2018年2月の規制強化でパチンコ新台の試験規則が厳しくなった。1回あたりの大当たり出玉も大幅に減らされ、パチンコもいよいよ終わりか……と思われたが、噂によると大量出玉を狙える新台は今後も登場するらしい。大当たり出玉は減らされたはずではなかったのだろうか?
パチの最大出玉1500になるってマジ?流石にちょっと
— いな (@A_M__rEVOLution) 2017年8月30日
最大出玉1500ってなにwwww
— ぴくてゃ (@87_piku_21) 2017年10月30日
最大出玉1500とかもう笑うしかない
— 閻魔ちゃろす🎇 正月ガチャ待ち (@taityaros) 2017年7月14日
最大出玉が2400玉から1500玉に減少します。900個(4円なら3600円分)の差があります。これは結構大きな変化です。
出典:ぱちスク!
風適法の規則改正により、パチンコ新台の検定試験が変更された。実射試験での最大出玉率が1時間で300%未満から220%未満、10時間で200%未満から133%未満と大幅ダウン。さらに、検定の基準に4時間の実射試験も加わり、1回の大当たりでの最大出玉も2400発から1500発に引き下げられた。つまり、一撃で大量出玉を狙えたり、出玉スピードに特化してたりするような機種は、検定に通りにくくなったわけである。
改正からしばらくの間は、初当たり確率が甘デジ~ライトミドルのスペックが続いたが、そこはしぶといパチンコ業界。メーカーの創意工夫により、旧規則機なみの出玉性能を誇る機種もあるようなので、まとめてみた。
新台新鬼武者
まだ1回しか当たってないのに
61分の1を150くらいハメて小当たりラッシュで4000発弱( ̄ー ̄)ニヤリ
そして赤保留が控えておる(´º∀º`)ファー pic.twitter.com/mqTLK3DRam— k2goo@ゲーム、スロ垢 (@_k2gooo) 2018年11月26日
209: フルスロットルでお送りします : 2018/11/13(火)
小当たりがほぼ毎回転当たるから連してる感はありそうに見えるけどね
やっぱ2400なんていらんかったんや、ちゃんと小当たりに割持たせてくれるだけで充分なんだな238: フルスロットルでお送りします : 2018/11/14(水)
この台って、小当りをどれくらい続けれるかなのか?
回数ついてなくても出てるやつは出てる
出典:パーラーフルスロットル
2018年11月、オッケー.より新台『ぱちんこ 新鬼武者 超・蒼剣』が新規則機初のフルスペック(ミドル)としてリリース。初当たり確率1/319.7、最大ラウンドは10R・約1500発の紛れもない新規則機だが、高性能の小当たりRUSH「超蒼剣RUSH」の搭載により、一撃大量出玉が狙える仕様となっている。超蒼剣RUSH突入時、次回大当たりまでの平均獲得個数はなんと1500発で、大当たりの出玉と変わらない。しかも、次の大当たりまでハマり続けることで、延々と出玉を増やすことが可能。連チャン数がさほどでなくても万発に届くこともあるようだ。
冬に無性にアイスが食べたくなるのと同じで、冬でも無性にホラーが・・・
っという人にお勧めです⇒私です。
このB級感がちょうど良い。やや継続率が低いのが気になりますが、
RUSH中の下の逃げる距離とかの遊びは嫌いじゃない。目で見えるのは良いですね。#パチンコ新台#ホラーパチンコ#ぱるる pic.twitter.com/lFoa2hgItq— Pファイターズ (@pachinko_pf) 2018年12月21日
特図1
50% 3R確変 約450個 小当りRUSH
7% 3R確変 約450個 電サポ100回 以降小当りRUSH
43% 3R通常 約450個 電サポ100回特図2
25% 10R確変 約1500個 小当りRUSH
13% 6R確変 約900個 小当りRUSH
12% 3R確変 約450個 小当りRUSH
7% 2R確変 電サポ100回 以降小当りRUSH
43% 2R通常 電サポ100回※小当り獲得期待値 平均1240個
出典:モード1.0のブログ
「新鬼武者 超・蒼剣」に続いて、またもオッケー.が小当たりRUSH搭載のフルスペックマシンを発表。元AKB48の島崎遥香主演のホラー映画「劇場霊」とタイアップした『ぱちんこ 劇場霊』は初当たり確率1/319.7、確変割合57%のループタイプで、小当たりRUSHの獲得個数は平均1240個とされている。「新鬼武者 超・蒼剣」より確変割合・RUSH性能が若干低いものの、すべての大当たりに時短100回 or 小当たりRUSHが付くので、安定感がありそうだ。2月18日導入開始予定。
藤商事さん
[P藤丸くん]続報スペック、フロー pic.twitter.com/8igknWMJSw
— 喜屋武P太郎(キャンPタロウ) (@kGceOO8GhueVQEI) 2018年10月24日
藤商事のオリジナルキャラクター「藤丸くん」が大活躍!
