【取材】パチガブ専属バーチャルライター「上乗恋」誕生秘話! 運営の秘密に迫ってみた

2020/10/09

特集

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    皆さま、お好きなYouTuber・演者さんはいらっしゃいますか? P-Summa編集部では最近、VTuberの活躍に注目しています! かわいいし、動きは滑らかだし、コミュニケーション取れるし、かわいいし、本当に未来だなーって感じですよね(昭和生まれ)。ということで、パチンコ・パチスロ系VTuberの裏側を取材します! 決して公私混同ではございません。

    今回は2018年に誕生した777パチガブの専属バーチャルライター「上乗恋」の秘密を徹底調査! 動画でもお馴染みの上乗恋鬼畜プロデューサーこと「きちP」に、上乗恋誕生の経緯や育成の秘訣などをオンラインで聞いてみました!!
    今日も脳汁出してますか?

    きちPが「上乗恋」に込めた想い


    ――本日はよろしくお願いします! まず、パチガブ専属バーチャルライター「上乗恋」を誕生させたきっかけを教えてください。

    777パチガブはパチンコパチスロ総合情報サービスとして、「パチンコ・パチスロユーザーを今後どうやって増やしていくか?」というのを課題の一つとしています。そもそもパチンコ・パチスロを始めるきっかけって、ほとんどが友人や知人の紹介ですよね。

    ――ええ、私もそうでした。

    統計上もそういうデータが出ているんです。では、ホールに通う友人が周りにいない場合、どうすれば興味を持ってもらえるでしょうか? 現役のライターさんやYouTuberさんは、視聴者がすでにパチンコユーザーであることを前提としていて、専門用語をバンバン使います。初心者にはハードルが高いんですよね。そこで、パチンコ未経験の方にも親しんでもらえるようなバーチャルキャラクターを誕生させようと考えました。

    ――上乗恋と友達みたいな感覚になって、パチンコに興味をもってもらいたいということですね。

    その通りです。実は上乗恋には「気楽にパチンコ・パチスロネタを話せるバーチャルキャラ」というコンセプトがあります。パチ関係の話って、やらない人とはなかなか話せないじゃないですか。上乗恋に対してはいつでも気軽に話しかけていただきたいです。
     


    ――そういえば、上乗恋も当初はパチンコ・パチスロ初心者としてスタートしましたよね?

    はい。色々な企画をやっていく中で、成長する姿をお見せできているんじゃないかと思います。先月までは「一流ライターへの道」という生放送をやっていたんですが、事前に「機種をどんな風に面白く見せるか?」という課題を与えていました。

    ――かなりスラスラ解説していましたね。

    しっかり予習してくるよう、念押ししましたからね。結構厳しく当たるので私も「きちP」なんて呼ばれているわけですが、上乗恋から何か質問されたらその都度きちんと教えるようにしています。

    「上乗恋」誕生秘話! 名前とデザインに秘められたこだわりとは!?


    ――名前はどうやって決めたんですか?

    パチ関係の言葉を使って、かわいい名前にしようと考えました。「虹」とか色関係は先行者が多かったので除外し、色々候補を出してたどり着いたのが「上乗恋」でした。普通に読むと「カミジョウレン」なんですけど訓読みすると「上乗せ来い!」になったり、名前をちゃん付けで呼ぶと「レンチャン」になったりと、結構気に入っています(笑)。

    ――キャラクターデザインでこだわったことは?

    パチンコ・パチスロ特化のVTuberということで、ベル・チェリー・パチンコ玉・BAR図柄など、パチ関連のモチーフを色々詰め込んであります。777パチガブのモチーフも入れてますね。

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    それと、VTuberって従来の企業キャラと違って、動きが出せるんですよ。そこで、躍動感を出すために、髪型やリボンを工夫しました。

    ――あのアホ毛とかですね。では、プロフィールはどうやって設定したんですか?

    こういうバーチャルキャラって一般的には架空の人物像を作ることが多いんですが、パチンコ・パチスロの主な舞台はホール、つまり、現実世界がメインなので、上乗恋のプロフィールや性格は魂の人物像に近づけています。普通のバーチャルキャラは日々の生活のことなんて話しませんけど、上乗恋は「今日は抽選何番だった」とか、日常生活も発信していますからね。魂の人物像とかけ離れた架空の設定だと、どうしても違和感が出てきてしまうはずです。
     


    ――Twitterの使い方、面白いですよね!

