パチンコ・パチスロの企画や販売を行っているフィールズが、先月パチスロ業界からの撤退を表明したアリストクラートを子会社化する様子だ。
6月1日、フィールズはアリストクラートテクノロジーズの全株式を取得すると発表した。
アリストクラートテクノロジーズは4月に日本での事業を終了し平成27年末を目処に清算すると発表されていた。同社リリースによると、フィールズはこれまで独立系商社としてアリストクラートテクノロジーズやその子会社であるスパイキーのパチスロ機を販売し良好な関係を構築してきており、アリストクラートテクノロジーズが保有する資産の有効活用等について交渉を重ねた結果、フィールズ側がアリストクラートテクノロジーズの資産を株式も含めて引き受けることが最も適切な方策であるとしている。
出典:フィールズがアリスト全株式を取得 | PiDEA.web
フィールズはパチスロメーカーのアリストクラートテクノロジーズの株式を取得。アリストクラートの子会社であるSpikyも含め、これまでも2社は関わりがあった。今回の子会社化の影響を受け、これからどのような機種が発売されるのか楽しみだ。これまで出てきた機種の後継機も見ることができるのだろうか。
パチンコ・パチスロの販売を主に行っているフィールズ。最近では、パチスロ『ベルセルク』やパチンコ『ウルトラバトル烈伝 戦えゼロ!若き最強戦士』などを取り扱っている。またスマホアプリやコミックにも携わっており、様々な展開をしている。
パチンコ・パチスロ共に大ヒットを記録している『エヴァンゲリオン』シリーズ。2015年6月にはシリーズ最新作『パチスロ EVANGELION~希望の槍~』の導入も予定されており、今後も目が離せない人気シリーズだ。
2015年2月に導入された『ベルセルク』。大人気漫画とのタイアップ機種となっており、ファン注目の機種だ。MAX82パーセントのループとなる「光の鷹MODE」や「狂戦士」と名付けられた専用筐体などが魅力だ。
2015年3月に導入された『ウルトラバトル烈伝 戦えゼロ!若き最強戦士』。右打ち中大当たりの出玉は、約50%で約2000発となっている。「フルカラーサプライズボタン」や「ULTRAレバー」など派手な演出が多彩の新筐体「ULTRA STAR」が目を引く一台だ。
アリストクラートがスロット業界から撤退するニュースが流れた時、「あの台の続編は出ないのか…」と多くのパチスロファンが落胆した。しかし、もしかしたら今回の一件で続編が出るかもしれない。
2009年7月に導入された『絶対衝激』。2013年2月には後継機となる『絶対衝激Ⅱ』も導入される人気ぶりだ。『絶対衝激Ⅱ』は純増2.9枚や連続性のある1G連などといった特徴のある機種となっている。個性豊かなキャラクターにも注目だ。
アリスト、フィールズの子会社になるのか…(・ω・ ;) アリストの系のあの独特の雰囲気無くならないこと祈るな
— ゆーぞー (@yuuzoudayo) 2015, 6月 2
フィールズがアリストの株取得したとかまじかよ。こりゃ恐怖新聞3が出る可能性が首の皮一枚繋がったかも! — アキバのまこさん@IKDI (@mako8192) 2015, 6月 1
フィールズ、アリストクラートテクノロジーズの株式取得へ – パチンカス http://t.co/mVemBZnhwx アリスト生き残ったの嬉しいけどフィールズ・・・・この終わった感すごい。
— しおさい@FF14 バハ鯖 (@siosai09) 2015, 6月 1
ネットユーザーの声を集めてみた。『恐怖新聞』や『BLACK LAGOON』など人気機種の続編を期待する意見もみられ、アリストクラートが残った喜びを伺える。一方で子会社となったことによりアリストクラートらしさがなくなってしまうのではないか、という不安の声もある。
フィールズがアリストクラートを子会社したことにより、他メーカーの動向も変化してくるのではないだろうか。今後の業界がどうなっていくのか注目だ。