【もういいよ】2020年問題についてまとめてみた

2017/10/28

トレンド

  • 2020
    2018年2月に風適法施行規則が改正され、パチンコ・パチスロへの締め付けが強化される。だが、本当にヤバいのは2018年でなく「2020年」なのだという。

    「2020年問題」とは


    2月1日を境に「みなし機=検定・認定の有効期間を過ぎた台」は原則撤去となるが、認定さえ受ければ古い機種でも「2018年2月1日から最長3年間」置いておくことができる。よって、改正直後にバタバタと店が潰れるわけではない。問題は、新たに取った認定の期限が切れる2020年~2021年である。

    みなし機は撤去


    みなし機は施行規則改正の瞬間に全撤去。現在「検定有効期間中」及び「認定有効期間中」の機種は、改正後、みなし機としての設置延長は不可。この画像は愛知県遊興がホール向けに出した資料のようだが、おそらく全国で同様の扱いになるものと思われる。

    『バジ絆』の撤去期限

    去年12月に認定を取得していない現時点で「みなし機」状態のバジリスク絆は来年1月31日で撤去になります。認定を取得したバジリスク絆は規則改正に伴う経過措置期間中(来年2月1日から3年間)は認定が有効なので撤去の必要はありません。認定有効期間が満了すればみなし機状態になるので撤去になります。よって認定期間中のバジリスク絆の撤去は2019年12月となります。

    出典:パチ屋店長のお客様応援隊
    一部で2017年内撤去かと騒がれていたエレコの『バジリスク~甲賀忍法帖~絆』は、2016年12月に「認定」を取得しており、施行規則が改正されても即撤去にはならないが、認定が切れる2019年12月には撤去。つまり2020年からは、すべてのホールが『絆』なしで営業しなければならないのである。

    前回の改正では…

    前回、大幅な規則改正が行われた平成16年(2004年)であるが、それまでに比べ若干減少店舗数が増えているものの、前年度、翌年度との差は見られない。しかし、平成16年の規則改正の経過措置期間が切れる平成19年(2007年)には、突然1000店舗以上も減少している。
     規則改正後、計画的に旧規則機を新規則機に入れ替えず、経過措置期間が切れるタイミングでの入替費用に耐え切れなかったのだろう。また遊技機を入れ替える気などさらさらなく、このタイミングでの閉店を予め計画していた店舗も多くあったと推測も出来る。
     この過去の事例からも、今回の規則改正によって、パチンコホールが大幅に減少するのは、経過措置期間や現行の遊技機設置可能期間が切れる2020年~2021年であると十分に予測できるだろう。

    出典:Yahoo!ニュース
    前回、風適法施行規則の大幅な改正があったのは2004年。この時も、改正直後でなく、経過措置期間が切れてから一気にホールが減ったという。

    受動喫煙防止条例もスタンバイ

    東京都の小池百合子知事は8日の記者会見で、罰則付きの受動喫煙防止条例を制定する方針を正式に表明した。近年の五輪・パラリンピックでの屋内禁煙の流れを踏まえ、2020年の開催都市として「スモークフリー」を打ち出す。法整備が遅れている国に先駆け、ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会のある19年の施行をめざす。

    出典:日本経済新聞
    東京都の受動喫煙防止条例は2019年に施行の見通し。喫煙人口の多いパチンコ業界には大きな痛手となるだろう。やはり「2020年」は「魔の年」となりそうだ。

    ■□関連記事□■
    【喫煙大国】遊技者の43%がタバコを吸うらしい

     

    2020年問題は「認定機の撤去期限が来たらヤバい」という考え方。「新台の力で業界が再び盛り上がる」という可能性を一切考慮していない。もう新台には全然期待できないということなのだろうか?

    TOP:YouTube

| TOP |