小当りからの役モノ抽選がメインの大当りルートとなっており、V入賞できれば約4000個の出玉を獲得できる。
特図での直撃抽選もあり、直撃大当り確率は設定1と設定6の2段階。設定1は約1/319で設定6は約1/150と、確率に大きな差が設けられていることも特徴的だ。
玉の動きを楽しむパチンコ本来の醍醐味を藤丸くんと存分に味わおう!
出典:DMMぱちタウン
新規則の大量出玉獲得機は小当たりRUSHばかりではない。Daiichiの『CR天下一閃』やマルホンの『CR天龍∞』などのいわゆる「一発台」が人気を集めているが、この手の機種は新規則でも作れるらしい。
藤商事が自社キャラクターをモチーフにした『P 藤丸くん 30min 設定付』を1月7日にリリース。V入賞または特図での直撃当選で一撃約4000発を獲得。「設定1」と「設定6」の2段階の設定が搭載され、設定6は特図の直撃が当たりやすくなっている。
初撃4,000個+追撃3,400個が51%で継続/Pロードファラオ~神の一撃~ https://t.co/Vs16gV3uQs pic.twitter.com/PNmhwtPMhm
— パチンコ業界誌「遊技日本」 (@yuginippon) 2018年12月13日
圧倒的一撃をコンセプトに開発された1種2種混合機。出玉性能を最大限に追求したゲーム性が魅力だ。スペックは大当たり確率約1/319のミドルタイプ。初当たりの64%で5回1セット大当りとなる「アルティメットボーナス」に突入、一連の初撃トータルで約4000個の払い出しとなる。非突入時でも約1200個の払い出しを受ける。
出典:株式会社アミューズメントプレスジャパン
豊丸は「圧倒的一撃」をコンセプトに、『Pロードファラオ ~神の一撃~』を発表。初当たり確率1/319の1種2種混合機で、5回1セットの「アルティメットボーナス」に突入すればトータル約4000発を獲得。アルティメットボーナス終了後はエクストラジャッジが発生し、約51%の大当たりを引き当てることができれば、さらに約3400発を獲得できる。羽根物ではなくデジタル抽選による一発台と言えるだろう。2月4日導入開始予定。
「P寄生獣」2月上旬全国導入予定! 製品情報を公開!https://t.co/abAqUbzcAq pic.twitter.com/aARU58swuJ
— サンセイモバイル&パチプラス (@SRDmobile) 2018年12月25日
初当たり時の出玉は寄生獣の方が多い。
初当たり時のRUSH直行大当たりも寄生獣の方が5%と多い。(シンフォギアは1%(15R))
RUSH中の最大出玉はシンフォギアは15R大当たりなので、シンフォギアの方が多い。(1470個)
その代わり、寄生獣は9R大当たりの割合が70%と高い。(シンフォギアの15Rは40%)
まあこんな所だが、トータルの性能としては差はないと言っていいだろう。
出典:元パチンコメーカー開発者たちのブログ
サンセイR&Dからは人気漫画とタイアップした『P寄生獣』が2月4日導入開始予定。人気機種『CRフィーバー戦記絶唱シンフォギア』とよく似た1種2種混合機と言われており、初当たりの約51.6%でRUSHに突入し、約79.7%で継続する。最大出玉は「シンフォギア」に劣るが、RUSH直撃の振り分け及びRUSH中最大ラウンドの振り分けはこちらのほうが高いので、トータルでの出玉性能はほとんど変わらないようだ。
規制が強化されても、小当たりRUSH搭載機や一発台、1種2種混合機なら一撃大量出玉を狙うことができる。さらに、昨年10月末に確変割合65%規制が撤廃されたとのことなので、今後は高継続の確変ループタイプの登場にも期待したいところである。