パチンコ台はとにかく派手なものが多い。昔からその傾向はあるが、近年はただ派手なだけでなく、やたらと巨大化しつつある。そういった台は当然、物理的に重く、設置や入れ替えの作業も相当大変らしい。
巨大な筐体に果たして需要はあるのか? という疑問もあるが、まずは最近のデカ盛り筐体をチェックしてみよう。
シンフォギア2見てきました
筐体のインパクト大✨ pic.twitter.com/e1enV8WgcA— 逆境無頼宮城店長◯◯@シンフォ2専門店⁉︎ (@miyagitentyo) March 22, 2020
響役物必要だった?
両サイドの回転体のギア音がうるさい
ガングニールデバイスの振動は、もはや工事現場
最近の台は派手にしなきゃならない決まりでもあるんでしょうか? 演出の出来がいい分、悪目立ちします。
特にガングニールデバイスの振動は2台隣にまで響くので、玉の動きに影響してしまいます。
出典:note
2020年4月、SANKYOよりリリース。言わずと知れた大ヒット機種の正統後続機で、1種2種混合タイプのライトミドル。
初代は液晶演出こそ凝っていたものの、ほぼ枠の内側で完結していた。今作は筐体上部に大きな「響」の顔面が取り付けられ、両サイドにキャラパネルの回転体が追加。さらに、打ってみないとわからないが、「ガングニールデバイス」の振動は工事現場並みに強烈だという。
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【盛りすぎ】筐体デカ盛り戦争に「Pシンフォギア2」が参戦するようです
慶次蓮の筐体は41キロらしい
牙狼の53キロより12キロも軽い!因み手前の慶次ロゴと槍を取ると33キロだって
いや回るだけの、飾りで全然要らないw
この8キロのパーツ分も高いんだって出来は慶次はやはり良い☺️
出玉の漆黒か
継続の蓮か
どっちにしてもユーザーは慶次の新台は打ちたいはず pic.twitter.com/OPVRd3uwuH— Pパンツ轟音 (@kjh270329) December 5, 2019
2020年2月、ニューギンよりリリース。ロングセラー「花の慶次」シリーズの新規則機で、転落抽選タイプのミドル。
シリーズ初の専用枠、その名も「天槍枠」。筐体右の槍がとにかく目立つ。なんと、上の「花の慶次」ロゴと槍だけで8kgもの重量があるらしい。きっと設置や移動にはかなり苦労するのだろう。
やれる感は流石京楽ですね。
使うホールはあさイチどうするのかでセンスが問われるね。
このタイヤいらんからもうチョイ機械代下げて欲しい。#仮面ライダー#轟音#本郷武はちょい役 pic.twitter.com/ngjKgRLRSI— トゥモロー店長@9月は轟音推し、シンフォ2瀬戸際 (@2392Tomo) March 20, 2020
わかりますそれ。
自分はひぐらしのナタが最強に痛かったです。— トゥモロー店長@9月は轟音推し、シンフォ2瀬戸際 (@2392Tomo) March 21, 2020
2020年9月、京楽よりリリース。1200回もの長い遊タイムを搭載したSTタイプのミドル。
筐体右上のタイヤがインパクト絶大。上記「慶次蓮」に負けずとも劣らない飛び出しっぷりである。最近はこのように「上部」に何か盛るのがトレンドの一つになっているようで、平和の『P真・黄門ちゃま』は団子、Daiichiの『Pひぐらしのなく頃に~憩~』は鉈が刺さっている。
黄門ちゃまの団子を狙う立花響
以上
休業中の店舗からでした! pic.twitter.com/p1oJzxuRrs— トミー (@kicona_tomi) April 23, 2020
新台のひぐらし。
ナタがっつり刺さってて草。 pic.twitter.com/HPxDYKm48j— みにまむ大佐@今までありがとうグリムノーツ (@minimamutaisa) January 5, 2020
Pとある魔術の禁書目録
スペックと筐体を
両方一気に見れるようにしておきます100%突入タイプって嬉しいですよね
インデックスとは?
登場キャラの名前
表現の仕方
本気と書いて「マジ」と読む的なとナヲル君が言ってました
当然この先
レールガンの開発もしている事は
言うまでもないだろう https://t.co/eCwyZgFfy2 pic.twitter.com/oEl9g4Zmeu— マルハン大山店(いきなり店長) (@MgrOoyama) August 25, 2020
現実
— マルハン大山店(いきなり店長) (@MgrOoyama) August 25, 2020
2020年11月、藤商事よりリリース予定。ライトノベル原作の人気アニメとのタイアップ機で、遊タイム付きSTタイプのミドル。
筐体右上から右サイドにかけて、装飾が大きく飛び出している。重みで傾いてしまわないのか、ちょっと心配になるほどの立体感だ。
ルパン70キロって、入替作業…
どこまで重くなるんや。
もういいでしょ。#大切なのは枠じゃないって pic.twitter.com/oZzQx9k2oa— カミュ@P店長 (@CHANNELKAMIYU) August 26, 2020
筐体に関して、最近Twitterで大きな話題となっていたのが、11月リリース予定の「ルパン」新台。「ルパン・ザ・シアター」と名付けられた新枠は、上部両脇のスピーカーが大きく手前に飛び出し、手元のデバイスも巨大。その重量は70kg!? と、一時期騒然となっていたが……。
はい
ルパンの重さ「49.6kg」との事で業者さんから連絡頂きました。全国のホールスタッフの皆様へ
2人以上で運ばないと…
腰砕けます。
。゚(゚´Д`゚)゚。#ルパンの重さ#ゴルゴ13は重くなかったけどスペック良かった pic.twitter.com/6r1NOvyzzN— 並んで欲しいエリア長いってつ@キング観光南紀3店舗 (@px_ir) August 27, 2020
70kgはガセであることが判明。それでも50kg近くあり、運搬の際は2人がかりでやらないと腰を悪くすると言われている。
■P交響詩篇エウレカセブン
(コンセプト機)足元の銀台を踏むと球が飛び、コンパクトドライブも掴めるらしい pic.twitter.com/7AIssf0yxB
— 常時山本®︎ (@jojiyamamoto) August 29, 2020
例の特大エウレカセブン!動画で拡散してね依頼を受けたので。インパクトすごいお。 pic.twitter.com/x6I3Q9CjLo
— P-media Japan (@pachinkomedia) August 27, 2020
こちらは実際にリリースされるものではなく、中止となった「ユニバカ×サミフェス2020」で展示予定だった「P交響詩篇エウレカセブン」のコンセプト機。ゲームセンターにある最新筐体並みの三面液晶に加えて、足元にもギミック。もはやパチンコとは違う別の何かになりつつある。
あまりデカ過ぎる筐体は設置関係者やホールの負担となり、ひいてはユーザーの負担にも繋がりかねない。メーカーには少し冷静になっていただきたいものだが、競い合うように台が巨大化する流れはきっとまだ当分続くのだろう。