【取材】女性店長が活躍中! パチスロ好きが集まる大阪のスロットバー「8192」

2026/07/08

特集

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    大阪・ミナミで誕生し、2025年に10周年を迎えた「Bar8192」をご存知でしょうか? お酒を飲みながらスロットで遊べる憩いの場は、ほかにもいくつかありますが、10年以上続いているスロットバーは全国的にもかなり珍しい存在! その人気の秘訣を探るべく、現店長の岡田さんにインタビューしてみました!

    「Bar8192」誕生秘話


    ――本日はお忙しい中ありがとうございます! 今まで何軒かスロットバーを取材させていただいたのですが、女性店長は初めてなので、少し緊張しています(笑)。

    オーナーは別にいて、初代の店長は男性だったのですが、今は私が店長をさせていただいております。スロットバーの女性店長は日本で私だけかもしれませんね(笑)。

    ――まずはオープンまでの経緯をお聞かせください。

    以前、秋葉原に「パチノフ」というスロットバーがあったのはご存知でしょうか?

    ――2013年にオープンし、惜しまれながらも2018年秋に閉店してしまったお店ですね。

    そうです。当時、オーナーがパチノフさんに遊びに行って、ふと「こういうお店は関西にもあるのだろうか?」と調べたところ、全然なかったそうなんです。それで、パチノフさんのようにパチンコホールが密集しているエリアにスロットバーをつくったら盛り上がるんじゃないか……と考えたのがきっかけみたいですね。8192がある千日前あたりは、ホールの激戦区なんですよ。

    地下アイドルからスロットバーの店長に転身!?


    ――岡田さんはどういった経緯で店長になったんですか?

    立ち上げ当初の店長さんは他の仕事も兼任されていて、かなりお忙しそうにされていました。その頃私は系列店のライブハウス「Bar Guild」で働いていたんですが、8192がオープンして1年経った時に「こちらで店長をやってみないか」と誘われたんです。ただ、当時の私はパチンコ・パチスロのことをほとんど知らなかったんですよ(笑)。

    ――ええ!? じゃあ、店名の意味もわからなかったのでは……?

    「なんでこんな名前にしたん?」と思いましたね。普通に覚えにくいし、GOD揃いの確率って言われても「へ~GODなんや~」って感じで(笑)。でもパチスロを打つようになって、理解してからはすごくいいネーミングだなと思っています。パチスロをやる方にとっては特別な数字なんですよね。

    ――店長を引き受けてから、勉強を始めたんですね。

    はい。ただ、知り過ぎないようにしているところもあります。前の店長さんはアクロス大好きおじさんで、話し始めると止まらないんですよね(笑)。知識は一級品で、凄いとは思うんですけど……ちょっと反面教師にした部分もあります。大事なのはお客様に楽しくお話ししていただくことですから、私は意識して聞き役に回ろうとしていますね。お客様のほうが詳しいならそれでいいんですよ。

    ――なるほど。そう言われてみると、岡田さんが初心者だったのは逆に良かったような気がしてきました。でも、まったくの未経験で不安はありませんでしたか?

    実は私、地下アイドル的な活動をしていた時期があって、Bar Guildでは固定のお客様が飲みに来てくれていたんです。それなら、ドリンクを出すだけのライブハウスでなく、もっと近い距離でお話できる自分のお店があってもいいなぁと思ってはいたんですよね。系列間での異動ですからお客様を取っちゃうみたいなトラブルはありませんし……パチスロのことはマジでわかんなかったですけど(笑)、特に不安はありませんでした。

    ――音楽活動もされていたんですね! その視点で、好きなパチンコ・パチスロの楽曲はありますか?

    そうですね。バジリスクの「甲賀忍法帖」とか、まどマギの「コネクト」とか、王道のやつは何回聴いてもいい曲だと思います。パチオリジナルだと、パッと思い浮かんだのは政宗の「サナダンス」ですね。

    ――大都技研さんの楽曲は本当に天才的ですよね。

    系列店のパチスロ & DJ Bar「ギルドネオ」では、毎月「MAXDIVE」っていうパチンコ・パチスロ楽曲中心のDJイベントをやっているんですが、8192のお客様たちをそちらに連れていったら一気にサナダンスが流行ったこともありました。

    設置台とレイアウトのこだわり


    ――現在の設置台のラインナップをお聞かせください。

    つい先日、入れ替えたばかりなんです。今までは「初代ガルパン」「大花火」「超ディスク2」「超ディスクHYPER」「BLOOD+」「スマスロありふれ」を置いていたんですが、今は「鬼の城」「超ディスク2」「初代ゴッドイーター」「ジャッカスチーム」「マーベルヒーローズ」「ありふれ」となっています。

    ――ありふれ続投!

    今うちが持っている中では唯一のスマスロですね。とにかくAT中の特化ゾーン「トリガーラッシュ」が面白いんですよ。液晶画面にゲーム数が表示されていて、「狙え!」で揃った場所のゲーム数が貰えるんです。完全告知にしたら音が鳴っただけで揃うの確定だったり、ダブルの場合もあったり……。逆に言っちゃうと、面白さはそこに集約されている的な(笑)。

    ――ありふれはSANKYO製のスマスロですが、定番の「ヴヴヴ」とかは置かないんですか?

