「2月1日の法改正でパチンコ・パチスロは終わり」と言われる一方で、「パチスロは規制緩和で復活する」との声もある。パチスロ6号機には本当に期待してもいいのだろうか?
■6号機について■
6号機の早期導入と短時間で遊べる遊技機の提供を可能とするため、傾斜(ARTの純増枚数)に関する規制の一部を廃止するとの発表です。「開発の自由度が高くなる」とされており、事実上の緩和とも捉えることができそうです。https://t.co/aGrLQVHtUP pic.twitter.com/AcJsEvJVcd
— 常時山本 (@jojiyamamoto) 2018年1月31日
のめり込み防止強化対策の必要から同連絡会では2015年7月までにATのみでは出玉は増えない「入賞シミュレーション出玉率1未満(Sim<1.0)」などの自主規制を制定。指示機能を使った純増についてはリプレイタイムが絡むARTに制限する方針をかため、同年10月までにはさらにARTの純増を従来の3.0枚/Gから2.0枚/G未満に引き下げる自主規制を制定していたが、今回の新たな自主規制ではこれらの制限を撤廃。純増2.0枚/Gを超えるATを事実上解禁する方針だ。
出典:WEB Greenbelt グリーンべるとWeb版
2015年に規制されていた「AT機」が6号機から解禁されるらしい。2.0枚未満という1ゲームあたりの純増枚数の制限も撤廃されるという。
ぱちんこドキュメント!! : 【朗報】6号機AT機復活へ!!自主規制”ゲーム性拡大”を正式発表! https://t.co/FlNPsT6qFk pic.twitter.com/zX3MkifZGk
— ぱちんこドキュメント!! (@pachiniko) 2018年2月1日
「自主規制」に関し、新たな情報が舞い込んできた。「遊技通信」(遊技通信社)2月号で特集されている「自主規制の緩和」についてだ。
まず本誌が挙げているのが、5.9号機で実施されている「ART抽選の設定差」、有利区間中であることを遊技者にランプで知らせる「告知義務」の廃止だ。これが撤廃されることにより、パチスロのゲーム性が格段に広がるとのこと。
出典:ビジネスジャーナル
2017年から登場し始めた5.9号機では「ART抽選の設定差の禁止」や「有利区間中であることの告知義務」が定められていたが、6号機ではこれらが撤廃。ひとまず朗報と言っていいだろう。
6号機でATを大丈夫にして有利区間に設定差ができるようになって超復活の兆しが見えた様に思えたけど肝心の枚数規制が3000から2400になってしまってたら本当にどうしようもない…早く業界の天才が現れないと今度こそ絶滅してしまう…
— ふうでぃん (@sinzan288821583) 2018年2月1日
1月31日、オーラム ラ・サルローヤルにて「第15回 回胴式遊技機製造業者連絡会」が開催された。
会議終了後に、回胴式遊技機の新たな自主的な措置(6.0号機基準)に関するプレス説明会が行なわれ、その内容が発表された。
規則改正の内容を踏まえて、有利区間が終了する条件に、最大ゲーム数の1500回に加え、最大増加数2400枚を追加。
出典:パチンコビレッジ
5.9号機で設けられた「有利区間は1500ゲームまで」という規制は継続。6号機ではさらに「増加枚数は2400枚まで」という縛りが追加された。
パチスロ「規則改正」で大手メーカー急落の危機!? 出玉規制「大変革」起こした中堅メーカーの成り上がり https://t.co/di3ujr8we5 pic.twitter.com/Txmgp0xOwe
— biz-journal (@biz_journal) 2018年2月1日
722: 2018/01/31(水) 20:17:30.05 ID:8SNPozqz0
んんーこれ2月1日から3月31日に申請した台を打つ奴いるのか?738: 2018/01/31(水) 21:04:37.39 ID:IC8+7QfVM
短期出玉規制が厳しくなった以上夢も希望もない
出典:スロパチランド
上記の内容はパチスロ6号機に関する「自主規制」であり、これとは別に2月1日に施行された「法改正」による制限が存在する。型式試験が厳しくなり、一撃性や機械割の最大値が大幅にダウン。純増3枚のAT機を作っても、型式試験を通らなければ販売はできない。
たった今、ブログを更新しました。
▼6号機の規制が緩和される⁉︎ 新内規・導入時期・出玉・天井狙いなど
https://t.co/GxoP9FGaUe— だてめがね@スロット×仮想通貨 (@y_datemegane50) 2018年1月20日
今回発表した6.0号機基準の自主規制が適用されるのは4月1日の型式申請分から。2月1日から3月31日までは新規則に対応した5.9号機基準の6.0号機が申請対象。
日電協の岩堀技術委員長は「6.0号機基準の開示が新規則施行の直前になってしまっため、開発準備期間として2カ月を設け、申請開始は4月1日からとした」と述べるとともに、6.0号機基準の市場投入時期について「早くて10月頃になるのではないか」との見解を示した。
出典:WEB Greenbelt グリーンべるとWeb版
2月1日 型式試験の変更で出玉規制強化
4月1日 6号機の自主規制を適用
10月頃 6号機デビュー?
以上のような流れとなる見込み。すなわち、2月1日から3月31日までの間に申請される機種は、法律上は6号機と呼ばれるはずだが、実質「出玉規制が厳しくなっただけの5.9号機」である。
法的な出玉規制が厳しくなった以上、過度な期待は禁物だが、ATの解禁やARTの設定差許可などによって開発の幅は広がっている。6号機のスペック情報が楽しみだ。