MAXタイプの撤去期限が迫る中、7月の適合率は今年ワーストを記録してしまったという。今後の新台が心配だ。
パチスロ適合数 減少続く/保通協 – 株式会社近畿出版社 (プレスリリース) (ブログ) https://t.co/teHVTqsL8t pic.twitter.com/sRLLxXZpGl
— パチンコ&パチスロ最新ニュース (@kare_rengou) 2016年7月4日
パチンコ・パチスロは完成しても勝手に設置していいわけではなく、保通協(一般財団法人保安通信協会)の型式試験を受けなければならない。試験を受けた機種のうち何割が合格したか、という月ごとの数値が適合率である。
2016年7月パチンコ適合率が今年ワースト記録!!「P:34.7%、S:38.0%」の低水準!! https://t.co/uSKXsAwtUb pic.twitter.com/a6Ini8gGQP
— 2ちゃんねるまとめ総研 (@moriizoh55jp) 2016年8月2日
2016年7月の適合率は、パチンコ部門38.0%、パチスロ部門34.7%。パチンコは適合率・適合件数共に今年のワースト記録となった。ちなみに今年1月のパチンコ部門適合率は48%であった。
記事アップしました。: 今年最初の保通協型式試験等状況データ発表/ぱちんこ適合率は48%に – 続いて定点観測データ、保通協発表の型式試験状況です。2月頭発表ですので「2016年1月度」のデータですね。… https://t.co/8Dkvld3MIh
— P-media Japan (@pachinkomedia) 2016年2月4日
ブログを更新しました。: 平成28年7月の型式試験等状況@保通協。 https://t.co/Bp7VQdXOxX
— 板の13.5 (@ita_13_5) 2016年8月5日
保通協の型式試験は無料ではない。莫大な手数料がかかる。どのぐらい莫大かというと……
【記事更新】 : 【悲報】7月の型式試験、ぱちんこの適合率が過去最低を記録。保通協「去年の私の手数料収入は24億です」 https://t.co/IlKgbyVAkz pic.twitter.com/WnBIDn3NVa
— パチンコ・パチスロ.com (@pachicom777) 2016年8月4日
型式試験機関の保通協(一般財団法人保安通信協会)の2015年度(2015年4月1日から2016年3月31日)の「遊技機の型式の検定」手数料収入が前年度の約16億9,500万円から約7億1,780万円(42.3%)増えて約24億1,280万円を計上していたことが保通協のホームページに公開されている。
2015年度の受理件数は計1508件であったというから、単純計算で1件あたり160万円もかかっていることになる。これだけ支払って試験を受け、7月はおよそ3件に1件しか合格しなかったのである。
P世界で4台しか無いから保通協の試験手数料すら回収出来てないんじゃないかコレ
— Liz@貧脚クライマー (@lizwei25) 2015年6月21日
保通協は2011年に総務省から手数料の見直しを求められ、値下げを実施したという。
「手数料収入の超過により、相当額の剰余金が発生しているにもかかわらず、手数料の額を据え置いている。また、審査業務の省力化に応じ、手数料を割り引く余地がある」などと指摘。具体的には「(毎年)継続して事業収入の10%にあたる約3億円の事業活動収支差額(剰余金)が発生しているが、手数料の見直しが行われていない」「審査の初期の段階で遊技機の不適合が見つかり、申請者の希望に応じて審査を途中で終了する場合も、手数料は全額徴収し、申請者に過度の負担を求めている」として、改善を促している。
それでも実に羨ましい手数料収入である。
適合しなければ新台は出せない。しかも手数料は返ってこない。適合率ダウンはメーカーにとってもユーザーにとっても痛手である。