【ヤバイ】パチンコ遊技人口が減りまくってるらしい

2016/08/16

トレンド

  • yabaigen08

    パチンコをたしなむ人口が激減しているらしい。一体なぜ、どのぐらい減っているのか? 復活の道はあるのだろうか?

    遊技人口減りまくり

    公益財団法人日本生産性本部・余暇創研の『レジャー白書』によると、2015年のパチンコ遊技人口は前年比80万人減の1,070万人であったという。全盛期の1995年頃は3,000万人規模だったのが、年々着実に減り続けている。2016年、2017年は、相次ぐ規制の影響でさらに減るだろうと予想される。

    低貸しを含む

    参加人口1,070万人といっても、そのうちの多くは1パチや5スロなどの低貸しをメインとするユーザーだと言われている。低貸しが活発化したのは2004年頃から。全盛期は低貸し無しで3,000万人だったことを考えると、現在の縮小ぶりは相当なものである。

    参加人口:全盛期3000万人→現在1070万人
    (実際は1パチや5スロなど低貸しが7割占めてるので
    これをだいたい4人を1人と計算すると
    参加人口:全盛期3000万人→500万人 (83%減)

    出典:パチパチマニアックス

    それでも巨大市場

    遊技人口の減少、低貸しの拡大によってパチンコ市場規模も小さくなっている。それでも他のレジャー産業との比較の上では、まだまだ巨大市場と言える。

    レジャー産業の市場規模が年々減り続ける中、パチンコ業界(パチンコ・パチスロ)は約19兆円と娯楽部門の中では約3分の1の市場規模を維持し続けています。その額は「観光・旅行」の約2倍で、映画やゲーム業界などはその数字に遠く及ばず、日本最大のエンターテイメントと言われる所以です。

    出典:マルタマ採用情報サイト

    1人あたりの負担が…

    低貸しの営業・ユーザーが増えているにも関わらず、一人あたりの年間平均費用は増加し、10万円に届く勢いである。

    パチンコの参加率は10.6%で昨年比0.8%の減少、年間平均活動回数は32.4回で昨年比9.6回の増加、年間平均費用は99,800円で昨年比14,600円の増加となった。参加者が減った一方、残った参加者の平均費用が増えた結果からは、ファンの更なるヘビーユーザー化が進んだと言える。

    出典:遊技通信web

    回復の道は?

    遊技人口が減っても、ホールは利益を確保しなければならず、ユーザーは一層勝ちにくくなり、それによってまたパチンコ離れが進む。遊技人口を回復させる道はあるのだろうか?

    解決策としては「勝ち額では無く勝ち率を上げる」、「損益分岐の自主規制」、「全ホールが禁煙化する」といった営業施策から、「業界のイメージアップのためのメディア戦略」、「空港、病院などの公共施設にデモ機を設置」など業界全体での取り組みなど幅広いアイデアが挙がった。
    問題は、後は解決策を一つでもいいから、業界を挙げて実行していくことなのだが、残念ながら交流会の場で話が盛り上がって、それで終わっているのが、この業界の悪いところだ。

    出典:みなパチ

    業界内でもアイディアは色々と出ているが、アイディア止まりで実行に移されていないものも多いようだ。

     

    遊技人口が回復しないと、ユーザーは重い負担を強いられ続けることになる。せめて減少に歯止めがかかってほしいが、規制や撤去という現実を見ると、先行きは暗そうだと言わざるを得ない。

| TOP |