※2017年4月18日 更新
パチスロにおいて、下皿や箱にコインをいっぱい詰める技術「カチ盛り」。使える箱が限られているわけでもなく、ましてやいっぱい詰めたところでコインが増えるわけでもない。カチ盛りに意味はあるのだろうか?
おはよう?ございます!! 新装初日の新都心店ですw 新台に対する怒り?ですかねぇ… ハーデスからカチ盛り3箱!! パクリじゃない…はず pic.twitter.com/iTua0HM2WU
— ことぶき新都心店 (@sintosin5355) 2015, 1月 23
「カチ盛り」は、箱にコインを縦に挿してピラミッド状に積み上げていく行為のことである。以前は「木の葉積み」と呼ばれていた。さらに「俵積み」は木の葉積みの最上級バージョンで、銀行おろし立ての棒状硬貨のように俵型にコインを積み上げることを指す。
こちらが木の葉積み。↓
何年ぶりかの木の葉積み 懐かしく気持ちよかった たまに行って勝てるというのが素敵 pic.twitter.com/CZVQll5hwD
— 西村 昭宣 (@akinorigsx) 2014, 12月 13
そしてこちらが俵積み。↓
ワイ将、俵積みに挑むも三段目で無事死亡 pic.twitter.com/I5M4XzVwja
— なるびむ@迫真パチスロ部 (@narubimu) 2015, 1月 23
なんやねんこのカチ盛り pic.twitter.com/sQJxhxE6wx
— たくちゅ (@takuchu0724) 2017年3月9日
カチ盛る為にその1
下皿に箱を引っ掛け両足でしっかりハサミ込むべし!カチ盛る為にその2
取り敢えず箱にコインを入れ…引っ掛けた側に指を突っ込むべし…カチ盛る為にその3
端っこのコインが立ったら中央部のコインを端っこに詰め込むべし…
最初は下皿で練習するといいらしい。無理に詰め込もうとしてぶちまけないように。
25φのメダルは普通にカチ盛りするけど、30φのメダルはこういう気持ち悪い詰め方するのが俺の流儀 pic.twitter.com/KsQm33gjSr
— あかまる@ブロガー (@Kuzlog) 2017年4月16日
「カチ盛り一箱で○○枚」という風に自分で把握しておけば、データロボ無しでも現在の持ち玉を知ることができる。俵積みなら一列あたりの枚数が簡単に数えられるのでさらに正確だ。
化物語のドル箱カチ盛り上めっちゃうめえ∑(゚Д゚) やり手ですな! pic.twitter.com/M7k5mvhEI7
— 天草ヤスヲ (@amakusayasuwo) 2015, 1月 18
見た目が美しい。何と言ってもこれが最大の理由なのではないだろうか。悦に浸りつつ、周囲に「あいつデキる」と思わせることができる。釣り人が「魚拓」を取るのと似た感覚なのかも知れない。
スロッカスタイム : ねぇ?なんでカチ盛りにしてんの? http://t.co/v1Nu15nBO6 pic.twitter.com/8Oomzfsd4B
— スロカス (@surokasu0909) 2015, 1月 10
下皿は打ちながらでもある程度いじれるが、箱に詰め込む際はゲームが中断する。高設定と確信している時や、閉店時間が迫っている時など、1Gでも多く回すべき状況で、カチ盛りに意味があるかは疑問。
分速10G(比較的ゆっくり)で打っているとして、例えばカチ盛りの作業に3分費やしたら、30Gほど損をしているわけだ。
※但し、「新しい箱を取りに行く(店員に頼む)時間のロス」が「作業によるロス」を上回る場合は、カチ盛りをした方が若干得ということになる。
昨日初めて鉄拳やったけど結構面白かった!あとなんとなくカチ盛りをやろーとしたけど止めたw pic.twitter.com/JFVDxoVZA3
— 学生すろった。きぃ (@yuki07290923) 2015, 1月 4
羨望のまなざしではなく、「意味あんの?」「自慢したいだけでしょ」「時間の無駄遣いしちゃって」という目で見られることもあり得る。また、展開が悪くなり、きれいに積んだカチ盛りを崩す時は、哀愁が漂うことを避けられない。
「カチ盛り」は時間のロスであることは間違いないのだが、敢えてゲームを中断することで「クールダウン」というメリットがある。長時間打っていればどうしても熱くなる。少し手を止めて、冷静さを保つよう努めれば、引き際を見極めることにもつながるだろう。