    オープン当初のラインナップは5号機の「バジ絆」とか「GOD」みたいな、定番の人気台ばかり置いていました。でも、本当のパチスロ好きは、これじゃ納得しないんじゃないかと考えました。それで、お客様の声を聴きながら、コアな台を置くようになったんです。

    ――先ほど、ありふれの魅力を語っていただきましたが、そういう「人に語りたくなる台」がパチスロ好きに好まれる台なのかもしれませんね。台の入れ替えはどのぐらいの頻度でやっているんですか?

    以前は1年に1回やるかどうかぐらいだったんですが、最近は半年に1回ぐらいやっていますね。お客様のお話とかXでのアンケートを元に、バイトの子とも相談しつつ、倉庫に保管している台のスプレッドシートを見ながら私が決めています。

    ――保管台はどのぐらいお持ちですか?

    壊れちゃったものもあるんですが、30台以上はあると思います。

    ――では、台のレイアウトにこだわりはありますか?

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    うちはBOX席に横並びで4台、カウンターの中に2台という配置になっています。4台並びのほうは長時間楽しめるソファー席なんですけど、カウンターの中はパイプ椅子だからじっくり遊ぶのにはちょっと向いていないので、機械割高めですぐ当たりやすい機種を置くようにしていますね。今カウンターに置いているのはジャッカスとマーベルで、設定6の出玉率はどちらも119%以上です。それと、台のラインナップはメーカーやゲーム性を散らすことも意識していますね。

    ――設定は全6ですか?

    基本はそうですが、リクエストがあれば変えたりもします。あ、でも、昨日まで置いていたBLOOD+はずっと4にしていました。プレミアの「DEAD or ALIVE」がハマればハマるほど来やすいんですよね。

    ――ただ置いておくだけじゃなく、お客様が楽しめるように色々工夫されているんですね。今はコアな台を置くようになったとのことですが、これまでに人気だった機種はどれですか?

    一番人気は「超ディスク2」か「超ディスクHYPER」ですね。過去の設置台では「初代まどマギ」はずっと人気で、コアなファンの方もめっちゃ多かったです。それと、店名が8192ですから、「ハーデス」もかなり長く置いていました。

    ――台はどのようにして集めているんですか?

    超ディスクはもちろん、公式のサミー商店から購入しました。あと、ネットオークションで買うこともあるんですが、「ちゃんと動くかどうか」を基準の一つとしています。あまり古過ぎるものはすぐ壊れちゃうこともあって……。先日まで置いていた大花火はたぶんホールではなくゲームセンターに置かれていたもので、めちゃくちゃ美品でした。

    ――入手するのに苦労した台はありますか?

    レア台の聖地と言われていたニューオオネさんが閉店される時、設置台をオークションに出されていたんですよ。それで、5号機の「恐怖新聞」がそこでしか手に入らないということで、オーナーが三日三晩ずっと張り付いていました。最後はバトルみたいになって、どうにか落札していましたね(笑)。

    「Bar8192」が目指すのは誰でも気軽に楽しめる“交流の場”


    ――8192の客層はどんな感じですか?

    それが、何とも言えないんですよ。一番多いのは30~40代の男性だと思うんですけど、すごい上の年齢の方とか、女性のグループもいらっしゃったりして。最近は若いお客様が増えていますね。びっくりしたのは福島県から車で来たという21歳の二人組の方々でした。

    ――福島から!?

    スロパチステーションさんとかセブンズTVさんに出してもらった影響が大きいみたいですね。系列のお店で、新規のお客様が増えているのはうちだけなんです。

    ――若いお客さんが増えているというのは、業界的には希望を感じます。

    うちはとにかく“交流の場”にしたいんですよね。パチスロ台と向かい合いたい方も勿論いると思うんですけど、「台に向かい合うだけならホールやゲーセンでいいやん」と。うちはお客様を巻き込んだ交流を増やしたくて、対面式のBOX席にしているんです。

    ――この席配置のスロットバー、かなり珍しいですよね。

    初対面の相席でも、パチスロという共通の話題がありますから、喋っているうちに自然と仲良くなれるんですよ。「あの新台打ちました?」とか。

    ――お酒を飲みながらだと、より話は弾みやすいですよね。

    初まどを置いていた時は「ワルプルギスを1戦ずつ回して落とした人がテキーラ」とかよくやっていました(笑)。

    ――みんなやるんですね(笑)。他のスロットバーを取材させていただいた時もよく聞きました。

    そうなんですね(笑)。うちはパチスロ打たないお客様もたまにいらっしゃるんですけど、その人に超ディスクを打ってもらって、1回でもビタ押しできたらみんな飲むとかもやっています。

    ――楽しそう(笑)。

    これからもお客様同士の繋がりを大事にして、気軽に楽しめる場所でありたいですね。

    ――大阪のほうへ行く機会がありましたら、きっとお伺いします。本日はありがとうございました!

     

    パチスロ未経験だった女性が店長就任と聞いた時は驚きましたが、元初心者だからこその視点と、お客さん同士の交流を大事にするスタイル、そして聞き上手な岡田さんのお人柄が、10年以上続く人気を支えているのだと思いました。関西でスロ仲間をお探しの方、「Bar8192」へ遊びに行ってみてはいかがでしょうか?

    P-Summa編集部

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