8月末が期限だった第1次・第2次撤去リスト。対象機は既に99%撤去されているということで、事態はいったん落ち着いた……かに見えたが、全日遊連は腹の虫がおさまらない様子である。
【記事更新】 : 【悲報】違法遊技機の撤去問題でメーカー側の負担は実質0円らしいぞwwwwwこれは酷いwwwww https://t.co/qI691ltR3b pic.twitter.com/ZVLA9zt9cQ
— パチンコ・パチスロ.com (@pachicom777) 2016年8月29日
今年に入り、「検定機と性能が異なる可能性がある」として、計70万台以上のパチンコが撤去されることとなった。責任の所在はハッキリしないまま、第1次・第2次リストの期限(8月末)を迎え、第3次リストの期限(年末)もじわじわと迫ってきている。
新しい記事を投稿しました! 【パチプロ日記】日工組VS全日遊連~撤去問題~ https://t.co/dNedGC5IpG pic.twitter.com/kwIDb1Mjq6
— ポトフ (@patinkazunet) 2016年9月30日
全日遊連は9月27日、対象機が撤去された後の「統一表示」として、「この台は、『遊技機メーカーの不手際』により回収・撤去されました。今しばらくお待ちください。」という文章を使うことを発表した。カギカッコでくくっているあたり、かなりケンカ腰である。
【記事更新】 : 【悲報】8月末時点の全日遊連加盟店は1万77店舗で20ヶ月連続減となった模様。1万店舗以下になるXデーも近いな・・・ https://t.co/T4kLkkrLKp pic.twitter.com/YSDr2HHR3U
— パチンコ・パチスロ.com (@pachicom777) 2016年9月18日
全日遊連とは「全日本遊技事業協同組合連合会」の略で、全国のホール組合の連合会組織である。毎年秋の「全国ファン感謝デー」も全日遊連が主催している。
全日本遊技事業協同組合連合会(略称:全日遊連)は、平成元年5 月20 日に全日本遊技業組合連合会として発足し、平成4 年1 月16 日には、中小企業等協同組合法による協同組合として内閣総理大臣(国家公安委員会・警察庁管轄)の認可をうけ、名実ともに全国のパチンコホール組合の協同組合連合会組織となりました。 現在では、毎年秋に開催される全国ファン感謝デーの開催や、身近で手軽な大衆娯楽を目指し、不正行為の撲滅活動などを展開しています。
8月末が撤去期限だった「不正」遊技機が残存していないか、日工組が現場確認へ https://t.co/Z4Kxd89JUT pic.twitter.com/DJKHQ9EzFc
— 楽太郎 (@geneki_tentyou) 2016年8月29日
日工組は「日本遊技機工業組合」の略で、パチンコメーカーの組合組織。全日遊連と日工組は撤去問題に関して定期連絡協議会を毎月開催しているというが……
【記事更新】 : 全日遊連ちゃん「助けて!第3次撤去リストの補償問題の話が全然まとまらないの!」 https://t.co/J1bZFGyM3y pic.twitter.com/Mqh5Ll02KW
— パチンコ・パチスロ.com (@pachicom777) 2016年9月22日
お互いに責任をなすりつけあっているようで、なかなか議論はまとまらない模様。今回発表された強気のポスターにも対立の根深さが見て取れる。
「検定時の釘とホールへ納品時の釘が違う」からメーカーの責任だ!!
でも、ホール側としても、そんな事はどの店でも知っていた事でしょ??って思いますね。
だから、メーカーが悪い、ホールが悪いという意見の言い合いではなく、業界全体でまとまってこの問題を解決してほしいです。
パチンコの撤去問題しかり、豊洲の盛り土問題しかり、大勢の人間が関わり、多くのお金が動いている時、「責任」はうやむやになりがち。そして割を食うのは結局一般人なのである。