挑戦することは非常に大切なことだ。それはパチンコ・パチスロ業界に関したことではない。人は、チャレンジスピリットを失ってはいけないのである。
だがしかし。
「どうしてそうなった!?」とチャレンジスピリッツが裏目に出てしまうことも往々にしてあるのも事実だ。
そこで今回は、誰が得するのか一向にわからないままにパチンコ・パチスロ化された版権をまとめてみた。
いまや不動の国民的アニメとなった『ちびまるこちゃん』の作者・さくらももこ氏によるちょっとブラックユーモア漂う『コジコジ』がパチンコ化されていた。
コジコジのパチンコ台あったんだ!笑 #I‘ve #had #the http://t.co/XCkkUl3K6d pic.twitter.com/101knl0ueJ
— yuuto_naga (@yuuto_naga) 2013, 10月 6
別段、どうしてもコジコジではなければいけないような台でもなく、何故パチンコ化されたのかよくわからないが、原作同様にシュールなことだけはパチンコファンの心に刻まれたのであった。
母にコジコジのパチンコ台があると言われた私は……反応に困った困った。
— とんと (@nomi_haki) 2015, 5月 29あ
2011年にホールで『CRタイタニック ザ・パチンコ』と出会い衝撃を受けたパチンコファンは多いはずだ。
crタイタニック 手錠切断チャンス! http://t.co/3gyw9bAyPS pic.twitter.com/XuQwUlbzID
— パチンコ・パチスロ実況動画 (@runkeiba) 2015, 3月 19
船首役モノに手錠切断チャンスと「色あせない感動再び…」とはいうものの、あの名作をどうしたらここまで変貌させるのか。映画『タイタニック』の版権であれば、安いとは考え難くいのだが。
これはシュールを通りこして電波ではなかろうかと感じてしまい「どうしたんだろうか?」という感想を拭えないのだ。
「CRけろけろけろっぴ」は、可愛い顔して当時かよっていたホールのクギがガチガチだったので全然かわいくなかったorz pic.twitter.com/fnS3xM6WXP
— ミゲル・デ・破門 (@miguel_de_hamon) 2015, 9月 13
2003年にホール導入された『CRけろけろけろっぴ』は、当時、非常にセンセーショナルだった。
版権物が増えてきたとはいえ、当時として知名度的には文句なしのメジャー
タイトルでしょう。
・・・その割りにあまり話題にもならず設置を見つける事すら困難だったのは
ゲーム性云々以前に、パチンコの客層とキャラクターが物の見事に一致しな
かった為ではないかと?
出典:CRけろけろけろっぴNH(銀座)|懐かしのぱちんこ名機列伝
けろけろけろっぴと言えば、ハローキティとならぶサンリオの代表キャラだ。そんなけろけろけろっぴが突然、タバコの煙が充満するホールに登場したのだから誰もが「どうしちゃったの?」と首をかしげずにはいられなかった。
なんでけろけろけろっぴをパチンコにしようと思ったんだろう・・・
— さくらのみや (@sakuranomiya321) 2015, 8月 28
>2003年に銀座からパチンコ機「CRけろけろけろっぴ」が発売された。2009年時点で、サンリオキャラクターで唯一パチンコに起用されている。 かつての人気者がパチンコに売られてた。誰だパチンコに打ったのは
— 九一三代 (@mishiro) 2014, 8月 27
パチンコファンたちも「どうしたのだ?」と、いまだに釈然としないある意味で名機とよべる『CRけろけろけろっぴ』であった。
激アツ演出は、なんとリールが停止した状態でワニワニパニックするというもの。80点以上の高得点をだせればボスワニが大当たりを獲得するという画期的?な仕様となっていた。
スロットのワニワニパニック。モグラ叩きを実機でやらされて、ハズした日には恥ずかしくて帰りたくなったwww pic.twitter.com/LDKOSIcFWJ
— ぱちぱち21 (@pachipachi21) 2015, 9月 13
正直、言葉すら失うほど「どうしてパチスロにしたのか?」と問いたくなる機種なのであった。
「ごゆるりと」ということで、最近は『ストライクウィッチーズ』をリリースしたオーイズミが2011年に開発したハネスロ『リラックマ』は、もう色々な意味で大問題機種であった。
知らない人の為に オーイズミの奇跡と呼ばれたゲテモノ版権 パチスロりらっくま http://t.co/8VejQVJ5p4
— ししお@磯野~FF14やろうぜー (@mai_CCO_key) 2014, 12月 21
ハネスロとは、誰でも簡単に安心して楽しめることをテーマに開発され、パチスロの技術や知識は必要なくメダルを入れて順番に押すだけで遊べるというもの。
パチスロりらっくまがシュールすぎるwwwwwwwww
— ありんこ(インド亮) (@arinkochamploo) 2011, 6月 17
RT搭載の『リラックマ』は、メインリールが2つしかなく、右は倍倍リールと称されており、メインリールでごゆるボーナス(BIG BONUS)が揃うと 倍倍リールで「×1」で60枚獲得、「×2」で120枚、「×3」で180枚という非常にゆる~い仕様となっていた。因みにフリーズ演出が起ると「×4」の240枚獲得だ。
パチスロりらっくま打ちながら台殴る人のストレスって…
— (jyonagold) ショーサン (@USAGIEBI526) 2011, 7月 16
そもそも、なんでこんなファンシーな版権使ってまでリリースしたのかと思わざるを得ない台だった。
ここに上げた機種以外にも版権を無駄遣いしただけじゃないかと首を傾げたくなるパチンコ・パチスロ機は多数存在する。できることなら、無駄な製作費をかけずに遊戯台の内容で勝負をしてもらいたいと思うのである。