4年振りの祭典! パチスロメーカー団体が10月21日、都内のベルサール秋葉原にて「パチスロサミット2023」を開催しました。まだホールに導入されていないパチスロ新台を含む、最新機種約100台が体験できる「ウルトラ試打会」やステージイベント、未経験者でも楽しめるゲームコーナーなど、盛りだくさんの内容。P-Summa編集部としてもリアルでの取材は久々ということで、喜び勇んで現地の様子を見に行ってきました!
当日は絶好のお出かけ日和。ここ何年か「夏が終わったらいきなり冬」みたいな感じじゃありませんでしたっけ? それに比べると今年はちゃんと秋がありますね。青空もコロナの落ち着きを喜んでいるかのようです。もちろん、まだ対策は必要ですけどね。
11時過ぎ、プレス関係者の受付を済ませてあたりを見回すと、まだ一般入場の開始1時間前なのに人・人・人! ビルの横ではウルトラ試打会の整列がすでに始まっていました。未知の新台が打てる期待感もさることながら、今回はスペシャルゲストがお目当てという人も多そうな雰囲気。数々の実践動画に出演されている尾形貴弘さん(パンサー)や「くずパチ」でもおなじみの岡野陽一さん、モデルで「口喧嘩最強ギャル」のみりちゃむさん、ピアニストで太鼓の達人公式アンバサダーのよみぃさん、TikTokで人気の振付師えりなっちさんなど、パチ業界のスターから今までパチスロとあまりご縁がなかったカリスマまで、豪華ゲストが招かれています。大勢の人にパチスロの魅力を知ってもらいたいという、業界の強い意志を感じました。
11時45分、開会式スタート! 人気ライターがステージにずらりと並び、日電協の理事長・小林友也氏が開会のご挨拶。「ファンの皆様に4年振りのイベントを楽しんでほしい」、「昨年秋から導入が始まったスマスロはおかげさまで多くの皆様に楽しんでいただけている」としたうえで、「ワクワクドキドキするパチスロを提供するためにも、直接触れ合える機会を大切にしたい」と語られました。
ふと横を見ると、パチキャラたちが写真の求めに応じつつ、ステージを見守っていました。かわいい……。
12時、一般入場スタートと共に、地下のウルトラ試打会へ! 個人的にはここからが本番。一般参加者の皆さんと一緒に列に並んで、最新機種を打たせていただきます。感染対策のため、前の人が終わったら係の人が台を拭いて次の人を呼ぶ、という形式を取っていました。
まずはコナミアミューズメントより12月4日リリース予定のマジハロ8! 「マジハロ5」を継承したA+ART機です。個人的に、同社のスマスロ初のA+ART機「防空少女ラブキューレ2」は結構楽しめたので、注目の一台。
早速「詠唱チャレンジ」から始まりました。
おなじみの開眼! 試打仕様だとわかっていても嬉しいものですね。
おお、これは特殊ARTの「悪カボチャンス」! これ自体にループ性があるのと、ストック獲得時に追加ストックのループ抽選がおこなわれます。と思ったら……。
フリーズが発生して、「極カボチャンス」へ! レア役確率が約1/7にアップし、大量ストックのチャンスとのこと!
悪ループの上乗せも発生。「悪」から「極」へ昇格したんじゃなくて、重複しているようですね。さらにARTストックチャンスの「キング」も重複したら、期待枚数2000枚のスペシャルART「究極悪王カボチャンス」となるようです。
継続ジャッジの魔獣バトルは先制で当然の勝利!
いつもの「狙え!」も出現。ですが、これはハズれたんですけどね。試打でもハズれるんだ……。
左下のアリスの動きがかわいい。今回はバカスカ上乗せが来て「実際には悪に入れるだけでも大変なんだろなあ……(ヒキ弱)」と思いつつも、レバオン弱演出であっさり乗るなど、マジハロ伝統の「気軽に乗せてくれる感じ」がしっかり引き継がれていると思いました。低純増で1セットも長くない(30G)から可能なんでしょうね。
続きまして、同じく12月4日に山佐よりリリース予定の「モンキーターン5」!並んでたらXのフォローキャンペーンでステッカー貰っちゃいました。今後、山佐機種を打つ時のお守りにします。
お、こちらは通常時からなんですね。回していくとすぐにザワつきが始まり……。
ポイント高確の「激走チャージ」へ! 111ptの1周期はあっという間に通過して……。
前兆の「優出モード」が始まりました。白→青→黄→赤→虹のステップアップ、もうあらゆるパチスロで数え切れないほど見てきましたが、未だに初代モンキーターンの演出は秀逸だと思っています。今作も入り方と音が気持ちいい!
