【原作紹介】ネタバレ注意! 5分でわかる『オーバーロード』

2019/07/20

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  • or0718
    大人気アニメ「オーバーロード」をオーイズミがパチスロ化。原作はオリコンの2018年「本」ランキング・ライトノベル部門で、シリーズとして1位に輝いている超人気作品。「オバロ」初のパチスロ化に備えて、原作のエッセンスを簡潔にまとめてみた。

    「オーバーロード」あらすじ

     未来に存在するVRMMO『ユグドラシル』のサービス終了の日。最強クラスのギルドの一角である『アインズ・ウール・ゴウン』のギルドマスター『モモンガ』は、メンバーと共に作り上げた居城の玉座に、臣下たるNPCたちにかしずかれながら座っていた。たった1人で、もはやいないかつての仲間達を思いながら。
     そしてサービスが終わり強制ログアウトが生じるその瞬間、異変が起こった。ログアウトできず、そして何より話すことの出来ないはずのNPC達がまるで生きているかのように忠誠を示しだしたのだ。さらには外の世界は未知の世界。モモンガは混乱しながらも、絶対者(ギルドマスター)として行動を開始する。
     これはアンデッドの肉体を得た絶対者たるモモンガが、己の(頭のおかしい)目的のために、異世界を蹂躙していく物語である。

    出典:小説家になろう
    主人公はVRMMO(バーチャルリアリティ空間でプレイするネットゲーム)「ユグドラシル」の熟練プレイヤー、「モモンガ」。ユグドラシルがサービスを終了する日、モモンガはすでに離脱したギルドメンバーとの思い出に浸りながら強制ログアウトの瞬間を待っていた。ところが、起きたのはログアウトではなく、ユグドラシルとよく似た異世界への転移。今まで自分の持ちキャラだったアンデッドが自分そのものとなり、意識を持たないはずのNPC(ノンプレイヤーキャラクター)たちは生きているかのように話しかけてくる。モモンガは突然の事態に混乱しながらも、NPCたちの絶対的支配者として相応しい態度を取ろうとする。

    主人公 モモンガ=アインズ・ウール・ゴウン

    転移後はアンデッド化により強い感情は抑制されるようになり、人間に対しての同族意識は消え殺人行為をしても虫を潰した程度にしか感じなくなった。鈴木悟時代の残滓が残っており無益な殺生はしないが彼が執着するギルドや所属するNPC達のためであれば殺戮も辞さない。

    出典:【ピクシブ百科事典】
    アニメ未視聴のスロッターが最初に混乱するのは、主人公の名前かもしれない。整理すると以下の通り。
     
    ・モモンガ:キャラクター名。ユグドラシル時代から使用しているハンドルネーム。
     
    ・アインズ・ウール・ゴウン:モモンガがマスターを務めていたギルドの名称。異世界に転移したモモンガは「他にもこの世界に来ているプレイヤーがいるかもしれない」と考え、彼らに気づいてもらえるよう、アインズ・ウール・ゴウンを個人名として用いる。通称、アインズ。
     
    ・モモン:モモンガ(アインズ)の冒険者としての偽名。

    2019年現在、アニメは第3期まで放送されているが、『OVER-SLOT「アインズ・ウール・ゴウン絶対支配者光臨」』は、噂によると第1期のみを扱っているとのこと。以下、演出でも使われそうな第1期の山場を紹介しよう。

    山場①カルネ村の戦い

    マジックアイテム《遠隔視の鏡》の使い方を確認する中、モモンガは人間が暮らす村を発見する。その小さな村は騎士団と思しき戦士たちに襲われ、女や子供も容赦なく殺されていた。アンデット化のせいか悲惨な光景を目にしても平静なままのモモンガ。最初は村を見捨てようとするが、考えを変えて己の力を試してみることに。モモンガは村に転移し、村を襲う騎士たちと対峙。強力な魔法で敵の力を量ろうとするが……。

