【切ない】ホールが絶滅の危機に瀕している件

2016/06/28

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  • zenmetu@
    かつては遊技人口3000万人という一大レジャーだったパチンコだが、遊戯人口の大幅な減少に伴い、全国各地でホールが閉店に追い込まれている。

    遊技人口の減少

    レジャー白書によると、平成7年には2,900万人を数えたパチンコ・パチスロの遊技人口は、平成25年に1,000万人を切るところまで激減。翌年1,150万人に少しだけ回復しているが、低迷は続いている。

    店舗数の減少

    遊技人口が減れば、ホールの存続も厳しくなる。全日本遊技事業協同組合連合会によれば、平成7年には全国で18,244軒もあったパチンコ・パチスロホールは、平成27年に11,310軒まで減少。このままでは10,000軒を下回るのも時間の問題と思われる。

    大手が優勢

    13:
    小さい店が2~3店舗潰れて大手が1店舗増える
    俺の周りはここ数年こんな感じ

    17:
    >>13
    一緒一緒
    個人経営と弱小グループが密接してる地域に大手が入り込んで根こそぎ顧客奪う感じだわ
    大手がきたら数年で潰れるね何処も

    出典:パチパチマニアックス
    最近の新規出店はほとんどが大手グループ。厳しい状況の中、体力のない中小ホールは撤退を余儀なくされている。

    かつての黄金期

    今でこそパチンコ・パチスロホールは全国で10,000軒そこそこにまで減ったが、戦後の復興期にはなんと45,000軒を超えたこともあったようだ。

    全国のホール数は娯楽が乏しかった戦後の復興とともに増加し、昭和20年年代後半には4万5,000軒を超すまでに急成長しました。しかし、射幸性の高い連発式パチンコ機の禁止令が出たことでホール数も激減。昭和30年代のはじめには約8,800軒にまで減少しています。その後は長い間に渡って、1万軒のライン推移していたのですが、昭和50年代の半ばのフィーバー機登場が市場を大きく変えます。いわゆる「フィーバー・ブーム」の到来で、以降、店舗数は年間400軒から500軒ずつ増加しました。

    ところが、平成7年頃に変造プリペイドカードの横行やパチンコへののめり込みを起因とする複数の課題を社会から突きつけられたのを契機に、全国のホール数は減少に転じ、現在に至っています。

    出典:パチンコ業界WEB資料室

    パチンコとパチスロのバランス

    遊技人口・ホール数が減少する中で、設置台数に目を向けると、平成7年にはパチンコ3,822,143台:パチスロ700,332台と、パチンコがパチスロの5倍以上であったのが、平成27年になると2,918,391台:1,661,562台と、パチスロがかなり追い上げてきている。最近また設置台数は減ったようだが、昔に比べてパチスロの存在感は随分増していると言えるだろう。

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    厳しい冬の時代が続くパチンコ業界。かつての黄金期の再来は望めずとも、どうにか生き残ってほしいものである。

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