【奇跡のスペック!?】不可能と言われてた「ヘソ3個賞球」のミドルが神台っぽい件

2019/12/12

パチンコ速報

  • heso31210
    パチンコの新台は2019年5月1日の申請分より、「ヘソ賞球4個以上」の内規が撤廃となった。開発の自由度は若干上がったが、当初はそれほど期待されていたわけではなかったようだ。

    規制緩和と言っても……


    ヘソ賞球を減らせるということは、通常時の玉持ちを大当たり出玉に回せるということ。つまり、従来より荒波の台を作れるようになったということだが、「1時間で出玉率下限33%、出玉率上限220%」等、出玉率に関する規則は依然として立ちはだかっている。

    メーカーは申請や販売を行う時に、保通協やホールに対して算定書というものを提出しますが、そこには設計値の一覧が記載されています。

    要は、通常時、確変・時短時のそれぞれのベースがどれくらいの数値になるように設計されているのかを記載しているわけですが、裏をかくような仕様の場合、そこに書かれた数値と実射値が乖離することになってしまいます。

    保通協での実射試験に加え、これからはホールに設置されているすべての機種に対して「性能表示モニター」でそこに乖離がないかの確認をしていくはずなので、現実問題として、通常時ベースを大きく下げて、その分をスペック性能に振ったミドル・ライトミドル帯の機種を作ることは難しいかと思います。

    出典:元パチンコメーカー開発者たちのブログ

    新台を出すには厳しい実射試験を通らなければならない。規制の裏をかこうとしても、算定書に書かれた「設計値」と試験での「実射値」が乖離すればアウトになってしまうようだ。ヘソ賞球の規制緩和を活かした荒波台は、特にミドルスペックでは難しいだろうと見られていた。

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    ところが、今後の新台ラインナップを見てみると、ヘソ賞球3個の良さげなミドル機がずらりと並んでいるのである。

    『新世紀エヴァンゲリオン ~シト、新生~』

    低確率|1.319.7
    高確率|1/45.7
    小当たり確率(特図2)|1/1.17
    確変割合|65%
    実質継続率|約75%
    時短回転数|100回
    賞球数/カウント数|3&1&5&10&12/10C

    出典:ぱちんこキュレーション
    ビスティより2019年12月16日導入開始予定。初当たり確率1/319.7、確変割合65%・実質継続率約75%・小当りRUSH搭載の確変ループタイプ。新たな出玉トリガー「新生モード」を搭載。2R確変「暴走モード」突入時、保留内に確変大当たりがあった場合に突入し、小当りRUSHをなんと7分間も消化できる。新生モード突入時の期待獲得個数は7000個を超えると言われている。
    スペックだけでなく、演出面も要注目。10年ぶりのTVアニメ版タイアップで、「シトフタ」の愛称で親しまれた名機『CR新世紀エヴァンゲリオン~使徒、再び~』の演出を継承。往年のエヴァファンから大きな期待が寄せられている。

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    『Fバイオハザード リベレーションズ2』

    本機は、大当たり確率319.7分の1のミドルスペックです。またV確変タイプで転落式となっており、確変のトータル継続率は約80%、さらに右打ち中の大当たりの80%がフルラウンドという一撃性に期待が持てるスペックが特徴です。
    また、画面全体が回転する迫力ある役物や、右打ちの消化スピードなども魅力です。

    出典:パチンコ業界ニュース
    SANKYOより2020年1月6日導入開始予定。初当たり確率1/319.7、時短込みRUSH突入率約64%・継続率約80%のV確変転落抽選タイプ。ヘソ大当たり時の確変振り分けは51%で、通常か確変かを伏せる仕様。必ず100回転の電サポがつき、確変なら100回転以降も継続、通常なら終了となる。右打ち中は最大ラウンド(払い出し1500個)の比率が80%を占め、一撃性能は高い。

    『ぱちんこ ウルトラ6兄弟』

    初当り時は50%がウルトラ6兄弟RUSHへ直行。残りの50%は時短10回+残り保留4回転の「6兄弟ST」からの引き戻しでRUSH突入を目指す。トータルRUSH突入率は61.2%。

    RUSHは電サポ100回+残り保留4個継続。継続率は85.0%。前半の50回転は超高速変動!右打ち中の当りは全てRUSH継続+70%が1500発!

    出典:ちょんぼりすた
    オッケー(京楽ブランド)より2020年1月20日導入開始予定。初当たり確率1/319.9、RUSH突入率61.2%・継続率85%の1種2種混合機。このタイプは初回突破型が多いが、本機はヘソ大当たりの50%がRUSH直行となっており、時短引き戻しを含めたトータル突入率の高さが特徴。右打ち中は最大ラウンド(払い出し1500個)の比率が70%を占め、一撃大量獲得に期待できる。また、出玉スピードに関しても、かの「必殺仕置人」を超える速度を備えているらしい。

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    『Pビッグドリーム2激神』

    ビッグドリーム新旧比較です。

    今作ミ Pビッグドリーム2
    前作ミ CRビッグドリーム259Ver.
    前作マ CRビッグドリーム399Ver.

    ■確変割合 特図1/特図2
    今作ミ 55.0%/80.5%
    前作ミ 75.0%/75.0%
    前作マ 74.6%/74.6%

    ■モードTY
    今作ミ 約7020
    前作ミ 約4600
    前作マ 約7100

    出典:モード1.0のブログ
    銀座(サミーブランド)より2020年1月20日導入開始予定。初当たり確率1/319.7、確変突入率55%・継続率80.5%のV確変タイプ。
    強烈な出玉性能で多くの打ち手を魅了してきた「ビッグドリーム」シリーズ。モードTY(確変突入時の平均期待出玉)は、2015年8月にリリースされたMAXスペック『CRビッグドリーム~神撃399Ver.』と比較しても遜色ない数値と言われている。

    『P花の慶次~蓮』

    今作の慶次-蓮-はめっちゃくちゃ荒い!
    右打ち中の慶次漆黒と同じどちらも転落式を採用しています。
    ということで両者の比較をしてみました。

    慶次漆黒:転落率1/270、大当り確率1/145
    慶次-蓮-:転落率1/520、大当り確率1/129

    慶次蓮は連荘にかなり期待できる数値と言えるでしょう。

    出典:スロパチステーション パチンコ・パチスロホールサイト
    ニューギンより2020年2月3日導入開始予定。初当たり確率1/319.6、時短込みRUSH突入率約63.4%・継続率約82%のV確変転落抽選タイプ。好評稼働中の『CR真・花の慶次2 漆黒の衝撃』と同じ転落式だが、転落率は「漆黒」より低い。右打ち中の最大ラウンド(払い出し1500個)比率は70%を占める。

     

    新規則機であるにも関わらず、爆発力の高いミドルスペックの新台が今後続々とリリースされる。ヘソ賞球を4個から3個に減らした分、大当たりの出玉に回せたということだろうか。わずか1個の差だが、侮れないものである。

    TOP:YouTube

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