パチンコ業界への締め付けがどんどん強くなっているわけだが、案の定続々とパチンコ屋が潰れているようだ。
出玉規制の強化控えるパチンコ業界 倒産急増の予兆もhttps://t.co/CH3YAp63oL
縮小続くパチンコ業界、参加人口は20年で約3分の2になっています。 pic.twitter.com/aTMapcWAuD— ZUU online |金融経済メディア (@ZUU_online) 2017年10月16日
帝国データバンクが10月10日に発表した「パチンコホール経営業者の倒産動向調査(2017年1~9月)」によると、2017年のパチンコホール経営業者の倒産件数は9月時点で16件となり、残り3ヵ月を残して早くも前年の13件を上回った。倒産件数が前年を上回るのは2014年以来3年ぶりとなる。
9月の時点で、既に前年を上回るペースで倒産をしているという異常事態。やはり規制による打撃は計り知れず、パチンコ業界にとって死活問題となっている。
昔の参加人口3000万人って…参加人口ってのべじゃないよなw 全然出ないとか色々あるけど今はガチャあるしな… パチンコ業界で悪夢の倒産ラッシュ 失業者大量で経済に悪影響? https://t.co/zZWP6GNXdI — mion@ (@miong1223) 2017年9月7日
日本生産性本部の発行する「レジャー白書2017」によると、参加人口は1996年の2760万人から2016年には940万人になっている。ピーク時には3000万人に迫った参加人口はその3分の1の規模にまで減少した。
パチンコの参加人口自体が年々減少の一途を辿っているため、ホールも減少していくのは当たり前の話である。度重なる規制によりパチンコに魅力を感じなくなった遊技者も多く、今後更に減少していくと予想される。
ドラクエの世界にも小役カウンターがあるというのに 岡山のゲンダイグループという「お客様の遊戯に公平を規す為にカチカチくんの使用を禁止する」系列があってじゃなあ・・・https://t.co/otb6mkxOFq — ハヤシライス斉藤 (@kyounoemataso) 2017年8月4日
負債総額については1月に倒産した岡山県に地盤を置くゲンダイグループの大型倒産の影響が大きい。中核子会社となるゲンダイの負債総額は105億円となっており、2007年以来10年ぶりに負債100億円以上の倒産が発生した事となる。
岡山県を中心にホール展開しているゲンダイグループの倒産が、パチンコ業界に衝撃を与えたのは記憶に新しい。ちなみに、内6店舗は関西を中心にパチンコホールを展開する延田グループが経営権を取得した。
【朗報】パチスロ完全終了wwwwマルハンやダイナムなどの大型パチンコ店が閉店ラッシュ、超大型店に太刀打ちできず – https://t.co/UyOUmG5CEP pic.twitter.com/4ndr0JtO8E
— ファイアードッグ (@fire_dog17) 2017年10月23日
ちなみに、ホールの閉店という意味ではマルハンやガイアといった大型店舗も、更に大型店を展開している企業に押されている状況である。もはや、大手さえ安泰ではないという状況は異様に感じる。
来年2月には出玉規制が施行予定となっている。ますます厳しい経営になっていくホール企業の今後の行く末が心配である。