザーは重い負担を強いられ続けることになる。せめて減少に歯止めがかかってほしいが、規制や撤去という現実を見ると、先行きは暗そうだと言わざるを得ない。