    Twitterに関しては上乗恋自身に任せて、私はほとんどノータッチなんです。もちろんNG事項は伝えていますが、自由につぶやいてもらって、パーソナルな部分をお見せしたいと思っています。

    ――ちなみに……魂はどうやって選ばれたんですか?

    オーディションをしました。選考の際に重要視したのは人間性と、パチンコ・パチスロに理解があることです。人間性という面では、「元気さ」に加えて、「礼儀正しさ」を大事にしています。パチってどうしてもアングラなイメージが、いまだぬぐい切れていないじゃないですか。そういう世間の印象を変えていきたいな……と。

    次のコラボ企画は……!?「上乗恋」今後の展望


    ――上乗恋は動画や生配信を中心にさまざまなメディアで活躍していますが、特に反響があった動画はなんですか?

    一番再生数が多かったのは6号機の解説をやった回です。現時点で24万回ほどご視聴いただいています。

    最近だと20歳記念の生放送がファンの皆様から好評でしたね。あとは、同じパチンコ系VTuberの虹河ラキちゃんとか、777パチガブのイメージキャラクターでもある兎味ペロリナさんとのコラボ動画は反響が大きかったです。

    ――ラキちゃんとのコラボはどうやって実現したんですか?

    777パチガブはパチンコパチスロメディアという事で、色々なメーカーと繋がりがあるんです。当時はまだパチ関係のVTuberってほとんどいなくて、山佐さんが先駆けとして虹河ラキちゃんの動画を作っていました。それで、上乗恋とラキちゃんが協力して、今までとは違うベクトルで遊技人口の増加に貢献できないか、という話になったんです。どちらが持ち掛けたというのではなく、自然とそういう流れになりましたね。
     


    ――6号機の解説動画ではメガネをかけていましたが、今後コスプレ等をやる予定はあるのでしょうか?

    ラキちゃんは何パターンも衣装を持っていますよね。うちもやりたいんですが、VTuberのモデルを新しく作るのって結構予算がかかるんです(笑)。今以上に上乗恋に頑張ってもらわないと難しいかな……と。
    そう言えば、「貢いで ドル箱」というパチンコ・パチスロ関係の同人イベントに出演した際、参加者の方から「上乗恋のコスプレをやってみたい」とお声がけいただいたことはあります。

    ――それは是非やってほしいですね! ところで、そういったイベントや生配信って、相当アドリブ力が問われると思いますが……。

    もうアドリブ力が全てですね。NG事項と礼儀には気をつけるようにしてもらって、あとは彼女自身に任せています。イベントでは私も現場にいましたので、随時フィードバックをしていました。

    ――アドリブで「グッジョブ! 」と思ったことはありますか?

    生配信で、ファンの方からのリクエストに応えて、すぐにパチソングが歌えたのは良かったですね。彼女、そこそこ歌が上手いんですよ。

    ――歌の上手さは選考基準の一つだったんですか?

    パチソングって、名曲が多いじゃないですか? なので、ゆくゆくは歌とからめた展開をしたいと思って、選考基準の一つには入れていました。あくまでも「上手かったらいいな」程度の位置づけだったんですが、たまたま上手な子だったのでラッキーでした。先日の生配信実践でも、見せ場のない展開が続いていた時、ツインエンジェルの曲を歌うことで場を繋いでいましたね。
     


    ――最後に、今後はどんなことをやっていきたいですか?

    新規ユーザー様の取り込みを強化していきたいです。今までも定期的に初心者向け動画を作ってきましたが、実際の取り込みはなかなかできていないと感じていました。近く、9月末か10月頭ぐらいに、「初心者のお悩みを解決する生放送」を計画しています。パチンコ経験者が周りにいない方は、自分で調べて解決するしかなかったわけですが、今後は上乗恋とのコミュニケーションを通じてパチンコ・パチスロの楽しさを知っていただけたらと思っています。
     

    それと、ライターさんやVTuberだけでなく、ホール様などいろいろな方々とご一緒したいです! コラボ依頼、お待ちしております。

    ――今後の展開も楽しみにしています。本日はありがとうございました!

     

    この2年間で、発信者としてめきめきと成長してきた「上乗恋」。3年目はどんな活躍を見せてくれるのでしょうか? TwitterのフォローやYouTubeのチャンネル登録がまだの方はぜひチェックしてみてください!

    P-Summa編集部

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