【規制】パチスロの規制祭りは終了? 今度はパチンコのターンの模様

2018/02/09

パチンコ速報

  • pahikisei2018

    5.5号機だの5.9号機だの、そして今度は6号機と、パチスロの方がパチンコよりも厳しく規制されているように思っている人もいるのではないだろうか。しかし、パチンコもしっかりと規制を食らっているのである。

    出玉が3分の2に!

    カジノを含むIR・統合型リゾート施設の整備推進法の成立を受けて政府がギャンブル依存症の対策などに取り組む中、警察庁は、パチンコの出玉の上限をこれまでの3分の2程度に抑えるよう風俗営業法の規則を改正しました。

    具体的には、パチンコの業界団体の調査で客が1度に遊ぶ標準とされる4時間で獲得できる玉の数を金額にして5万円分を下回るようにするほか、1回の「大当たり」で獲得できる玉の数を現在の2400個から1500個に引き下げるなどとなっています。

    出典:NHKニュース

    ギャンブル依存症対策を名目に、2月1日をもって風営法の規則を改正。1回の大当たりで獲得できる出玉の限度が2400個から1500個に大幅ダウンさせられることとなった。

    依存症対策なのか?

    出玉を少なくして、1回の遊技で「負け」を取り戻せなくすることで、射倖心を抑えるという狙いなのだそうです。
    これが警察庁の叡智が考えだした依存症対策・・・
    あまりに情けなく残念です。依存症者のことを全く分かっていません。

    出典:アゴラ

    投資金額や吸い込みではなく、出玉を規制するのは何故なのだろうか? 警察庁は「取り戻せる期待感を下げれば射幸性も下がる」と説明しているようだが、何とも腑に落ちない。とは言え、改正はもう施行されてしまったので、甘んじて受け入れるしかないのだ。

    倒産の予感

    北関東の準大手チェーン店の店長もこう心配する。
    「今、ホールに通っているのは一攫千金(いっかくせんきん)が望める、いわゆる“爆裂機”目当てのヘビーユーザーが中心。しかし、新基準の台になると出玉が抑えられ、パチンコは小さな勝ち負けをダラダラと繰り返す退屈な遊びになってしまう。これでは一日で十数万円勝つことも珍しくない現行のパチンコシーンに慣れたヘビーユーザーが満足するはずがない。『パチンコはつまらなくなったからやめた』となりかねません」

    出典:週プレNEWS

    全国のパチンコ店の数は現在も着実に減り続けているが、今後は閉店のペースがさらに加速すると予想される。多くのユーザーが一撃性を求めている以上、その一撃性を取り上げれば客足が遠のくのは当然である。

    規制緩和はあり得るのか

    東京オリンピックに向けてパチンコの規制を強くしているという思惑もあるので、もしかすると東京オリンピックが終わった後にパチンコ業界の規制緩和が起こることも考えられます。
    パチンコ業界は20兆円以上の規模なので、政府からするとパチンコ業界の税収は莫大なものがあるので、規制緩和して甘い汁を吸うことを考えるかもしれません。

    出典:NISHIKI.COM

    パチンコの規制は2020年のオリンピックに向けてのものという面もあるようなので、もしかしたら五輪終了後に何らかの規制緩和があるかもしれない。
    パチスロのほうでは、出玉こそ減らされたものの、ゲーム性に関しては5.9号機から6号機への移行で若干の規制緩和が行われている。

    規制された台が出るのはまだ先

    型式試験に適合したからといって遊技機をお店さんに設置できる訳ではありません。
    あくまでの型式試験の適合は、メーカーがお店さんに営業活動できる権利を得たに過ぎないのです。
    次にメーカーがやらないといけないのは、お店がある都道府県に設置する許可を得るために、各都道府県公安委員会に検定申請を行います。
    良く言われる「検定」を「通過」というのはコレの事です。

    出典:ちょっとJしてみませんか 第拾参話 1GAME OFFICIAL(ワンゲーム公式サイト)

    ニュースなどを見て誤解している人も多いようなのだが、3分の2に減らされたと言っても、2月1日の営業から全国の全パチンコ台に適用されたわけではない。対象となるのは2月1日以降の型式試験を受ける台であり、改正前の機種も普通に稼働している。

     

    まだ少し先の話ではあるが、新しい規制の試験を受けて導入される台がどんな仕上がりになるのか非常に不安。演出をどんなに工夫しようと、出玉がショボければクソ台呼ばわりされるのが世の常なのである。

    TOP:YouTube

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