デジパチと比べ、「難しそう」「遊び方がよくわからない」という声が多い『羽根物(羽根モノ)』。今ではホール内の設置数も少ないマイナー台だが、羽根物にハマっているパチンカーたちは並々ならぬ情熱を持っている様子だ。ここでは玄人たちを軒並み夢中にさせる、羽根物の魅力について探ってみよう。
●昭和60年(1985)
デジパチの10カウント規制が全国で実施される。羽根もの「レッドライオン」(西陣)大ヒット。
出典:1980年~1999年 | パチンコの歴史 | マイナビ2015
当時、20万台を売り上げた大ヒット機種。ファンを夢中にさせ、2003年には待望のリメイク版『レッドライオンSV』も登場。多くの羽根物好きを唸らせている。
昭和61年(1986)
羽根ものの役物に「貯留機能」を付け、大当たり継続性を高めた「ビッグシューター」(平和)が登場。
出典:1980年~1999年 | パチンコの歴史 | マイナビ2015
役物内に貯留機能を初めて採用したのは、平和が開発した『ビッグシューター』。当時、他メーカーも大きな影響を受けたと言われている。これまでに何度もリメイクを繰り返し、長年ファンたちから愛されてきた人気シリーズだ。
平成4年製造の三共の羽根物オロチョンパです。
同年のOL娘と同じくタイアップ物。河内家菊水丸の風車が回ります。
歌う機種ですが歌うというより喋るですかね。
出典:三共 オロチョンパ パチンコ 羽根物 – YouTube
1991年、テレビ番組とのタイアップによってSANKYOが開発した羽根物。大当たり中に、タレント・河内家菊水丸の歌が流れだすというユニークな機種。当時のパチンカーたちの声を調べてみると「賑やかなホール内でよく聞こえなかった」というあるあるエピソードも。
平和のマスコットキャラクター「玉ちゃん」を用いた羽根物機種です。
この台が出る以前に「玉ちゃん倶楽部」という台があったので、
第2弾ということになりますね。
1998年に登場した羽根物機種。役物には平和のマスコットキャラクターがゆらゆらと待ち構えている。
ゼロタイガーは伝説の名機ですねぇ~。
古き良き時代を感じます(笑)
今の羽根物とは違い、ラウンド振り分けなんてものは存在しません。
V入賞で最大で8ラウンド継続で、羽根開放は18回
カウント10までの間に、再度V入賞すればラウンド継続ってパターンでした。
出典:うちの親父が『ゼロタイガーは凄かった!伝説の名機だ!』と絶賛してる… – Yahoo!知恵袋
1981年に開発された、平和の羽根物。
ゼロタイガーの「ゼロ」とは、第二次世界大戦で活躍した名戦闘機『零式艦上戦闘機(ゼロ戦)』だ。当時の男性たちが憧れていたミリタリーモチーフであったことも魅力だと語られている。
以上、レトロな羽根物をご紹介してきた。今でもリメイクを繰り返しながら後継機が作られつづけている機種もあり、通なファンたちがひたむきに熱中していることもわかる。あなたもデジパチにはない爽快感を味わってみてはいかがだろう。