    出典:dアニメストア
    アインズが初めに考えたことは「情報収集」。これは未知の世界に飛ばされた人間として当然の行動だが、旧来のエンタメ作品に比べるとその慎重さは圧倒的。現世での引っ込み思案で臆病な性格がよく現れた行動である。
    「己の強さ」も、アインズが知りたい情報の一つであった。近くの村が騎士団に襲われているところに割って入り、村に加勢。力試しの結果、自分は圧倒的に強いということがわかった。

    山場②冒険者としての旅路

    カルネ村の事件の後、城塞都市エ・ランテルを訪れたモモンガことアインズ。彼は名前をモモンと変えて、冒険者組合に加入。名を上げようと画策する。

    出典:Netflix (ネットフリックス)
    自分がかなり強いということがわかってからも油断しないアインズは、さらなる情報収集のため、漆黒の鎧を身に纏い、城塞都市エ・ランテルにて「モモン」という名で冒険者組合に加入。薬師ンフィーレアの依頼を受け、護衛任務の過程で圧倒的な力を見せつけるモモン。「森の賢王」と呼ばれるモンスターすら一瞬で降伏させる。
     


    その後、ンフィーレアは「どんなアイテムでも使用できる」という特殊能力に目をつけられ、スレイン法国特殊部隊の元メンバー、クレマンティーヌと秘密結社ズーラーノーンのカジットにさらわれてしまう。救出に向かったモモンと配下の戦闘メイド・ナーベラルはここでも圧倒的な力を発揮。ナーベラルがカジットを雷魔法で撃破したのを見届けたモモンは、クレマンティーヌを余裕綽々で絞め殺した。

    山場③シャルティアとの一騎打ち

    シャルティアはアインズに命じられた「この世界の魔法や武技を持つ人間の捕獲」を実行しようと行方不明になっても表沙汰にならないであろう、という理由から盗賊風の傭兵団を襲うお話です。

    傭兵団の中にいたブレインと戦うことに。
    当然シャルティアが圧勝しますが、ブレインは逃げるのに成功します。

    その後、偶然居合わせたスレイン法国とシャルティアは遭遇し、精神支配を受けて動けない状態になります。

    シャルティアの精神支配を解除するため、アインズはシャルティアを一度殺す必要があり戦います。

    出典:漫画ときどきアニメネタバレ専科
    モモンが冒険者として名声を獲得した頃、配下のNPCの一人、シャルティアが何者かの「精神支配」を受ける。アインズはシャルティアを精神支配から解放するため、単騎で戦いを挑み、見事勝利する。
    敵対する相手には無慈悲でありながら、身内への愛は人一倍強いアインズの精神性が垣間見える第1期のクライマックス。パチスロでは、かなり期待度の高い演出として使われるものと予想する。

    ヒロイン?「アルベド」

    本作のヒロイン。異世界転移後に意志を持った、ナザリック地下大墳墓を守るNPCの一人。
    階層守護者と呼ばれる重要な役割を持つNPCであり、ユグドラシルでのレベルも最大の100 Lvである。
    彼女は階層守護者統括と設定されており、名実共にナザリック地下大墳墓に存在する全NPCの頂点に立つ存在。
    NPCはアインズ・ウール・ゴウン所属のプレイヤーを「至高の41人」と呼び崇めている。彼女達には作成時に原案を出した人物がいて、彼女はモモンガと同じギルドメンバーであるタブラ・スマラグディナに作られた。

    出典:RENOTE [リノート]
    アインズに絶対的な忠誠を誓うNPCたちの中でも、とりわけアインズへの執着が強い。その理由は、アインズ(モモンガ)自身が彼女の設定を冗談半分で「モモンガを愛している」と書き換えた所為である。その経緯や異常な執着心はさておき、実力は本物。アインズの右腕としてNPCたちを統括している。
    ダークファンタジーを象徴するかのようなキャラクターデザインから、絵師・コスプレイヤーの間でも人気が高い。パチスロ化においても活躍が期待される。

     

    アニメ「オーバーロード」の見どころは数多くあるが、そのなかでも特筆すべきは、絶対者としての振る舞いがあくまでも作り物という点である。アインズ役を務める日野聡氏の「リアルの声と心の声の演じ分け」は必聴。ぜひ第1期だけでもチェックしていただきたい。

    TOP:YouTube

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