パチンコ・パチスロユーザーなら誰もがお世話になっている「P-WORLD」。「Pワ」とも呼ばれ、長年にわたって親しまれてきたが、なにやら不穏な気配が漂っている。
【記事更新です!!】 ぱちんこドキュメント!! : P-worldで古いレア台検索→おっ、この店にあるじゃん♪ https://t.co/sSefuPgxwo pic.twitter.com/kaQ1X3RuRQ
— ぱちんこドキュメント!! (@pachiniko) 2017年1月14日
言わずと知れたパチンコ・パチスロのポータルサイト。全国のパチンコ店情報とパチンコ・パチスロ機種情報を網羅し、誰でも無料で検索・閲覧できる。パチンコ界ではYahoo!かWikipediaぐらいの存在と言えるだろう。
ブログを更新しました。: P-WORLD離れ? https://t.co/x82uiKcNFe
— 板の13.5 (@ita_13_5) 2017年1月9日
年末年始にかけて、岡山のサンエイグループが展開する「ジャンボ」と、熊本の「21世紀グループ」が展開する「CORE21」が相次いでP-WRLDのページを削除しました。
確かに都市部に代表されるような一見客が多い立地や大型店舗の場合はポータルサイトが有効な場合もあるでしょう。但し、地方の10店舗程の規模ならば、しっかりと地域密着できていれば、ポータルサイトに頼る必要がないということなんだと思います。これは何も地方に限らず、都市部の小型店舗にも言えることだと思います。
P-WORLDが普及した大きな要因のひとつにメール配信システムがあると思います。ただ、もう今では携帯電話の主な連絡手段ってLINEとかのメッセージアプリに移行してますよね。キャリアメールとか私も殆ど使いません。ホールのLINE@も一般的になりつつあります。
出典:P-WORLD離れ?
そんなP-WORLDから年末年始、地域密着型の2つのグループが撤退。ユーザーの情報収集手段がLINEに移行し、メール配信システムが使われなくなったことも理由として挙げられている。
登録は本当に無料ですか?
はい、無料です。
P-WORLD程の定番サイトになると、広告媒体としての収益モデルが成り立ちます。いわゆるバナー広告というものです。広告収益があるからこそ無料でホール様に提供することができ、また、多くのホール様に利用いただくことでアクセスするパチンコファンが増え、同時に多くの広告収益も見込めることとなります。
出典:P-WORLD 全国パチンコ店情報
調べてみたところ、P-WORLDはバナー広告で成り立っており、ユーザーが利用料を取られないだけでなく、ホールにも登録料はかかっていないようだ。それでも上記の2グループが撤退したということは、コストとは別のデメリットがあったということなのだろう。自店だけでなく競合店へのアクセスにもつながる、ゴト師を招く……といったことだろうか。
よし今日は、8月末で突如ピーワが削除されて閉店したと言われているが、実はまだ営業しているとの情報も流れている、石川県加賀市のP・S DUO MUGENさんが本当にまだ営業しているかどうかホル調に行こう pic.twitter.com/oIhRiS5Tpf
— ビターチョコ (@bitterchoco3739) 2016年9月8日
福岡県北九州市小倉北区魚町1-2-10「パーラー123小倉店」が2017/01/23に新規開店しました。(株)延田では有りません。P-WORLD未登録なんですが、驚く事に機構未登録での新規開店です。これは初めて見ました。機構未登録でもパチンコ屋は営業できるんですね。驚いたなぁ…
— ここパチ管理人 (@kokopachi) 2017年1月23日
P-WORLDはすべてのパチンコ店を完全網羅しているわけではない。登録は任意であり、ページが削除されてもホールは営業している場合もある。
【記事更新】 : 【悲報】正月早々にP-WORLDのページ削除→撤去対象のMAX機を全開で稼働させているパチンコ店が判明!? ここが例の0.1%かwww https://t.co/x0j8A7m68X pic.twitter.com/QEVyXsgbP7
— パチンコ・パチスロ.com (@pachicom777) 2017年1月23日
P-WORLDから撤退した上で、2016年末で撤去しなければならなかったはずのMAXタイプを継続して稼働させるというやんちゃなホールもあった。Pワを消せばバレないと思ったのだろうか。
今でもP-WORLDが日本最大級のパチンコ・パチスロ情報サイトであることに変わりはない。が、離れていくホールも皆無ではないようだ。