【規制緩和】設定付きパチンコが進化&イヤホン接続が可能になるようです

2024/10/22

パチンコ速報

  • bluetooth2024
    2024年8月、6号機遊技規則の解釈基準が変更され、パチスロは「ボーナストリガー」を搭載可能になった。そして、パチンコも新たな規制緩和が発表されたのだが、どんな台を作れるようになったのか? 規制緩和の内容と、ネット上での反響を見ていきたい。

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    規制緩和①設定付きパチンコの進化

    「設定付きパチンコ」に関する緩和です。これまでは大当り確率に差をつけられるだけで、その他の数値についてはいじることが不可能でした。

    それが今回、「確変の割合」「転落の確率」「ST回数」についても差別化できるようになったというのです。

    出典:パチマックス
    これまでの設定付きパチンコは「大当たり確率」しか変えることができなかったが、規制緩和後は「確変の割合」「転落確率」「ST回数」「大当たりラウンド数の振り分け」なども変えられるようになったらしい。これにより、高設定なら現行機より甘い台が作れたり、設定によってラッキートリガー突入率を変えたりできるのでは、と見られている。一つの台に複数の設定(スペック)を持たせることで、ミドルや甘デジに変更しながらの運用もできるかもしれない。

    規制緩和された設定付きパチンコへの感想

    90:2024/09/19(木) 17:50
    なんでもかんでも設定で変えられるようになったらホールはさらに1しか使わないし無理ゲー感が前より増しそう

    92:2024/09/19(木) 17:55
    封入式設定付きデカヘソみたいなのを流行らせたいんじゃね

    出典:パチンコ・パチスロ.com

    パチンコの設定は信用できません
    設定6で現行とそんなに変わらないなら設定付いてない台選んだ方がいいような気がします

    パチンコの設定付きは回転率と設定両方の事を考えて台を選ばないといけないのでめんどくさいんですよね
    どうせベタピンでしょうからね
    デカヘソの設定付きならワンチャンあるかもですけど

    出典:YouTube
    規制緩和によって1機種で複数のスペックが遊べる点について、「好きな版権で好きなスペックを選択できるなら最高」や「ホールの経費削減になればユーザーへの還元もしやすくなるはず」など、好意的な意見が見受けられた。一方で、高設定のみ甘いスペックを作れるようになったとしても「ホールが使うはずない」とか「パチンコの設定は信用できない」など、ネガティブな声も目立った。だが、「貞子」や「ユニコーン」で一躍話題になった「デカヘソ」との組み合わせなら「ワンチャンある」という見方もあるようだ。

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    規制緩和②時短中のベースアップ

    緩和されたのは3つの要素で、まずは「時短中のペースアップ」。周知の事実かもしれませんが、これまで時短中に出玉が増えるような設計はNGでした。消化中は良くても出玉キープで、大体のマシンがジワジワと減らされていきますよね。

    ただ、今回の緩和によって打ちっぱなしでも時短中に玉が増えるマシンが作れる可能性があるといい、私自身「新しいゲームタイプが出るのでは?」と期待しています。

    出典:パチマックス
    これまでは時短中のベースが100%を超えることは認められていなかったが、時短を複数作ってその平均が100%(110%程度との噂もアリ)を超えなければOKになったらしい。上記の「パチ屋の裏研修」の動画によると、たとえば振り分け20%で「時短A = ベース200%」、振り分け60%で「時短B = ベース90%」、振り分け20%で「時短C = ベース20%」なら平均は98%となり、時短Aに入れば100発の打ち込みで200発の戻しが得られると解説している。この仕組みを利用することで、擬似的な小当たりRUSHを搭載できる可能性もあるようだ。
     


    ライターの山ちゃんボンバー氏は、時短中のベースアップについて、「楽しみ過ぎる」と反応。ユーザーも「遊タイムと組み合わせて変則的なスペックの台も作れそう」など期待を膨らませているようだ。

    規制緩和③Bluetoothイヤホンが接続可能に

    2024年8月3日にニューギングループによって開催された「花慶の日2024」イベントでは、Bluetooth搭載の試作パチンコ機が展示されました。これまで遊技機は、不正防止の観点から外部機器との通信が遊技機規則で厳しく制限されてきました。しかし、最新の解釈基準の変更により、音声出力を目的としたBluetooth接続が可能になりました。

    出典:グリーンべると
    これまでの遊技機は不正防止のため外部機器との通信は規制されていたが、今度から「音声出力を目的としたBluetooth接続」が可能になったとのこと。つまり、パチンコの音楽・効果音を自分のイヤホンで聴けるということである。ちなみに、この規制緩和はパチスロにも適用されるようだ。

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    ユーザー視点
    メリット:
    • 音のプライバシー確保:他者に迷惑をかけずに楽しめる環境
    • 音質の向上:ノイズの少ないクリアな音声体験
    • 騒音が苦手な人でも楽しめる:快適なプレイ環境の実現

    デメリット:
    • イヤホンの装着必須:準備や長時間使用による負担
    • バッテリー消耗:接続機器のバッテリー切れによる音声体験の中断

    出典:グリーンべると
    イヤホンでの遊技が可能になることで、ユーザーは自分の台の音だけをより高音質で聴けるようになり、ホールは騒音を抑えられそうだと言われている。しかし、「緊急時の対応はどうするのか」や「高齢者はBluetoothを使わないだろうから騒音は抑えられない」など、不安要素をあげる声も多い。また、「Bluetoothのバッテリーが長時間持たない」との指摘もあった。

    新たな設定付きパチンコの登場はいつになる?


    前述の「パチ屋の裏研修」の動画によると、規制緩和後の設定付きパチンコは9月末から持ち込みが始まっており、早ければ来年早々のリリースになると予想している。だが、具体的な登場時期は不透明で、少なくとも今年の年末年始商戦には間に合わないらしい。今後の情報に期待しよう。

     

    パチンコの規制緩和について、ネット上ではネガティブな反応も目立ったが、開発の幅が広がったことは間違いない。デカヘソや遊タイム、ラッキートリガーなどと組み合わせることで、どのようなマシンが生まれるのか? メーカーの創意工夫が楽しみである。

    TOP:YouTube

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