今、パチンコ・パチスロ雑誌を定期的に買っている人はどのぐらいいるのだろう? 市場縮小やスマホ普及の影響を受け、パチ関連の出版社は苦境に立たされているらしい。
パチプロ7本日発売です。誠に勝手ながら今月号をもちまして、休刊することとなりました。長い間、本誌を支えてくれた読者の皆様と作家陣の方々には、心よりお礼申し上げます。長らくのご愛願、本当にありがとうございました! pic.twitter.com/8TZdwCarYC
— パチプロ7&パチスロ7編集部 (@pachipro_slo7) 2017年5月9日
『P系乙女☆ヒラヤマン』・『奇跡の勝ちは』などが連載されていたパチンコ漫画誌『パチプロ7』が2017年6月号で休刊。24年間の歴史に幕を下ろした。
パチンコ雑誌買う奴ってどういう価値観してるん?wwwww
⇒https://t.co/XIBzySxPbn pic.twitter.com/pmKihT0ANy— パチンコ・パチスロまとめ記事 (@new_info20) 2017年11月14日
6: 風吹けば名無し 2017/11/14(火) 16:29:14.54 ID:FCd47xws0
昔は台の情報得るのに必要だった
今はスマホで解析サイトが出るんでいらぬ7: 風吹けば名無し 2017/11/14(火) 16:29:41.80 ID:78GRw+fga
演出の割合とか見るんやで
出典:「負物語」パチンコ・パチスロ5chまとめ
ユーザーが最も必要としているのは解析情報だが、今はスマホでちょちょいと検索すればすぐ解析サイトに辿り着く。わざわざお金を払って雑誌を買う必要はないと考える人が多いようだ。
本日は打てる機種を増やすため、モンハン月下!
髭さんにレクチャーしてもらい実戦ですが、アイルービンゴこんなに当たらないのか…。まだ愛が足りないんですかね。アイルーだけに。ぷぷぷ。
※アイルービンゴ4連続不成功@higenjin pic.twitter.com/fAgtyGkMDA
— ちんぱん (@chinchirohancho) 2016年7月19日
モンハンの面白さと内容は分からないが、あれは猫、豚だろ…
カプコン「アイルーは猫じゃない!ういちには制裁」 ユニバ「犬、犬っころOK! NO MORE DOG !」 ユニバの心の広さは異常wwwwww : パチンコ・パチスロ.com http://t.co/Mwig0AEuRr
— あさやん牧場@ダビマス銀コレクター (@minenisaki) 2014年10月18日
最近の版権ものは条件が細か過ぎて、困る。例えばモンスターハンター。僕はゲームの方を知らないので、恐竜死ね、倒せ、やっつけろとワイワイ言いながら打っていた。ところが、「あれは恐竜ではありません」と。「死ね、倒せ、やっつけろ」全て誤った表現ですと。ネコではないし、豚でもありませんと。
僕のようにゲームをやった事がない人間も沢山パチスロを打つはずでして、そういう人間に取ってはどうみたって恐竜だしネコだし豚なんだけど、違うと言われたら違うわけですよね。これは仕方のない事です。別にそこに異を唱えたわけではありません。
出典:ういちオフィシャルブログ「うログ」Powered by Ameba
今のパチ雑誌はメーカーの広告収入で成り立っている。ゆえに、雑誌はメーカーに逆らえない。2014年には、メーカー側から受けた表現規制に対して疑問を投げかけたせいで、一人のライターが雑誌から締め出されるという事件があった。
ネットに対抗するために雑誌独自のコンテンツを作りたくてもメーカーの意向とマッチしない――というような苦悩もあるのかもしれない。
【ピックアップ】【KKK】昔のパチスロ雑誌とか漫画って面白かったよな【DDT】 – https://t.co/OAzGl8zmk1 pic.twitter.com/Tt0wTCyWZP
— スロパチゾーン (@suropachizone7) 2017年11月5日
パチスロにおいても「雑誌の記事>ネットの記事」という品質を保てば、例え紙の本が売れなくても有料サイトという形で収益をあげる事が可能だと思います。
結局の所、出版社所属のパチスロライターが解析ブロガーや実践動画サクライターに格の違いを見せつけられないから今のような状況になったのではないでしょうか。
出典:メタボ教授のパチスロ研究室
誰もがネットを見るようになって困っているのは、何もパチンコ・パチスロ雑誌に限らず、出版業界全体に言えること。生き残るには諸々の制約を乗り越えて、独自の価値を生み出していくしかない。
セブンイレブン店舗レイアウト全面刷新!書籍コーナー縮小で雑誌の危機 – https://t.co/QLNxVHuFGQ @yamazakikanna pic.twitter.com/MAEXU3v4bO
— Present the France (@24francepresent) 2017年6月5日
コンビニ業界トップのセブンイレブン店舗レイアウトを全面刷新する戦略を打ち出しました。
コンビニのレイアウトといえば入り口から目の前がレジ、右手には書籍、雑誌コーナーが有りましたが
新レイアウトでは雑誌や書籍が約6割減、雑貨品が約二割減。
壁一面にあった書籍コーナーは店中央にある小型の棚に移され、その規模もかなり縮小されることになります。
出典:Present the France Trip
ネットの進出に加え、新たな脅威となっているのがコンビニの雑誌コーナーの縮小。置いてもらえなければ売れるはずもない。今後、パチ雑誌の生存競争はそうとう熾烈なものとなるだろう。
一昔前は「朝の並び」でパチ雑誌を読んでいる人も結構いたが、最近はとんと見かけなくなり、みんなスマホを見ている。コンビニの「売れないものは置かない」という判断は至極真っ当なものと言わざるを得ない。