マルホン、奥村に続き、アリストクラートのパチスロ業界からの撤退が決定した。『絶対衝激 〜PLATONIC HEART〜』、『パチスロ哲也 新宿vs上野』、『マッハGoGoGo』といった優秀なスロット機を世に送り出していただけにスロファンとしてはやりきれない気持ちだ。アリストクラート撤退の真相や傘下のスパイキーが今後どうなるのか調べてみた。
ネット上などでは「次はアリストクラートか?」と、噂されていた。
某パチスロメーカー、解散&日本法人を撤退。マルホン、奥村に次いで…
— 未確定情報局‐パチンコビレッジ・代表‐ (@mikakutei) 2015, 4月 21
アリスト&スパイキーが解散&日本法人を撤退 http://t.co/YPUCzlmERO
— 今日のうおのめ (@nononomeeeee) 2015, 4月 21
おはようございます( ̄▽+ ̄*)少し前のニュースになりますがパチスロメーカーのアリストクラートさんが日本での業務撤退が決定しました・・・アリストさんといえばマッハGOGOGO巨人の星など名機をたく… http://t.co/bzEZF8Zzat #pachicom
— 第一プラザ入間店 (@DP_iruma) 2015, 5月 5
そして遂に現実のものとなり、本当に撤退が確定してしまった…。
㈱アリストクラートテクノロジーズ(菅沼正典代表取締役)のパチスロ市場撤退が決定。4月21日、同社の親会社であるアリストクラートレジャーがホームページ上で公表した。詳細は後日、明らかとなる見込み。
出典:アリストがパチスロ事業を終了 » パチンコ業界誌『遊技日本』
今回撤退したアリストクラートは、本社をオーストラリアに持つカジノなどのスロットマシンを手掛けている企業の日本法人。2001年にサミーと提携のうえでパチスロ市場に新規参入し、2010年にはスパイキーを傘下に収めた企業である。
今年の3月に『BLACK LAGOON 2』をリリースしたばかりのスパイキーだが、今後の動向が気になるところだ。
続報。アリストクラートテクノロジーズは撤退。スパイキーは、アリストクラートテクノロジーズの子会社から、オーストラリアのアリストクラートの子会社になり事業を継続のようです。
— 未確定情報局‐パチンコビレッジ・代表‐ (@mikakutei) 2015, 4月 21
なお、弊社子会社であります株式会社スパイキーにつきましては、弊社清算後も体制を変更して同社製品についてのサポートを継続して参ります。弊社清算にあたり、皆様方にご迷惑をお掛けしますことをお詫び申し上げますと共に、まずは略儀ながら書中をもってお知らせ申し上げます。
出典:弊社清算に関するお知らせ
アリストクラートはスパイキーについて、「弊社清算後も体制を変更して同社製品についてのサポートを継続して参ります」と述べているが、同社の発表をみる限りでは、サポートは継続するが今後新機種のリリースはしないのではないかとも読み取れる。
オーストラリアのアリスト本社の子会社となり”事業を継続”するとの続報が。これもまた色々と解釈できる表現なのでまだはっきりわかりませんが、これからも新台を出し続けて欲しいものですね。
出典:「アリストクラート」がパチスロ市場撤退を発表、子会社「スパイキー」はとりあえず残る模様 « 業界情報 « スロ速VIPちゃんねる
また、「オーストラリアのアリスト本社の子会社となり”事業を継続”する」という話もでているようだが、このままでは遅かれ早かれ、業界内からスパイキーも消えていくということなのだろうか。
ここ最近、パチンコ・スロットともに客離れによる市場全体の規模の縮小や、AT/ART規制やMAX規制など、さまざまな要因によって倒産や撤退してしまう企業が続出しているが、次はどの企業が同じような道を進んでしまうのか。
スロメーカーでヤバそうなところは
タイヨー
JPS
エマ
JIN
アイウィル
SANKO
大都
バルテック
中京遊技 あたりか。もしかしたらこの中に潰れているところがあるかも
出展:パチンコメーカーは倒産するが、なぜスロットメーカーは倒産しないのかwwwww | フリーズ速報〜パチンコ・スロットまとめブログ〜|新台情報・解析・攻略・噂
だいぶ話は飛躍いたしますがもしも今後、NETが倒産するというのであれば、パチスロ業界は本当の終わりなのかも。
出典:JIPANG/オリジナルホームページ/携帯版/ミズーノのたわごと/ショールーム試打について
少し調べただけで、現在スロット業界を牽引している多くのメーカーが危機的状況に置かれているのではと噂が飛び交っている。
増え続けてきたパチスロも、そのペースは鈍化し、いずれマイナス方向に振れるでしょう。そうなれば、パチスロ主体・専門メーカーも、人ごとではありません。パチンコ、パチスロいずれもメーカーの生存競争はまだ続くと思って間違いなさそうです。
出典:パチンコメーカー倒産の理由を考える – 回転遊戯 : ニッカンアミューズメント
挙句の果てには、業界全体が衰退してしまうのではないだろうかという情報まで飛び交っている。
まだまだ業界の先行きは暗いといわざるを得ない状況なのかもしれないが、何とか踏みとどまって、業界に再び活気を取り戻して欲しいところである。