スロットにおいて高設定を打つことは勝利への必須条件だと言ってもいいだろう。それなのに『ジャグラー』の「設定6で負けた……」と、ネット民がザワついているというので『ジャグラー』の設定6について考えてみた。
設定6だと確信して打ち続けた結果、負ける。スロッターとしては何が起こったのか目を疑いたくなる。
おそらく設定6のジャグラーで負けた。
やっぱりAタイプは安定しない。— Tαmurα (@777Fascination) 2016年1月24日
設定6っぽい挙動のジャグラーで負けた。200回転以内にぽんぽん当たり引くのにreg先行。最後reg6連して、追加投資するも、なんか大当たり規制に入ったかのように300Gまでもってかれてフィニッシュ — ちみかな (@timikana10) 2015年7月27日
信じられないことではあるが、こうした報告が実際にあるのが現実だ。何がどうなっているのだろうか。
『ジャグラー』の高設定を判別するためにスロッターたちは、REGの偏りやボーナス間グラフ、ぶどう小役をカウントしたりして高設定かどうか判別をしている。
たまにおるけどジャグラーのバケでキレて台パンするやつもクソほど謎 ウルトラハマってるならまだしも早いゲーム数でバケ連してたら俺は高設定の期待度上がるし挙動ええなぁって感じでニッコリなんやけど
— ガールズ&パンツァー (@BP300Msb) 2016年7月6日
こんなぶっちぎりの高設定挙動するジャグラーを座れて満足。今度も座りたいけど出来るだけ早い時間帯で打ちたいよね。 pic.twitter.com/sqXeK4dyCo — クッチー (@kuttiandwolf) 2016年6月13日
上記のような挙動をしている場合、『ジャグラー』ばホボ高設定だと思っていいはずだ。しかしながら設定判別をする場合に気をつけなければならないのが、100%とは断言ができないということである。
低設定を高設定と勘違い
100% 高設定だと断言できないため『ジャグラー』の高設定で負けた理由の中には、どうしても勘違いというものが過分に含まれてしまう。
これはよくあることですが、低設定でもまるで設定6のような挙動を示すことが短期的にはあります。
この短期的というのは一日中、設定6以上の出玉が出てしまう、ビッグ、レギュラー共に高設定濃厚というデータを示す場合も時にはあるということです。
例えば8600回転でB40 R35とかいう履歴になったりしたとします。
明らかに設定6以上の結果です。しかし実際の設定は、設定3とかたまにあるわけです。
出典:ジャグラーの台選び【徹底攻略サイト】
なぜなら『ジャグラー』は短期的には低設定でも設定6と似たような挙動をする場合があるからなのだ。
プレイG数が少なく波を掴めなかった
そして次に『ジャグラー』の設定6で負ける要因が、プレイG数が少なく波を掴めなかった場合である。
これは試行回数が少ないので、たまたま引き負けるパターンです。
ジャグラーのシミュレータなどで設定6を回してみると終日負けることがあります。
履歴についても9000回転回して、ビッグが全く引けない、レギュラーも本当に設定6なの?という感じ(´・ω・`)結局、途中から打つ訳ですから9000回転も回すことは不可能です。せいぜい、3000回転くらい回せれば良いでしょう。3000回転×3=9000回転の試行くらいではたとえ設定6でも勝つとは限りません。
つまり本当に高設定の台を3日打ち続けても3連敗することがあるということです。
『ジャグラー』は、Aタイプであるが故に波というものが存在しているといわれる。そのためプレイG数が少ないと設定6であっても勝てない場合があるのだ。
そして残念なことではあるが、『ジャグラー』は設定6であっても「ダメなときはダメ」という怖いケースがある。
ジャグラーは波が荒れるので、設定6でも負ける可能性はあります。そこは注意して下さい。#ジャグラー
— ジャグラーで勝利7割 (@takubon73291) 2016年8月15日
シミュレート条件が等価で7000G×10万日ですがマイジャグ設定6の110%を100%の滞在率で打っていたとしても 10%の確率で負ける事があります。(スロマガ参照) 月10万前後の期待値を平均積んでいる状態だったとしたら月単位でマイナス収支になってしまう事はそんなに珍しい事ではないです。
ジャグラーは設定6でも絶対はない。出ねぇーときは出ねぇーんだわ。REGボーナス→ハマリ→REGボーナス→ハマリで心が折れて打ち切れないときもあるし。 考え方はこのサイトが参考になるヨhttps://t.co/m9DcooVUgJ pic.twitter.com/7jIQhMvR2S — ミゲル・デ・破門 (@miguel_de_hamon) 2016年8月23日
上記のように設定6であってもREGが偏ったり、ハマリが偏ったりする場合があったりするが、「絶対勝てる」という保障がないのが『ジャグラー』の設定6なのである。
そもそも『ジャグラー』にとどまらず、スロット全般にいえることではあるが、長期的な目で収支を考えていく必要がある。
もうジャグラーで設定とか全然宛てにならんよね。
設定6だってRB異常に引いたら負けるし、設定1だってヒキによっては大爆発するし。
それでも設定6で負けた人は、その台を選ぶ実力があるだけで長いスパンでは勝ってるはずだよね。— Akiyang (@kazma1006) 2015年6月30日
ねぇしってる? スロットってね その日を見れば負ける日があるかもしれないけど やり方をちゃんとして 長い目で見れば 勝てるんだよ? 期待値のある台を打てば それはもう立派な投資だよ 株と同じさ ということでジャグラーでも打つか — 脳治 療 (@r1014gmail1) 2016年5月5日
『ジャグラー』は設定6でも負ける場合があるのだが、それでも設定6を打ち続けられればトータルの収支はプラスとなるはずだ。
一度、設定6で負けたからといって悲観するのではなく、設定6を判別できた己の眼力を信じて、明日も明後日も『ジャグラー』と対峙し続ける強い気概が必要だということであろう。