5月30日、約3000台が全国のホールに導入された山佐の『ナイツ2』。しかしスロットユーザーは同機種に違和感を感じているらしい。
「リノシステム」を搭載した『ナイツ2』が新台としてリリースされた。
【パチスロ】山佐 パチスロ新機種「ナイツ2」機種情報・PV公開!【最新情報】→https://t.co/rL7VIiJXq1 pic.twitter.com/LhTgTC5tlU
— spencer777 (@spencer77777) 2016年6月2日
基本システム
ボーナスを引くためにはまずCB(チャレンジボーナス)を入賞させる必要がある。CBが揃うとボーナス高確率状態に移行。目押しは不要。
CBを引くとキャンドルランプが点灯
↓
2枚掛け×2GでCBを消化
↓
次ゲームからボーナス高確率状態このCBは2種類存在する特殊1枚役をハズす事で入賞。
特殊1枚役A…ブランク(月)・月・リプレイ/ブランク・ブラング
特殊1枚役B…ブランク(猫)・月・リプレイ/ブランク・ブラング
違いは左リールのブランク図柄が月か猫かの違いなので逆押しでCB入賞の2択を楽しむ事が可能。
『ナイツ2』は、前作が「神台」とも言われていただけに多くのファンたちが導入を心待ちにしていたのだが……。
満を持して登場した『ナイツ2』を打ったネット民たちが、「なんか違う」と口々に噂しているという。
名機復活!ナイツ2! ・4リール ・月図柄が出現するほどチャンス ・キャンドル点灯中はボナ高確率 ・リノシステム 思てたんと違う!! — 松ぼー (@utp0609) 2016年4月12日
ナイツ2がリノのシステムで出てると聞いて、筐体画像のクソみたいな4リールを見て、嗚呼と思いながら機種板のナイツ2スレを見に行ったら予想通り完全なるお通夜になってた。まあ、そうなるな…
— まつみん (@matsumi_cag3) 2016年6月3日
リプレイ音が頭狂いそうになる。
低設定は確実に真綿で首閉めやなこれ。
というように、ネット民たちは本機に違和感を感じているようだ。
ネット民たちが『ナイツ2』に違和感を覚えるのは、山佐から2001年にリリースされた4号機の初代『ナイツ』があまりにも神台であったからだろう。
初代『ナイツ』
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通常時にスイカが成立するとリール右側のランプが点灯します。このランプが点灯している間にビッグを引くと100%ハイパービッグとなるのです。更にハイパービッグ後はランプ点灯状態からスタートする為、一旦ハイパーのループに突入すると従来機ではありえなかった、一撃性が期待できたのです。
初代『ナイツ』は、通常当選時の選択率は1/3。但しハイパーゾーン(後述)中のボーナス当選では無条件でH・BIGとなる。小役ゲームの15枚役(3種類、別フラグ)の完全ナビにより大量獲得が出来る。逆押し(変則押し)で消化し、30ゲーム目に順押しでボーナスイン。
また「ハイパーBIG」と「チャレンジBIG」の2種類のBIGボーナスが搭載されていた。因みにハイパーBIGは、獲得枚数は平均約410枚(最高475枚)で、終了後はハイパーゾーンに100%突入した。
一方のチャレンジBIGは、獲得枚数は平均約180枚で、BGMの「月明かりの夜に」という楽曲も人気を博した。
そして初代『ナイツ』は、ハイパーBIGでの平均獲得枚数がボーナス間の平均消費枚数を(最低設定でも)上回っており、これが全体を通して非常にバランスのとれた演出だということで、当時たくさんのパチスロファンを熱狂させたのであった。
パチスロファンの期待を裏切ってしまった感のあるパチスロ『ナイツ2』は、すでに「通路になっている」といった報告も多く見受けられた。どうやら本機は初代を越えるどころか、黒歴史となってしまうのかもしれない。