2024年8月、6号機遊技規則の解釈基準が変更され、パチスロは「ボーナストリガー」を搭載可能になった。そして、パチンコも新たな規制緩和が発表されたのだが、どんな台を作れるようになったのか? 規制緩和の内容と、ネット上での反響を見ていきたい。
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【朗報?】設定付きパチンコ規制緩和🎉
登場から長らく人気の低迷していた”設定付きパチンコ”
規制緩和により大当たり確率だけではなく確変突入率やラウンド振り分けなども設定差をつけられるように!https://t.co/NzUQu0MEIM— TamaKing【玉王】 (@TamaKing_777) September 28, 2024
この機能あれば、わざわざホールは
からくりサーカス2魔王ver、運命verとかそれぞれ別で購入しなくてもいいからいいんじゃないのコレ?
(解釈違う?)— おちろ (@xyyxx1919) September 20, 2024
必要に応じてスペック変えられるから筐体があんまりいらなくなってSDGsってコト❓
— むちむちぱ (@mcayupachi) September 20, 2024
「設定付きパチンコ」に関する緩和です。これまでは大当り確率に差をつけられるだけで、その他の数値についてはいじることが不可能でした。
それが今回、「確変の割合」「転落の確率」「ST回数」についても差別化できるようになったというのです。
出典:パチマックス
これまでの設定付きパチンコは「大当たり確率」しか変えることができなかったが、規制緩和後は「確変の割合」「転落確率」「ST回数」「大当たりラウンド数の振り分け」なども変えられるようになったらしい。これにより、高設定なら現行機より甘い台が作れたり、設定によってラッキートリガー突入率を変えたりできるのでは、と見られている。一つの台に複数の設定(スペック)を持たせることで、ミドルや甘デジに変更しながらの運用もできるかもしれない。
これは設定1~6でスペック問わず1機種なのに6種類のパチンコを楽しめる改正で画期的だねって話
リプは設定入らんとか釘がどうとか言ってるけどそこじゃないんよ
今後、好きな版権で「高継続や高突入率どっち選ぼうか」みたいに好きなスペックを選択出来るようになったら最高だろ https://t.co/EqqKrmaCYl— たけやん (@TAKEHIRO2004203) September 20, 2024
お店が甘もミドルもライトミドルも…全部仕入れないといけないのは場所も金も圧迫するから、そこを解決すれば結果的に客に還元できる余裕が増えるとは思いますよ。
お店の利益が増えるはニアイコールで客の勝率も上がると考えても間違えではないでしょう— みかん (@appuru0) September 21, 2024
低設定は初当たり重いけど継続率の振り分け優遇とか出来るなら面白そう
逆に出来ないなら設定とパチは合わなすぎる笑— 🐱そらkun🐶 (@Ufkp831) September 19, 2024
90:2024/09/19(木) 17:50
なんでもかんでも設定で変えられるようになったらホールはさらに1しか使わないし無理ゲー感が前より増しそう92:2024/09/19(木) 17:55
封入式設定付きデカヘソみたいなのを流行らせたいんじゃね
パチンコの設定は信用できません
設定6で現行とそんなに変わらないなら設定付いてない台選んだ方がいいような気がしますパチンコの設定付きは回転率と設定両方の事を考えて台を選ばないといけないのでめんどくさいんですよね
どうせベタピンでしょうからね
デカヘソの設定付きならワンチャンあるかもですけど
出典:YouTube
規制緩和によって1機種で複数のスペックが遊べる点について、「好きな版権で好きなスペックを選択できるなら最高」や「ホールの経費削減になればユーザーへの還元もしやすくなるはず」など、好意的な意見が見受けられた。一方で、高設定のみ甘いスペックを作れるようになったとしても「ホールが使うはずない」とか「パチンコの設定は信用できない」など、ネガティブな声も目立った。だが、「貞子」や「ユニコーン」で一躍話題になった「デカヘソ」との組み合わせなら「ワンチャンある」という見方もあるようだ。
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BA100越えちゃいけないのは変わらんよ
— ぽぽりん@-119k TOSNはじめた (@poporinnchann) September 18, 2024
緩和されたのは3つの要素で、まずは「時短中のペースアップ」。周知の事実かもしれませんが、これまで時短中に出玉が増えるような設計はNGでした。消化中は良くても出玉キープで、大体のマシンがジワジワと減らされていきますよね。
ただ、今回の緩和によって打ちっぱなしでも時短中に玉が増えるマシンが作れる可能性があるといい、私自身「新しいゲームタイプが出るのでは?」と期待しています。
出典:パチマックス
これまでは時短中のベースが100%を超えることは認められていなかったが、時短を複数作ってその平均が100%(110%程度との噂もアリ)を超えなければOKになったらしい。上記の「パチ屋の裏研修」の動画によると、たとえば振り分け20%で「時短A = ベース200%」、振り分け60%で「時短B = ベース90%」、振り分け20%で「時短C = ベース20%」なら平均は98%となり、時短Aに入れば100発の打ち込みで200発の戻しが得られると解説している。この仕組みを利用することで、擬似的な小当たりRUSHを搭載できる可能性もあるようだ。
いやこれ1個めのやつ、わーさんや僕だけじゃなくパチプロ全員大歓喜のやつじゃないすか!