えっ、相手、榎木さん……? 試打で負けるってことあります……?
本当に負けたと思ったら逆転演出で勝利!
AT「SG RUSH」突入! 今作もラウンド開始画面でシナリオ示唆がありそうですね。
V揃いを引いたら、夜ステージに入って神曲「ココロが止まらない」が流れました。打感は初代にすごく近いです。
継続をかけたレースの相手は青島! 今作は上位ATが「青島SG」となっているそうで、日焼けヒロイン大好きな身としては、ホールで上位入れるまでは打つしかないと思っています。作画も文句なし!
こちらも12月4日リリース予定、ニューギン(エキサイト)のスマスロ慶次! リアルイベントが4年振りなら、スロの慶次は約3年振り。万枚突破率がかなり高いと小耳に挟んでいます。
こちらも通常時から。松風のたてがみが美しいですね。
あ~いいですね。こういう前兆、大好物です。
連続演出失敗から逆転勝利!
左か中が回転すると擬似ボーナス、右ならAT! 振り分けは1:1:1とのことなので、リール遊びとマッチしていますね。無事、右が回ってATに行きました。
無礼講チャンス! パチンコ風の演出とリール遊びが絡んで白7揃い!
ちなみに、上乗せが来る時のキセルがめちゃくちゃかっこいいです。やっぱりキセルしか勝たん。
あ、この台、払い出しの見せ方が良いですね。実物のメダルが出てこないスマスロでは、この「払い出し感」が非常に重要だと思っていました。かなりの荒波っぽいので怖いんですけど、出たらチャレンジしてみようかな……。
最後も12月4日リリース予定、アムテックスのラブ嬢3! 初代「ラブ嬢」は、中村静香さんにハマるきっかけとなった思い出の機種。
今作はキャストが一新されたそうで、新しい推しと出会えるかもしれません。
クレジットの枚数がすでに凄いことに(笑)。これを見て気付いたんですが、ドル箱が存在しないスマスロではクレジットがタテ置きで表示されてるのって結構大事かもと思いました。たぶんあまり派手にはできないんでしょうけどね。
CZのラブゾーンに入って……。
あっさり揃いました!
初期差枚数を決めるオープニングアタック、お兄さんの笑顔が良過ぎます。この人の推しになりそう。
おお!? 映像すげー綺麗。今までパチスロの液晶ってこんなに綺麗でしたっけ? 本当に人がそこにいるかのような臨場感です。
益田さん、関西弁か……。いいな……。笑顔かわいいし……。
自爆ボタンで告白へ!
はい、落ちました(自分が)。前作ラブ嬢2の「通常時から接客」という仕様も悪くはありませんでしたが、やっぱり当たってから接客のほうが特別感あって良いですね。初代ライク + 映像が綺麗で、ゆったり楽しめそうでした。
これにて、本日の試打は終了! ちなみに、ウルトラ試打会で一番人気の機種は、11月6日リリース予定の『スマスロ劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語f‐フォルテ‐』でした。でも、唯一の撮影NG機種のため、写真は撮れず……。多くのファンが長蛇の列をつくっているなか、試打の模様を眺めてましたが、「シリーズ初! 4人が共闘する」という謳い文句に偽りなし! という印象。ホールでの活躍も楽しみです。
パチスロサミット2023は、ウルトラ試打会やスペシャルステージのほかにもさまざまな催しが開催されていました。「タッチ&トライコーナー」はパチスロ未経験者の方に遊び方をレクチャー! DMMぱちタウンエンジェルズのお姉さま方が、ジャグラーの打ち方を明るく、優しく、暖かく、そして美しく教えています。スロで通算550Kくらいやられている私、未経験を謳って参加するのは流石に控えました。
ところ変わって、「ゲームチャレンジコーナー」へ! パチスロ体力チャレンジと題して、目押しに必須? の動体視力を測定したり、すべてが「7」のストラックアウトでBIGを揃えたりと、工夫を凝らしたアトラクションで来場者を楽しませていました。ちなみに運営の発表によると、この日の総来場者数は9,674人とのこと! この中にはパチスロ未経験者の方も当然いらっしゃったことでしょう。
パチスロサミットは2021年10月、パチスロ情報総合サイト「パチスロサミットONLINE」をオープン。当時はまだリアルイベントはかなり厳しい社会情勢でした。それが今回、大規模リアルイベントの開催にこぎつけ、大勢のファンで賑わっていたのは、苦しい状況の中でも業界が情報発信を続けていた結果なのでしょう。P-Summaもメディアの一員として、今後もパチンコ・パチスロ業界の盛り上げに貢献していきたいなと思いました!
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