日本一店舗数の多いパチ屋グループはどこなのか? それは「ダイナム」。4月末、業界初の400店舗を達成した。
ダイナム、400店舗に 業界No.1店舗数を更新https://t.co/H9okslWHXr pic.twitter.com/wcJwWTP6ub
— パチンコビレッジ (@pachinkovillage) 2017年5月2日
ホール企業大手のダイナムは4月29日に千葉県、栃木県、岩手県、大分県の4県に5店舗を同時出店し、業界初の400店舗を達成した。
出典:遊技通信web
4月29日の5店舗同時出店で404店舗に到達。ダイナムジャパンホールディングスグループとしての経営ホールは450店舗にまで拡大した。ちなみに「全国400店舗」というと、「ドミノ・ピザ」や「丼丸」などが挙げられる。
【PSウルトラクイズ過去問】
Q.8 4択です。
2015現在、パチンコ店を展開している企業で保有店舗数が最も多い企業はどれ?A.マルハン
B.ダイナム
C.ガイア
D.123★★第2回6/4深夜開催決定!!★★
psuq.jp— 【公式】PSウルトラクイズ (@psuq_official) 2016年5月9日
順 企業名 屋号 店数
1 ダイナム ダイナム 444
2 マルハン マルハン 321
3 ガイア ガイア 167
4 アンダーツリーグループ キコーナ 109
出典:【2017年版】パチンコチェーン店舗数ランキングまとめ
2016年末時点で、ダイナムが圧倒的1位。5位以下は3桁を割る。現状、ダイナムとマルハンがツートップで君臨しているのである。
【悲報】全日遊連加盟パチンコ店舗数が再び10000店舗以下に・・・今年はさらに減りそうだな : スロパチランド https://t.co/C33JMHE0Pg #パチスロ #スロット #パチンコ pic.twitter.com/OkKQNCnXcU
— スロパチランド (@slo_pachi_land) 2017年2月21日
今年1月、全日遊連の組合加盟店舗が10000店舗を下回った。廃業・休業に追い込まれるホールが多数ある一方で、ダイナムはなぜ店舗数を伸ばし続けることができるのだろうか?
ダイナム感覚!ダイナム感覚!YO!YO!YO!YEAH! pic.twitter.com/Br4ywXgXkQ
— あげじゃぱん (@agejapan114514) 2017年5月16日
ダイナムには、4円パチンコ・20円スロットをメインとする「ダイナム」。1円パチンコ、5円スロットなどの低貸玉営業をメインとする「ダイナムゆったり館」。さらに「気軽で楽しいコンビニパチンコ。そして健康対策」をコンセプトにした低貸玉営業、完全分煙・防音対策を施した「ダイナム信頼の森」の3種類の店舗形態があります。
出典:(株)ダイナム
公式サイトによると、2017年4月30日現在、「ダイナム」が171店舗、「ダイナムゆったり館」209店舗、「ダイナム信頼の森」24店舗。低貸しメインの店舗が全体の半分以上を占めている。
お店が遠い方は店内バーチャル体験できます!(IE,iosのみ対応)https://t.co/5eCj77mqxV pic.twitter.com/bjTcX78G6w
— 株式会社ダイナム【公式】 (@dynamjp) 2017年4月28日
ちなみに「黒ダイナム」って言うのは4円ないしは20円を含むレートで営業してるお店。
緑色看板のダイナム(ゆったり館)は低貸しオンリー、信頼の森は低貸し+全席禁煙の営業スタイルで展開しているわ。
アタシは禁煙がいいかな。 https://t.co/uEqYT8tH9r
— パチンコ業界の動向に敏感なさやかちゃん (@pachinkersayaka) 2016年5月17日
【低単価パチンコ店のローコストぺレーション】
低単価パチンコ(「ゆったり館」と「信頼の森」)は売上単価が低い分、とにかく低コストで回そうと頑張っている。
1.店舗あたり「人件費」が異なる
ふつうのダイナム:約170百万円/店舗
ゆったり館:約100万円/店舗
信頼の森:約80百万円/店舗
2.店舗あたり台への設備投資コストを大きく抑えている
高貸玉の1/2~1/3程度
「ふつうのダイナム」の中古台を使用している、または、同じ機種の使用期間が長い
3.広告宣伝費も大きく抑えている
高貸玉の1/2~1/3程度
4.一方、ブランドによって変わらないコストもある。
⇒水道光熱費/賃借料/G-pirze関連コストなどの固定費
出典:中国で働く日本人会計士の財務分析ブログ
低貸しはユーザーが低コストで遊べる分、ホールに入ってくる売上単価も低い。人件費や設備投資、広告宣伝費などを抑えることによって、利益を上げる工夫をしているようだ。
世に「低貸し」が登場したのは2006年のこと。当時、ここまで低貸しが増えるとは誰が予想しただろう。業界No.1グループの半分以上が低貸しメインという状況を見ると、今後、低貸しのシェアはますます高まっていくのかもしれない。