釘の状態をチェックする「くぎ確認シート」というものが導入される模様。これでボッタ釘は全滅してくれるのだろうか?
遊技通信web更新: 日工組が4月1日以降の新台の設置確認に「くぎ確認シート」使用へ https://t.co/AjFJai6oYx
— 株式会社遊技通信社 (@yugitsushin) 2017年3月10日
遊技くぎの確認作業については、3月の時点で複数のメーカーが新台設置時、遊技くぎの位置が記された透明素材のシートを使用し納品時の状態を確認していた。4月以降はこの取り組みが日工組の全メーカーによるものとなる。
出典:遊技通信web
3月から複数のメーカーが新台設置時、透明シートを用いて釘の状態をチェックしていたらしい。「少なくとも納品時には正常」だったことを明らかにするためであろう。
【記事更新】 : 【朗報?】パチンコ台の正しい遊技くぎの位置が確認できる「くぎ確認シート」爆誕。 https://t.co/lK0GI2JUNr pic.twitter.com/LTEH9Banhn
— パチンコ・パチスロ.com (@pachicom777) 2017年3月11日
「くぎ確認シート」は、8日の衆院でのPメーカーへの追及に危機感を覚えた反応。「しっかり対策します」と。あとは、警察がどの程度実際に使うのか。ただメーカーはホール側と協議せず「あとは警察とホール次第」と宣言したのであり、メーカーとホールの間の溝はさらに開いたかと。
— @沖縄パチンコラボ (@o_p_labo) 2017年3月12日
運用対象は本年4月1日以降に設置される新たな型式の遊技機。
「くぎ確認シート」は盤面にかざしてくぎの位置が確認できる透明シート。
出典:WEB Greenbelt
日工組(日本遊技機工業組合)が3月9日、ホール関係団体に対して「流通制度における遊技くぎの点検確認について」という通達を行った。盤面にかざして釘の位置を確認する新兵器「くぎ確認シート」を4月から導入するという。
ぱちんこドキュメント!! : 日工組、4月1日よりパチンコ機新台設置・点検確認時のくぎ確認シート導入へ「各ホールが保管、運用法はメーカーから説明」 https://t.co/4dpMtuvGFY pic.twitter.com/szugi4846O
— ぱちんこドキュメント!! (@pachiniko) 2017年3月11日
ぼくはメーカーに実際の釘確認シートの現物を見せてもらいましたが、盤面全体を確認できるものではありませんでした。
ヘソ釘周り、一般入賞口周り、ワープ釘周り等、調整される可能性の高い箇所だけが、独立してプリントされていました。(画像は撮れませんでした)
出典:パチンコスロット勝ち組への道
そもそも「遊技くぎ問題」は「一般入賞口に玉が全然入らないこと」が指摘されて話題になったもの。しかし「くぎ確認シート」は一般入賞口だけでなく、ヘソやワープなどもチェックの対象とし、釘曲げそのものを問題視しているようだ。
別に釘確認シートをホールに渡したってやってるのはホールなんだから、だから何だって話じゃないのか?台の横に置けば納得するよ(苦笑)
— ktkworks@バケ神 (@ktkworks) 2017年3月11日
釘確認シートを店に配布するなら台のところに置いといて客に確認させればいいやんw
— あき@3月か4月から修行僧 (@acrossversus) 2017年3月12日
実際に、どのような運用の仕方になるのか?
取り締まり行政側が、このシートを元に釘の調整度合いを目視確認するのは、どのような場面なのか?
こういった事については、まだ具体的な情報はありません。
出典:パチンコ屋の裏話 現役店長がこっそり更新
この「くぎ確認シート」は、いつ、どのように使われるのかは今のところ不明。釘曲げが発覚した場合のペナルティも明らかにはされていない。ユーザー側からは「そんなものがあるなら自分たちにチェックさせろ」という声が多いが、おそらくユーザーには使わせてもらえないだろう。
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現実問題としてこれで違法くぎの確認が出来るのでしょうか?
くぎ調整ってコンマ数ミリから数ミリ程度の「調整」なんですよね?まず盤面を通してあわせる時点で見る角度によってずれそうです。
で、このシートを通してどれだけの「誤差?」ならOKなのか
そして許容範囲を数値化するなら「クラックスケール」くらい使わないと無理だと思います。
出典:スロット解析情報~すろかい~
パチンコの釘調整は非常に繊細なもの。多少「くぎ確認シート」とズレていても、素人目には「誤差の範囲内」にしか見えないかもしれない。
運用方法や精度などに疑問は残るが、「くぎ導入シート」の導入で多少なりともホールは釘曲げをしにくくなるはず。ボッタ釘に泣かされてきた人には一応、朗報と言えるかもしれない。