これは楽しみすぎる!
(≧∀≦)つかそれよりも何よりもまたイジってくれた事が嬉しすぎる!笑
【規制緩和】パチンコに新たな緩和が発表されました!【そんな事可能なの!?】 https://t.co/bRpufr9Qfo… pic.twitter.com/oWvfcq2Fnw
— 山ちゃんボンバー (@yamachanbomber) September 27, 2024
遊タイムと組み合わせて遊タイムの時短中に1分100発ずつ増えるような変則スペック台も作れそうだな。
そして時短を低速消化にすれば夢は広がり続ける(っ´ω`c)【規制緩和】パチンコに新たな緩和が発表されました!【そんな事可能なの!?】 https://t.co/CwGrrNlQgF @YouTubeより
— FeitoK@ずっと悲しい (@feitokiriel) September 26, 2024
ライターの山ちゃんボンバー氏は、時短中のベースアップについて、「楽しみ過ぎる」と反応。ユーザーも「遊タイムと組み合わせて変則的なスペックの台も作れそう」など期待を膨らませているようだ。
解釈基準変更‼️
業界誌「グリーンべると」へ記事を寄稿させて頂きましたついにBluetooth搭載の遊技機を作れるようになりました
イヤホンで音を聴くパチンコってどうですか?実際ホールで運用するまでにはいくつか検討事項がありそうですね
3分で読めます https://t.co/KWsUzPNLrW
— ジェイさん@発信する遊技機クリエーター (@jsan65536) October 3, 2024
2024年8月3日にニューギングループによって開催された「花慶の日2024」イベントでは、Bluetooth搭載の試作パチンコ機が展示されました。これまで遊技機は、不正防止の観点から外部機器との通信が遊技機規則で厳しく制限されてきました。しかし、最新の解釈基準の変更により、音声出力を目的としたBluetooth接続が可能になりました。
出典:グリーンべると
これまでの遊技機は不正防止のため外部機器との通信は規制されていたが、今度から「音声出力を目的としたBluetooth接続」が可能になったとのこと。つまり、パチンコの音楽・効果音を自分のイヤホンで聴けるということである。ちなみに、この規制緩和はパチスロにも適用されるようだ。
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【取材】イヤホンで遊技が可能!パチ業界を変えるシステム搭載のPB機「推しスロ」
スロットAタイプのボーナストリガー
パチンコ設定機能の拡大
遊技台のイヤホンBluetooth対応
これで遊技台販売台数の凋落に歯止めはかかるのか問題— カミーユ・ビダン (@kamiyu_slot) September 19, 2024
静かな店内に響くマリンちゃんの「スーパァーラッキー」
うん、異様ですねw— カミーユ・ビダン (@kamiyu_slot) September 19, 2024
パチンコにBluetooth搭載されるのは大変喜ばしいが緊急時はどうするのだろうなぁ
— すずきもぐおⓂ️ (@moguo_s) October 3, 2024
イヤホンジャックつけるだけで良かったのになあとは思います
Bluetoothタイプは便利なんだろうけどバッテリー切れたりすると充電しないとダメだったりしてホールで長時間使えるのかな?って思っちゃいます
— Smoky-Mustang (@Chemical_Bros) October 3, 2024
ユーザー視点
メリット:
• 音のプライバシー確保:他者に迷惑をかけずに楽しめる環境
• 音質の向上:ノイズの少ないクリアな音声体験
• 騒音が苦手な人でも楽しめる:快適なプレイ環境の実現デメリット:
• イヤホンの装着必須:準備や長時間使用による負担
• バッテリー消耗:接続機器のバッテリー切れによる音声体験の中断
出典:グリーンべると
イヤホンでの遊技が可能になることで、ユーザーは自分の台の音だけをより高音質で聴けるようになり、ホールは騒音を抑えられそうだと言われている。しかし、「緊急時の対応はどうするのか」や「高齢者はBluetoothを使わないだろうから騒音は抑えられない」など、不安要素をあげる声も多い。また、「Bluetoothのバッテリーが長時間持たない」との指摘もあった。
現状ハッキリしている日程は、こんな感じ pic.twitter.com/oLdGmJECMk
— tokotokoスロット楽園 (@tokotoko46491) September 19, 2024
BT機や設定付きパチンコの登場が決まったものの、その登場時期が不透明で、年末年始商戦には間に合わないことが決定してからは、もっと発売見送りとなった疑似Aタイプ等の機種の押し込み販売が活発化すると思ったんですけど・・・
そこまでメーカーも、強欲じゃなかったということでいいですかね— tokotokoスロット楽園 (@tokotoko46491) September 21, 2024
前述の「パチ屋の裏研修」の動画によると、規制緩和後の設定付きパチンコは9月末から持ち込みが始まっており、早ければ来年早々のリリースになると予想している。だが、具体的な登場時期は不透明で、少なくとも今年の年末年始商戦には間に合わないらしい。今後の情報に期待しよう。
パチンコの規制緩和について、ネット上ではネガティブな反応も目立ったが、開発の幅が広がったことは間違いない。デカヘソや遊タイム、ラッキートリガーなどと組み合わせることで、どのようなマシンが生まれるのか? メーカーの創意工夫が楽しみである。